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紙の本
独立記念日 (PHP文芸文庫)
著者 原田 マハ (著)
恋愛や結婚、進路やキャリア、挫折や別れ、病気や大切な人の喪失…。さまざまな年代の女性たちが、それぞれに迷いや悩みを抱えながらも、誰かと出会うことで、何かを見つけることで、...
独立記念日 (PHP文芸文庫)
独立記念日
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商品説明
恋愛や結婚、進路やキャリア、挫折や別れ、病気や大切な人の喪失…。さまざまな年代の女性たちが、それぞれに迷いや悩みを抱えながらも、誰かと出会うことで、何かを見つけることで、今までは「すべて」だと思っていた世界から、自分の殻を破り、人生の再スタートを切る。寄り道したり、つまずいたりしながらも、独立していく女性たちの姿を鮮やかに描いた、24の心温まる短篇集。【「BOOK」データベースの商品解説】
恋愛や結婚、進路やキャリア、挫折や別れ、病気や大切な人の喪失…。寄り道したり、つまずいたりしながらも、独立していく女性たちの姿を鮮やかに描いた、24の心温まる短篇を収録。〔「インディペンデンス・デイ」(2010年刊)の改題〕【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
川向こうの駅まで | 8−22 | |
---|---|---|
月とパンケーキ | 23−37 | |
雪の気配 | 38−52 |
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紙の本
それぞれ違う「これが一番」が見つかる
2019/07/04 21:17
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
やっぱり原田マハはいいなあ、というのが『独立記念日』の感想。
あまたある原田マハ作品で、次はどれを買おうかと迷って、表紙で決めました。
ゴッホの「花咲くアーモンドの木の枝」が表紙の絵です。
さまざまな「独立」を描く24の小品は、すべて登場人物でつながっています。
ちらっと登場した女性が、次の話の主人公。
主人公が変わるとがらりと話が変わる。
つながってるけど、転換する。
ちょうど連歌のような感じ。
で、ちゃんと一回りして、最初に戻ります。
ちょうど2ダースある短篇には、はずれはひとつもない。
私が一番好きだったのは、「名もない星座」。
理由はひとことで言えませんが、この本を読んだ人には、それぞれ違う「これが一番」が見つかると思いますよ
紙の本
繋がる話
2017/09/13 09:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はらお - この投稿者のレビュー一覧を見る
独立記念日、インディペンデンスデイだと固く大げさなイメージがあるので、「自分がちょっと変わった日」「独り立ちした日」という感じでしょうか。女性が主人公の短編ばかりなので、こんな男が 読んでいいものかと思いましたが、存分に楽しませていただきました。1つ1つは何気ない短い話なのですが良い味わいを出して結末を迎えバトンタッチして続いていく。このバトンタッチ感がイイ!表紙の絵に魅せられてジャケ買いした本では今のところ今年一番です!俺の第1感、捨てたものではない!
紙の本
泣ける
2017/02/13 00:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こいろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんとなく、こうありたいという自分と照らし合わされているようで読んで行くと前向きに頑張れる気持ちになります。
短編集ですが、どことなくさりげなくつながる物語が人と人とを繋げる縁の広がりを感じます。独立でありつつ、孤独からの脱却のようです。
紙の本
縁となり還って来る
2015/11/29 22:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:szk - この投稿者のレビュー一覧を見る
いろいろここにつらつら書くのがもったいないくらい、ステキなお話がつまった短編集。全て女性が主人公。それぞれが悩みつつも、自分の道をみつけ歩みだしていく物語。いつのまにか連作になっていて、人と人との繋がりができていく。最後は綺麗な円(縁)を描くかのように一カ所に還ってくる。「ふたりの時計」「バーバーみらい」「魔法使いの涙」が特にお気に入り。苦しいとき、道に迷ったとき、出会った人とお話してみるのは悪くないかも。ほんの小さな、手にのせたらすぐに消えてしまいそうな言葉で、新しい扉を開くことができるのならば。
紙の本
欲しいのは褒め言葉じゃなく
2015/11/23 23:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくまりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
人生の道すがら、ちょっとつまづいてしまった24人の女性たちの物語が集まる短編集。実家を離れての一人暮らし。内定切り。親友との別れ。男の見込み違い。失恋。離婚。シングルマザー。よくある話ではあるけれど、それぞれの女性にとっては、一度きりの人生の一大事。「よく一人で乗り越えられたね」「すごいね」「強いね」「がんばってね」・・・。褒めてもらって、励ましてもらって、でも、何かが違う。欲しいのは、そんな褒め言葉じゃない。
じゃ、どうしてもらいたかったの?と問われたところで、彼女たちは答えるべき言葉を持っていない。ややこしい悩みが解決したわけでもない。でも、今夜ひと晩、ぐっすり眠ったら、明日、何をすべきかは分かっている。「自由になるんじゃない、独立するんだ(「独立記念日」)。
読み終わると穏やかで温かい気持ちになれる。
紙の本
なるほど
2016/12/03 20:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ムジクムジカミュージック - この投稿者のレビュー一覧を見る
自由になりたいなら、独立しないとね。納得
幾つかドラマにしてみたいなぁと感じた
バーバーみらい お宿かみわら ひなたを歩こう
紙の本
30代の自分に、なら役立った
2023/03/21 18:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とんぼ - この投稿者のレビュー一覧を見る
短編小説は、好きなタイトルからランダムに読むが、こちらは最初から最後まで順序通り丁寧に読むと、きれいな気持ちで読み切れた。前向きに、進もう、一人じゃない、誰かとつながっているんだ、と思いたい時や年齢には良いが、目の前にある毎日を丁寧に生きていきたい、という今の自分には疲れる内容だった。
紙の本
原田マハ、短編集
2020/10/30 14:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MILKy - この投稿者のレビュー一覧を見る
原田マハは(もしかして何かのアンソロジーで出会ったことはあるかもだけど、)恐らく初読み。24編の短編集。色々な境遇の女性たちの。タダの短編集では無く、ビミョーに連鎖、連作になってる感じ。リレー形式というか。数日にかけて読んだから、終わった時には全部きっちりは覚えてないのだけど。。激しい内容でなく、良い意味でぬるま湯温度な作品かな。最後、予想通り?!サークル、回ってきた◎若干、総集編?!的な
私が買ったものと、コチラでは表紙絵が異なっていてビックリ!花の絵の方が良いですね。
20200625
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新しい自分
2017/01/26 19:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:端ノ上ぬりこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
短編が連作になっている。ぐるっと回って一回り。それぞれの女性が、今抱えている事柄や問題から、新たに一歩踏み出すというか、キリをつけるというか、「独立する」という感覚。そんな瞬間や時期を必ず経験するものなので、人それぞれに、それぞれの独立記念日がある。私も新たな独立記念日を見つけたい。
紙の本
私の独立記念日
2015/03/26 11:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:september - この投稿者のレビュー一覧を見る
連作短編。各話のリンク、つながる人。抱えるものは違うけれど必ず前を向ける。川のむこうから戻ってきた、ここに帰ってこれた、だからこの日が私の独立記念日。原田マハさん初読みですが自然と気に入りそうな作風です。