紙の本
スティーブジョブブズを読む
2015/01/29 22:34
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投稿者:ぬー - この投稿者のレビュー一覧を見る
スティーブ ジョブブズを読んで、自分の過ごしてきた歴史と照らし合わせて見る。とても面白く読めます。Appleがより好きになりますね。。
紙の本
アップルの創設者スティーブ・ジョブズ氏自身が協賛した彼の物語です!
2016/09/15 09:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
スティーブ・ジョブズ氏は取材嫌いで知られていましたが、本書は彼が唯一取材に協力した数少ない作品の一つです。上巻から続く下巻では、彼の「3年先を見る」という新製品開発の哲学と同時に、iPODをはじめとする数々の新製品の発表、さらに、イッセイミヤケを愛する日本通、彼の家族との生活など、知られざる彼の多様な面が描かれています。アップル、スティーブ・ジョブズのファンにはたまらない一冊でしょう。
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アップルCEO復帰から亡くなるまで。
上巻の終わりで築いたピクサーでジョブズは得難い資質を身につけたようだ。
それは「任せられる人を見つけて、仕事を人に任せる」ということ。
自分もとかく一人で何もかもやってしまいたくなるので、人に任すというその気持ち悪さ・面倒臭さは少しだけ分かるかもしれない。
それにしても30過ぎて本当の意味でイノベーションを起こし続けるってすごい。
というかジョブズの業績の前だと「イノベーション」って言葉すら陳腐で古臭い、体制的なにおいがしてしまう。
いま、この文章はブクログアプリを入れたiPhoneから打っている。
他にもにっくき(笑)Googleのアプリも多数入っているし、こんな風にオープンとクローズドの交差点で製品を使うってのも、いいんじゃないかな
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1年近い積読を経てようやく読了。下巻はPixerでの成功後、Appleに復帰してからがメインなので、もはやヤマらしいヤマはなくひたすら成功に向かって突き進むだけではあるのだが、同時に病魔が襲いくる中で「あらかじめ分かっている(伝記としてはある意味当然の)」エンディングに向かって収束して行く。
これがフィクションであれば最後は「少しは丸くなりました」みたいなところが付け加わるところだが、Jobsは最後まで唯我独尊でどうしようもないところがリアルなんだなとも。そう簡単に人間変わらないよね。
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1000だったので2巻買ってみた。なんていうか、一緒に仕事できる人凄いw
相当タフな人達じゃないと無理だな、きっと。。
自分は、MacBookProを使用しているけど、本当他のPCとは違って、アート作品だと思う。
多分、仕事以外では、Windowsが搭載されているPCは使えないと思う。デザインを受けつけられないはず。
凄い作品だよ、まったく
意外と結構失敗もしていて、それでも諦めずに、素晴らしい製品を作ろうとする姿は、素晴らしい音楽を作るために、妥協をしないアーティストに似てて面白い。
死ぬ間際の、ビル・ゲイツとの対話が、ちょっと泣けてくる。
本当ありがとう。
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世界が変わるプロダクトを生み出すとき、そのイメージは説明しにくいし理解されにくい。なぜなら、それはいま世の中に存在していないものなのだから。人々は、固定概念や既定路線からの批判を試みる。孤軍奮闘のなか唯我独尊でビジョンを具現化できる人物は、ほんの一握りの天才で、スティーブ・ジョブズは間違いなくそのひとりである。
スティーブ・ジョブズは「シンク・ディファレント」を敬愛し尊重し体現した。一般的な組織では非生産的とされる会議も、彼にとってはビジョナリーを実現するための大事な手段であった。頭のなかの明確なイメージと目の前にある現実が異なっているから怒号も叱咤も飛ぶ。
そんなスティーブ・ジョブズも、1,400万株のストックオプションを辞退しながら改めて2,000万株を要求する理解不能な性格は健在ながら、上巻と比べてだいぶ人格者になっている。それはアイブやクックなどビジョンを共有でき信頼できる仲間ができ、体制に立ち向かう弱者から自身が体制側になり、そして死と向き合う機会が増えたからだろう。
ジョブズ亡き今、それでもアップル社は成長し続けている。彼個人の能力を超えたビジョンが浸透した結果なのかもしれない。今後、ジョブズを超えるようなビジョナーな誕生して世の中を変えていくのだろう。楽しみである。
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一転してブルースありフォークありなトーンへと差し込み涙を誘うリフが咲き誇るかのようなエピソードを奏でるのがこの下巻。
この時代をともに生きともに過ごしてきたからかピッチの速度は緩やかに変わったように感じた。
事業を創造し展開することや、人生を賭して何にかけていくのかを真正面から問うてくれる書籍でもある。
やや最終章の終わらせ方に作者のドラマチックな演出を感じないでもないが、改めてこの書籍は読んでよかったと振り返る。
まもなく5年。感謝とともに。
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自分は特別だという考えが、ジョブズの人生に明らかに表れている。それはどちらかというと、自己中心的というよりも、信念や執念を飛び越えて信仰に近いように感じます。まだ形になっていない抽象的な何かに対して、こだわり信仰する力。スゴイ。
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24.30.02.12.一より話が現代に向けて加速してくるので色々実感できて楽しく読めた。あの頃のおんがくプレーヤーは確かに乱立してたけど良い製品ってのは少なかった。唯一ソニーが残っていたし、私もそれを使っていたが、アップル製品の方が完成度は高かったんだろう。過去のアップル製品を確認してみたが、毎回試行錯誤、色んな製品を出していた。どれも見た目がワクワクする内容で。そういう意味では最近のアップル製品は、変化が鈍化した気がする。ジョブズはスーパーマネージャーであり、良きデザイナーだったんだろうなと。アップルには最先端を産み続けて欲しい。
