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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.8 1,610件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2013/04/12
  • 出版社: 文藝春秋
  • サイズ:20cm/370p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-16-382110-8

紙の本

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

著者 村上 春樹 (著)

三年ぶりの書き下ろし長篇小説。 『1Q84』がいわばジェットコースター的な物語だったので、それとは少し違うものを書いてみたいという気持ちがありました。それがどんなも...

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色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

税込 1,870 17pt

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商品説明

三年ぶりの書き下ろし長篇小説。

『1Q84』がいわばジェットコースター的な物語だったので、それとは少し違うものを書いてみたいという気持ちがありました。それがどんなものなのか、書いてみないとわからなかったけど。(筆者談)

良いニュースと悪いニュースがある。多崎つくるにとって駅をつくることは、心を世界につなぎとめておくための営みだった。あるポイントまでは…。【「BOOK」データベースの商品解説】

死ぬことだけを考えて生きている大学生、多崎つくる。そんな彼にとって、駅をつくることは心を世界につなぎとめておくための営みだった。あるポイントまでは…。書き下ろし長篇小説。【「TRC MARC」の商品解説】

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書店員レビュー

ジュンク堂書店郡山店

理想のシチュエーション

ジュンク堂書店郡山店さん

まっさらな状態で読んで欲しいので感想ではなく、個人的にこの作品を読むのに最高な
シチュエーションを提案しますね。
まず学校または仕事を終えた日の就寝前、ゆっくりお風呂に入ってリラックス。
牛乳で煮出したミルクティーと、ちょっと高級なチョコレートを2個。
部屋ではアロマを焚いて(お香よりキャンドルの方がいいかも)もしあれば、クラシックをBGMにやっと聞こえるぐらいの音量で。
一気に読んでしまうより、一週間ぐらいかけてじっくり読んで欲しいですね。

文芸担当 郡司

ジュンク堂書店新潟店

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

ジュンク堂書店新潟店さん

待ちに待った新刊ということで、全国ニュースになり大盛り上がりなのだけれど、そういった盛り上がりは我関せずと言わんばかりの静謐さ漂う一冊である。
でもその静かな話の中でも、やはり村上春樹氏のつむぐ物語は読むものの心を大きくそして熱くときに冷たく揺さぶり、掴んで離さない。この物語に出会えてよかった、この物語を読めてよかった、極端な言い方かもしれないが、救われた。そんな物語だった。
主人公多崎つくるくんの物語なのだが、読んでいくと紛れもない自分の物語へと知らないうちにすっと変わっていくのである。そしてひとつひとつの文章が胸の奥へ沁みていくのだ。また逆に胸の奥底から、言葉や感情を掬い上げられていくような感覚も覚える。
わたしにとってこの物語は共感以外の何ものでもなかった。きっと私だけではなく多くの人がこの物語を共感し、自分の物語としてかけがえのないものになるだろうと思う。
そう信じて止まない。

文芸書担当 涌井

みんなのレビュー1,610件

みんなの評価3.8

評価内訳

紙の本

読みやすさ抜群。自分の存在を考える物語。

2017/05/21 02:29

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たけぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る

名古屋が舞台ということで予約しておいた。
残念ながら、東京人の想像する東京以外の地方という雰囲気に
終始しており、名古屋らしさは欠片もなかった。
でも、物語の世界観は気に入ったし、さっぱりと楽しめたので紹介する。

多崎つくるは高校時代に五人の重要な仲間を築いた。
不登校児童の多いアフタースクールのボランティアで知り合った。
赤松、青海、白根、黒埜。呼び名はアカ・アオ・シロ・クロ。
つくるだけが名前に色彩を持たない。だから呼び名はつくる。
長ったらしいタイトルの意味である。

これは、なにものにも染まっていない人という隠喩でもある。
こういった部分で、いつもの村上作品と比べて分かりやすいと
感じた。

もう一つの文言である、彼の巡礼の年。
巡礼を辞書で引くと、諸方の聖地や霊場を参拝してまわる
こととある。つくるにとっての聖地・霊場は、かけがえのない
五人の仲間で過ごした時間・空間である。

