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- カテゴリ:一般
- 取扱開始日:2012/12/08
- 出版社: 早川書房
- レーベル: ハヤカワ・ミステリ文庫
- サイズ:16cm/571p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-15-171854-0
紙の本
解錠師 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
八歳の時にある出来事から言葉を失ってしまったマイク。だが彼には才能があった。絵を描くこと、そしてどんな錠も開くことが出来る才能だ。孤独な彼は錠前を友に成長する。やがて高校...
解錠師 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
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商品説明
八歳の時にある出来事から言葉を失ってしまったマイク。だが彼には才能があった。絵を描くこと、そしてどんな錠も開くことが出来る才能だ。孤独な彼は錠前を友に成長する。やがて高校生となったある日、ひょんなことからプロの金庫破りの弟子となり、芸術的腕前を持つ解錠師に…非情な犯罪の世界に生きる少年の光と影を描き、MWA賞最優秀長篇賞、CWA賞スティール・ダガー賞など世界のミステリ賞を獲得した話題作。このミステリーがすごい!2013年版海外編。2012年週刊文春ミステリーベスト10海外部門第1位。【「BOOK」データベースの商品解説】
【アメリカ探偵作家クラブ(MWA)エドガー賞最優秀長篇賞(2011年)】【英国推理作家協会(CWA)賞イアン・フレミング・スティール・ダガー賞(2011年)】【バリー賞最優秀長篇賞】【アレックス賞(2010年)】8歳の時に言葉を失ったマイクには才能があった。絵を描くことと、どんな錠も開くことが出来る才能だ。やがて高校生になったマイクは、プロの金庫破りの弟子となり…。非情な犯罪の世界に生きる少年の光と影を描く。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
卓越したクライムノベル
2018/09/30 17:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:J・P・フリーマン - この投稿者のレビュー一覧を見る
いきなり、刑務所につとめて10年経ったというマイクの語りからはじまる。いきなり物語の着地点を明かして大丈夫なのかと思ったが、これがなかなか読ませる。ストーリーは、解錠師になるまでのマイクと、解錠師になってから犯罪者たちと仕事をするマイクの二つの時系列が交互に語られる。結末はわかっていても、なぜそうなったかがわからず、気になってどんどん読み進める。
紙の本
構成の仕方がよいです。
2014/05/18 15:38
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おこめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
とんとんと読み進められました。
どうおしてなんだろう、どうなるんだろう、そんな好奇心をものすごくくすぐる作品でした。
タイトルを日本語にしてくれていたのも高感度。
途中でやめられなくなることがありますので、時間の配分にお気をつけて。
紙の本
金庫破り活劇というより青春と大人の中間の恋愛小説といった作品。
2021/01/30 23:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
金庫破り活劇というより青春と大人の中間の恋愛小説といった作品。幼時の悲惨な事件で会話能力を失った少年は、自分の意志に反してどんどん金庫破りという犯罪に引き込まれていく。それを引き留めるのが、皮肉にも少年が守ろうとしている恋人という構図。少年が意に反してどんどん犯罪に引き込まれていく過程は実に興味深く読ませてくれる。しかし、結末は少々アンチョコ。とはいえ、最後の毅然とした恋人の存在が作品全体を温かく包み込んでくれる。つうことで、私的には金庫破り活劇というより少年の成長と恋愛の物語と分類されてしまったです。この作家、どうも犯罪者の心理と更生に関心があるらしい。ちょっと気になる。
なお、時間を小刻みに行き来することで謎めいた展開を狙ったらしいが、この筋書では単に読み難くしただけで、逆効果だったと私には思えるのが残念。素直に時系列に構成・展開した方が読み易く良い作品に仕上がったと思うのだが。
紙の本
解錠師
2020/02/21 19:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
解錠師。なかなか重苦しい話でしたが、読後感は良かったです。いかにもアメリカという雰囲気も楽しめました。
紙の本
思わず惹き込まれます
2015/08/27 21:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:papanpa - この投稿者のレビュー一覧を見る
過去のトラウマから声を失ってしまった青年。彼の特技は,絵と解錠。
若者の悪戯心が起こした事件をきっかけに、彼は美しい少女と出会います。
しかし運命の出会いは,彼をさらに過酷な運命へと導いていくのでした。
個人的感想 ややネタバレ注意
逃れられない状況に、どんどん追い込まれていく少年。
彼が解錠師にならざるを得なかったエピソードと,その後のエピソードが交互に語られるため,一本調子にならず,長いお話ですが飽きさせません。
思わず惹きこまれ、あっという間に読み終えていました。
最後のオチのところ(ピンチのところね)の話は,ひとひねり欲しかったかなという感もありますが,それでも十分面白かったです。
紙の本
解錠師
2013/04/29 10:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:moo moo country - この投稿者のレビュー一覧を見る
風景が目に浮かぶ描写がいい。