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アップル追放後、ピクサーで活躍していたジョブズがアップルを立て直す時代から最後までのお話。
一貫して製品の力を信じ、シンプルで卓越したモノ作り、絞込む力で、アップルが今取るべき道を明確にし、クリエィティブな部隊へと復活させた。1,2巻読むとボリュームが凄かったけど、養子問題、インドでの禅への崇拝や追放、挫折など、様々な経験があってこそ、あの信念が確立されていったのだと分かった。頑張って読んでよかった。
自分が惚れ込んでペプシから引き抜いたスカリーだったけど、利益重視でアップルを狂わせてしまったということは、さすがのジョブズと言えど自分が持っていない分野の人を見る目はなかったのかもしれない。反対に、ジョニー・アイブなどの優れたデザイナーはバチっと引き当てる。製品作りの掛け合いから、アイブだけの力でなくジョブズの創造性とかけ合わさった結果だ。
またギャップがカジュアル文化の象徴となったのはドレクスラーによるエンドツーエンドで百貨店ではできない全てのコントロールをしたからだという。アップルストアの成功も圧倒的に考えられた印象を大事にするという信念とコントロールからあんなにも人を惹きつける店になったのだと思った。
ライセンス売りしてオープン化を図ったゲイツも一体型で製品をコントロールしたジョブズもどちらも成功しているが、前者がビジネス性、後者が創造性なのだと思う。
最後にジョブズが会社として、こだわった後世まで続く会社とは、意義のある会社としかなかったが、社会になくてはならない、人に必要な会社ということなのかもしれない。顧客体験にこだわり新たな生活スタイルを産んだアップルはまさにそうなのだろうと思う。
子供のために伝記を残そうとしてくれてよかった。完璧な人ではないが、伝説の人だ。
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点と点がつながって線になる。
文系と理系の交差点に立てる人こそ必要。
これが当時高校生で進路に迷っていた自分に大きく影響を与えてくれた文章だった。
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読んで良かった。スティーブ・ジョブズに関しては何も知らなかったが、本書を読んで理解が増したし、アップルという会社の根幹が少しながら分かった気がした。こんなボスの下で働くのは辛そうだが、得るものも大きいのだろうな。本気で世界を変えようと思える人しか世界は変えられないって、そうなんだろう、きっと。禅に魅了されていた事、京都が好きだった事、イノベーションのジレンマ等勉強になった。もっと長生きしてもらって、今でも彼のビジョンを聞きたかった。
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これまで、スティーブジョブズはアップルのCEOですごいプレゼンをする人くらいの認識しかなかったが、本書は、スティーブジョブズがどういう考えで製品を作っていたのか、また、どういう考え方をしている人間なのかを教えてくれた。特に本書の前半部分においては、色々ぶっ飛んだヤバいやつという印象を受けるが、彼の製品に対する情熱や会社の経営の仕方については、勉強になると感じる部分が多かった。
特に、"集中"。ジョブズは、一度アップルを去った後、再びアップルに戻ってくる。戻る前のアップルは経営状況が悪く倒産寸前の状態となっていた。そこで戻ってきたジョブズが行ったのが、力をいれる製品の絞り込みだ。「消費者、プロ、デスクトップ、ポータブル。各分野一つずつ、合計4つのすごい製品を作れ」と宣言した。これによって、様々なプロジェクトに分散していた人員を4つに"集中"させることができ、経営状況が回復した。他にもいくつかの集中に関する逸話が載っている。
私は多くのことを同時進行させ過ぎて、全てがうまくいかなくなってしまうことがよくある。優先順位付けだけでなく、ときには切り捨てることによって、心や体の余裕を作ることは成功の秘訣なのかもしれない。
このレビューもMacBookで書いているが、私は最近アップル製品を愛用しており、その使いやすさとカッコよさに魅かれている。特にAndroidからiPhoneに乗り換えた時の感動は忘れられない。
この本を読んだらアップル製品のどういった部分が他の製品と違うのかよくわかる。それは、製品だけでなく、消費者の体験まで、その全てをコントロールしようとしていること。また、デザインも最大限こだわっているということだ。詳しくはぜひ本書を読んでほしい。
アップル製品が好きな人、このクレイジーな成功者がどうやった人生を歩んできたのか知りたい人は、ぜひ本書を読むことをお勧めする。
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そのツールはシンプルだろうか? 顧客が今後、何を望むようになるのか、それを顧客本人よりも早くつかむのが僕らの仕事なんだ。欲しいモノを見せてあげなければ、みんな、それが欲しいなんてわからないんだ。だから僕は市場調査に頼らない。
「顧客が今後、何を望むようになるのか、それを顧客本人よりも早くつかむのが僕らの仕事なんだ。欲しいモノを見せてあげなければ、みんな、それが欲しいなんてわからないんだ。だから僕は市場調査に頼らない。歴史のページにまだ書かれていないことを読み取るのが僕らの仕事なんだ。」
見たもの聞いたことを組み合わせ、世の中になかったものを想像してきたジョブズ。彼は、無いものはできないと思うのではなく、イメージで来たものは、必ず作れる。という信念を持っていたのではないだろうか?
もはやジョブズに率いられることのないアップルは、いやIT業界は、ジョブズがいなかった時のように、利益至上主義に戻り、混沌としてゆくのだろうか?それとも新たなリーダーに引き入られ、新しものを生み出してくれるのだろうか?
顧客が求めているのは、情報やエネルギーを消費するためのシステムだろうか?それとも、情報やエネルギーを生み出すシステムだろうか?そのツールはシンプルだろうか?
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「不可能を可能に歪曲させる天才」
自己中心、相手を罵る、完璧主義者
それでもついていくスタッフがいる そして嫌われ口を発しながらもその相手を観察する
そして自分の思う完璧な製品を創る 発想的天才