つくるは東京の大学に行った。残りの四人は名古屋の大学に
残った。大学二年生の時、つくるは四人から切り離された。
一方的に、充分な理由も告げられぬまま。

これは、つくるが失われた心を求める旅の話である。
自分を切り離した四人を責めず、ただ会いに行き、話をする。
そして失われた心を少しずつ再生していくという物語だ。

文中の端々に散りばめられた、頭でこねたようなセリフは
健在である。妙な引っかかりを覚え、はて、何を書いて
あるんだろうと二度・三度読み返す。
そうしてつくるの心情を深堀りしながら、読んでいる
わたしたちもゆっくりと心の旅をしていくのである。

こんなに冷静にふるまえる人なんていないと思うと、
現実感は乏しい。
でも、これくらい大人のふるまいをしたいという心の欲望が
どこかにあって、うまい具合に刺激されてしまう。
村上春樹さんの良さが素直に味わえる作品だと思う。

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紙の本

仲が良かった5人の均衡を破ったのは

2017/01/25 15:41

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひまわりまま - この投稿者のレビュー一覧を見る

高校時代、学校行事を通して仲良くなった5人組。何をするのも一緒だったし、たとえ物理的に離れてもそれは変わらないはずだったのに…。大学進学を機に主人公が東京へ行ったことで、5人の均衡が崩れてしまったのだろうか。あるとき急に拒絶され、戸惑う主人公多崎つくる。彼を取り巻く人々には、色を伴う名前があった。神託を使わす巫女のような不思議な女性の助言に従い、多崎つくるはその理由を聞くために4人を訪ねるたびに出る。村上春樹の描く男性たちはいつも何かを探している。

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紙の本

いつもの村上春樹

2016/12/30 11:57

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:はち - この投稿者のレビュー一覧を見る

中々面白かった気がするが。
読んだ直後でもいまいち内容を覚えていない。ある意味いつもの村上春樹とも言える。

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紙の本

黒と白のグラデーション

2016/06/12 17:07

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:sio1 - この投稿者のレビュー一覧を見る

3/4ぐらいまではぐっと引き込まれ、時間を忘れたが、終わりの色がうすすぎるように感じた。(一読のみでは理解できていないだけなのかもしれないが・・・)
主人公の異性の同級生に対する感覚と距離感はよくあるような気がするだけに懐かしさを覚え、また、途中までは謎解きの要素もあり、どんでん返しのようなものを期待してしまったが、すべてうやむやなまま終わる。

自分の色がないと思い込む中庸的な主人公「つくる」が、過去のトラウマから人との距離を縮めることができないまま、過去の人間関係の巡礼により、やっと少しだけ前を向くことができ、人との距離を縮めつつある過程を描く。孤独からの脱出。

あまり村上作品を読んだわけでもないが、いつも暗い穴に入りこんで出てこれない人が出てくる気がする。今回も暗い穴からやっと自分で地上に出ようとして少し光が見えてきたあたりで終わる。

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紙の本

駄作だと思う

2016/04/11 10:17

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:よしくん - この投稿者のレビュー一覧を見る

村上春樹の作品じゃなければ最後まで読まなかったと思う。
内容がくだらない。つまらない。それによくわからない内容だったと思う。
ノルウェイの森みたいな傑作はもう彼には書けないんだろうなと思った。

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紙の本

読書の快楽

2016/03/28 14:03

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:よしおくん - この投稿者のレビュー一覧を見る

村上春樹ワールド、堪能しました。ミステリー仕立てというか、謎解きもあり、楽しんで読めました。
 ただ、「1Q84」的世界が時々、顔をだしていること。また(沙羅に背中を押され、また16年が経過していたとはいえ)つくるが、珍しく積極的、能動的な主人公だったこと、作品全体が前向きになっている、16年の静止、退行から動き出したこと~などなどを考えると、「1Q84」を引きずりながらも、新たな世界への脱皮を図る作品なのかなと思いました。
 まぁ、難しいこと言わず、読んでください。村上春樹には読書の快楽があります。

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紙の本

ノルウェイの森の向こう。

2016/03/08 19:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

村上春樹氏の作品はエロスとタナトスの通奏低音の上に音楽のモチーフが乗ることが多い。
今作はさらに北欧のイメージが加わったことで、「ノルウェイの森」を強く想起させる。
フェードアウトするようなラストシーンも暗すぎず読後感がよい。

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紙の本

読みやすい村上本

2015/12/08 10:01

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

村上春樹という作家には、独特の世界があって、好みが分かれるのは周知のとおり。そうした中で本作は、「ノルウエイ」や「1Q84]に比べ、随分と読みやすかった。東日本大震災の後に書かれたこともあるのだろうか。相変らず比喩が多かったり、氏ならではの言い回しがあるのだが、そこがこの作家たる所以なのだから仕方あるまい。

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紙の本

やはり最新の長編ですから

2014/05/18 05:55

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者: - この投稿者のレビュー一覧を見る

過去の代表作と比べたりせず、素直に楽しめました。ダイアグラム「続く希望」の噂は良いジョークだったのでは?

