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- カテゴリ:一般
- 取扱開始日:2013/02/14
- 出版社: 日本実業出版社
- サイズ:19cm/304,13p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-534-05042-7
紙の本
価格の心理学 なぜ、カフェのコーヒーは「高い」と思わないのか?
架空企業「チョコレートティーポットカンパニー」を例に、価格戦略を利用した新商品の発売、業績の拡大、顧客の獲得などについて詳しく解説し、背景にある顧客心理を分析する。具体的...
価格の心理学 なぜ、カフェのコーヒーは「高い」と思わないのか?
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商品説明
架空企業「チョコレートティーポットカンパニー」を例に、価格戦略を利用した新商品の発売、業績の拡大、顧客の獲得などについて詳しく解説し、背景にある顧客心理を分析する。具体的な企業事例や、ビジネスでの実践法も紹介。【「TRC MARC」の商品解説】
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書店員レビュー
― 980円は1000円よりたくさん売れるか? YES!でも何故? ―
文教堂 カレッタ汐留店さん
モノの値段とは原価に利潤を加えたものだと単純に思っていたが実はナカナカ複雑である。価格設定は他社製品との競合によるポジショニング、消費者の価値意識(ベネフィット)等々の関数的要素により需要曲線は変化してゆく。この本には「チョコレートポット」という架空商品の販売計画を立てる上での価格戦略がセールスプロモーションと共に実践的に書かれている。鰻重の値段が(この本に鰻は出てこないが)特上・松・竹・梅、の4段階とすると顧客は一番上と一番下を対象から外し、残った松と竹の中から上を選択するのが一般的。つまり売る側はこの「松」をメインの商品として販売戦略を立てることになり、この戦略は容易である。
しかし消費者にとって、難しい選択もある。例えば、携帯電話の料金。自分の行動基準を考えて会社とプランを選択するが、実際にどの会社のどのプランが自分にとってお得なのかを正確に判断することはとても困難である。なぜなら、このセット料金には自分の行動上実際に使うものと結局は使わない「保険的」意味の料金がセットになっているからである。「セット料金」には実に様々なものがあるが、(フリーもこの中に含まれる)、このセット料金戦略こそ、売手と買手のバトルであり現在の販売戦略・価格戦略の最前線であるといえる。
社会学の宮台真司的に言えば消費に関しても我々は「任せて文句をたれる作法」ではなく「引き受けて考える作法」を身につけなければいけないのだ。消費者も賢さが求められる時代なのである。
(評者:文教堂書店 カレッタ汐留店 ビジネス書担当 森静男)
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2019/03/11 08:31
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投稿者:gwf - この投稿者のレビュー一覧を見る
読んでいてなかなか面白い。事例(ストーリー)→解説となっているので初学者でも読みやすい。また知識をつける意味でも割と幅広くカバーしている。