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紙の本
死ねばいいのに 文庫版 (講談社文庫)
著者 京極 夏彦 (著)
死んだ女のことを教えてくれないか。三箇月前、自宅マンションで何者かによって殺された鹿島亜佐美。突如現れた無礼な男が、彼女のことを私に尋ねる。私は彼女の何を知っていたという...
死ねばいいのに 文庫版 (講談社文庫)
死ねばいいのに
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商品説明
死んだ女のことを教えてくれないか。三箇月前、自宅マンションで何者かによって殺された鹿島亜佐美。突如現れた無礼な男が、彼女のことを私に尋ねる。私は彼女の何を知っていたというのだろう。交わらない会話の先に浮かび上がるのは、人とは思えぬほどの心の昏がり。【「BOOK」データベースの商品解説】
三箇月前、自宅マンションで何者かに殺された鹿島亜佐美。突如現れた無礼な男が、彼女のことを私に尋ねる。私は彼女の何を知っていたというのだろう。交わらない会話の先に、人とは思えぬほどの心の昏がりが浮かび上がる…。【「TRC MARC」の商品解説】
目次
- 一人目。
- 二人目。
- 三人目。
- 四人目。
- 五人目。
- 六人目。
著者紹介
京極 夏彦
- 略歴
- 1963年北海道生まれ。’94年『姑獲鳥の夏』でデビュー。’96年『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞受賞。この二作を含む「百鬼夜行シリーズ」で人気を博す。’97年『嗤う伊右衛門』で泉鏡花文学賞、2003年『覘き小平次』で山本周五郎賞、’04年『後巷説百物語』で直木賞、’11年『西巷説百物語』で柴田錬三郎賞を受賞。他の著書に、「百鬼夜行シリーズ」の未来を舞台とした「ルー=ガルーシリーズ」などがある。
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紙の本
予想外かも?!
2015/08/21 20:17
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hitokobu - この投稿者のレビュー一覧を見る
京極さんの本は結構好きでいくつも読んでいますが、この話はいつもの不可思議なシリーズや怪談的なものとは違う、面白さがありました。
人間の後ろ暗い部分や皮肉な部分が絶妙に描かれていて「京極さん、流石!!」と思わせる内容になっています。一癖も二癖もある登場人物たちの深層心理や語り手の複雑だけれど素直な気持ちや話し方・話の内容がなどが面白く、何度読んでも飽きません。というより読み返すたびに考えさせられたり、こう言いたいのかな?怖いな、面白いな、といった感想が次々と自分の中でも変化していくのが分りました。登場する全ての人に共感してしまう部分があったり、いや、ちょっとおかしいでしょ、変でしょ、と思わされたりする不思議な気持ちになる本でした。話の要になっている人の心理は私的には共感できる部分があって、それも、要の人物の年齢くらいのころには結構葛藤があったこともあって共感する部分が大きかったこともあり一気に読んでしまいました。一気に読んだ後、何度も読み返しました。一度は悩んだり、何か葛藤を抱えたことのある人には読み応えのある本だと思います。タイトルは残酷な気持ちにもなりますが、納得もさせられる意味が含まれていると思います。
電子書籍
不条理の理
2018/06/24 20:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:AR - この投稿者のレビュー一覧を見る
論理展開に拍手。読んだ後でじんわり不条理を感じます。でもそれが理である危険性がこの本の醍醐味。
紙の本
死ねばいいのに
2012/12/19 00:43
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:toshi - この投稿者のレビュー一覧を見る
百鬼夜行シリーズしか読んでいなかったけれど、これは現代もの。殺人事件被害者の関係者を訪ね歩く主人公、結構失礼で、無神経なので反感を覚えるにも関わらず、いつの間にか自省をさせられる。題名になっている一言が、なんか自分に対しても言われているような気がしてくる。
紙の本
まず、タイトルに驚く
2022/03/20 21:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る
京極堂シリーズ以外の京極夏彦の作品を初めて読んだ。まず、タイトルに驚く。そして、すごく凝った構成のミステリーである。連作短編のような構成で、6つの話が収められている。あっと驚く結末である。
紙の本
これもまた嫌な小説
2020/07/02 17:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
読んでいるうちに弾劾されている気持ちになる、かなり嫌な小説。
ページ全体に悪意を塗り込めたような重ささえ感じた。
紙の本
まるで自分に言われているかのよう
2019/01/10 01:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:環 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「死ね」。子どもの頃、誰もが1度は言ったことがあるのではないだろうか。「死にたい」。誰もが1度は思ったことはないだろうか。主人公である男が死んだヒロインに関係している人々を訪ね、ヒロインについて聞いて回るこのお話。1つのお話の終わりに必ず主人公が吐くセリフは、まるで自分に言われているかのような錯覚に陥る。
紙の本
名作です。
2016/12/23 00:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おさる - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公のケンジが関係者の人を訪問して、
故人のことを尋ねて歩きます。
その関係者の証言の矛盾を次々を
突いていきます。
みんな持っているような矛盾を突くので、
心がいたいときがあります。
日々のふるまいを見直す機会になるかもです。