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紙の本

村上春樹は大好きだけどこの本は物足りない。

2014/03/26 11:57

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:GORI - この投稿者のレビュー一覧を見る

今までの村上春樹の小説と比べると、とにかく物足りなかった。
村上さん少し年をとってしまったのかなあ。
今まで誰も書いた事がない村上ワールドを常に読ませてもらっていたのに・・。
1984からちょっと残念だと感じたけど、小説家を続けて行くのは大変なんですね。
将来もう一度読んだ時に、良かったと感じられる事を願って本棚へ。

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紙の本

だいぶ前に読んだ感想だけど。

2013/11/23 11:29

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:和腹区 - この投稿者のレビュー一覧を見る

読んでいる間はなかなか楽しかった記憶がある。読後に何か残ったかと言えば、心地よい疲れ?みたいなもの。
そんな小説だって、あると思う。

みんなが書いている、村上ワールドを旅して時間を過ごしてまた現実へと戻って来る。これが楽しいと思える人たち向けの本なのだと思う。

そもそも、文学に意味やたいそうなものを求めちゃダメ。楽しめなきゃ意味ないよ。

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紙の本

村上春樹というストーリー

2013/08/09 12:46

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:山羊羊男男 - この投稿者のレビュー一覧を見る

サリン事件を書いたアンダーグラウンドはノンフィクション?
多分被害者の方はノンフィクション。信者はフィクションもまじってるように個人的には感じました
そんな問いかけが埋まってるように読めました。


本作のラストシーンは地下の約束で終わります。
アンダーグラウンドと、約束の地で。これを示唆しているように感じました。

正しい読み方を、作品の意図を読んでくれとも感じました。(わかってくれとも)

最後に、本作は遺書として、さらに、ネット上に問いかけた作品として読めたので、比喩的な意味でなくて死なないでとも書いておきます。

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紙の本

読み易かった

2013/07/26 13:48

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yamakazu - この投稿者のレビュー一覧を見る

前作「1Q84」に較べ、テーマも明確で読み易かった。

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紙の本

ハルキチャンネルを。

2013/05/21 02:11

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:大奥 - この投稿者のレビュー一覧を見る

色々と言われていますが、これはこれで面白く読めました。何と言うか、ハルキチャンネルを開いてそこにチューニングして、そして読む感じです。まっ白になってこの世界に入れば、なかなか楽しめました。グダグダの前作より、よっぽどいい。

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紙の本

村上ワールドの本流だと思います。

2013/05/07 12:38

8人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:でいびす - この投稿者のレビュー一覧を見る

設定が大学生、だからというわけではありませんが、
初期三部作の匂いを強く感じた作品でした。
「喪失」が大きなテーマ、
様々に損なわれてた登場人物たちが、
自分に納得しながら、前に進もうとする。

「ノルウェイの森」の元になった短編「蛍」が、ちょうど三十年前の発表。
それからずーっと何かを探し続けているのが、
村上ワールドの本流ではないかと思います。

鼠や双子の少女や、五反田クン、
かつての登場人物たちが、あちこちに潜んでいます。
手塚治虫がひげ親父や写楽を様々な作品に登場させたのと同じように。

昔の「僕」は、資本主義のシステムに
一人で地道に立ち向かっていきましたが、
「つくる」クンは、立ち向かってはいきません。
ただ、真摯に生きようとする姿は、通じていると思います。

読後感は三十年以上経ってもかわりません。
相変わらず、文章が上手で、さっと読ませてしまいます。

月並みなアイデアですが、
これだけ音楽に密接な作家なのですから、
電子書籍化したら、と思います。
文中の「ル・マル・デュ・ペイ」をタッチすると、
ラザール・ベルマンの演奏が端末から流れてくる、
なんて仕組みになるといいですね。
そうすれば、プレスリーの「ラスヴェガス万歳!」も、
わざわざユーチューブでチェックする必要がなくなります。

タイトルからは全く想像もできなかった内容でしたが、
村上ワールド本流の、快作だと思います。

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