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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.6 17件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2013/04/10
  • 出版社: 早川書房
  • レーベル: ハヤカワ文庫 SF
  • サイズ:16cm/434p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-15-011897-6
文庫

紙の本

刺青の男 新装版 (ハヤカワ文庫 SF)

著者 レイ・ブラッドベリ (著),小笠原 豊樹 (訳)

暑い昼下がりにもかかわらず、その男はシャツのボタンを胸元から手首まできっちりとかけていた。彼は、全身に彫った18の刺青を隠していたのだ。夜になり、月光を浴びると刺青の絵は...

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刺青の男 新装版 (ハヤカワ文庫 SF)

税込 1,188 10pt

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商品説明

暑い昼下がりにもかかわらず、その男はシャツのボタンを胸元から手首まできっちりとかけていた。彼は、全身に彫った18の刺青を隠していたのだ。夜になり、月光を浴びると刺青の絵は動きだして、18の物語を紡ぎはじめた…。流星群のごとく宇宙空間に投げ出された男たちを描く「万華鏡」、ロケットにとりつかれた父親を息子の目から綴る「ロケット・マン」など、刺青が映しだす18篇を収録した、幻想と詩情に満ちた短篇集。【「BOOK」データベースの商品解説】

全身に18の刺青がある男。月光を浴びると刺青の絵が動きだして、さまざまな物語を紡ぎはじめる…。流星群のごとく宇宙空間に投げ出された男たちを描く初期の傑作「万華鏡」などを収めた、幻想と詩情に満ちた短篇集。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

草原 19−47
万華鏡 48−65
形勢逆転 66−91

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みんなのレビュー17件

みんなの評価4.6

評価内訳

  • 星 5 (7件)
  • 星 4 (5件)
  • 星 3 (2件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

「万華鏡」

2019/06/20 17:26

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る

レイ・ブラッドベリも、亡くなってしまいました。
叙情派SFの大家で、昔はよく読んだものです。
訃報に接してまず思い出したのが「万華鏡」という短篇で、読み返したかったのですが震災後に処分していて、手許にありません。
夏休みになってから本の買い出しに行ったときに買い直しました。
『刺青の男』に収められた「万華鏡」は、ロケットの事故で宇宙空間に投げ出された男たちの物語です。
宇宙服の通信機能で会話を交わしながらそれぞればらばらに落ちていきます。
ある者は火星へ、ある者は冥王星へ、ある者はもっと遠くの空間へ……。
ホリスという男は、ひとり、地球へ落ちていきます。
彼は、「さいごに何かいいことをしたい」という願いをもちます。
大気圏に突入して燃え尽きる自分の姿をだれかに見てほしい、という願いを。
流れ星を見つけて叫ぶ少年に母親が「願いごとをおっしゃい」と言う、というのが最後の場面です。
初めてこれを読んだとき、「あれ!」と思いました。
知ってる話の終わり方にそっくりだったからです。
でも、すぐにブラッドベリの方が本家だと気づきました。
私が知っていた話とは、マンガの「サイボーグ009」です。
この世に戦争を生み出している「黒い幽霊」(ブラックゴースト)との戦いで、宇宙空間に投げ出された009と、助けに来たが力尽きた002が抱き合って地球に落ちていくのです。
こちらでは、「ながれ星!」と叫んで、姉弟が見上げています。
幼い弟は「おもちゃのライフル銃がほしい」と願ったのですが、姉は弟に尋ねられて、こう答えます。
「あたしはね、世界に戦争がなくなりますように……世界中の人がなかよく平和にくらせますようにって……」。
この場面、 「万華鏡」のワンシーンを借りたとしても、原作よりずっと美しく文学性の高い場面になっているし、作者のメッセージが明確だと、私は思います。こういうのは盗作ではなく、「本歌取り」ですね。
おそらく私が知らないだけで、ブラッドベリは、ほかにも沢山の人のインスピレーションを刺激したんだろうなあ。

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紙の本

刺青から見えてくる物語。

2016/04/23 20:27

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:更夜 - この投稿者のレビュー一覧を見る

旅をしていた「わたし」は、ウィスコンシン州の徒歩旅行の終わりの時、
全身に刺青をした男と出会う。
刺青の絵は美しく、男が言うにはそれぞれに物語があり、じっと見つめていれば
たくさんの物語が見えてくる・・・そして「わたし」が見た物語とは・・・

そうして始まる18の物語。
驚くのはこの物語の普遍性です。
この本は1951年に出版されたのですが、ということは昭和26年。
よく読んでみるとレイ・ブラッドベリは機械を描かない。
ロケットもタイムマシンもアンドロイドも出てくるのだけれど、機械を描くのではなく
あくまでも、その機械を使った人間を描くから、何の矛盾も感じないのです。

SFの大御所と言われる人、アイザック・アシモフか、アーサー・C・クラークかだったと
思うのですが、ロケットを描くとき「どうやって動くか」を書くだろう、と
ブラッドベリは語っているのですが、ブラッドベリの描くロケットは「夜空に浮かぶ花火」と
などと表現される。

花火。
クリスマスの七面鳥。
イリノイ州の夏の日差し。
金星に降り続ける雨。
イメージ通りに風景を出す部屋のアフリカ。
ポォやディケンズといった古典作家たちが生き延びる火星。
焚書と炎。

特にブラッドベリが、車と電話を意図して描かなかったのは、この短篇集が
今の時代でも新装版として発行され、全く古びていない要因のひとつでしょう。
SFの中には、機械がどういう仕組みかを、えんえんと描くものがありますが、
コンピューターを扱うとその日進月歩の進化に作品がついていかない結果になることが多いのです。

良い例が『火の玉』
これは新装版の『火星年代記』にも載っている話ですが、描いているのは宗教、キリスト教です。
地球から火星に人々が行くようになると、当然のように、宗教も普及しようとする教会が
出てきます。
新大陸だ、と発見されれば宣教師がその地に普及に行くように、ペレグリン神父たちも
キリスト教を火星人に普及させるべく、火星に旅立つ。

しかし、火星にいたのは、火星人とは「青い火の玉」でした。
ペレグリン神父は考える。
「白人の世界で、神が白人だからといって、異郷の地で通用するだろうか?」
火星人が火の玉だったら、神となる、シンボルとなるものはやはり「火の玉」ではないか?

この短篇はとても好きなのですが、あくまで地球の、アメリカのキリスト教にこだわる
神父たちとペレグリン神父の会話でもって成り立っているんです。
そして、ペレグリン神父に火の玉は穏やかに話しかける。
「わたしたちはすでにもう、神とも言える、肉体もない、欲望もない、火の玉なのだ」と。

ブラッドベリは、SFでありながらも、機械を避けてきた。
そのかわり、豊かな詩情性でもって、古典を語り、家族を語り、想いを語る。
プロローグとエピローグで語られる刺青の男とわたしの物語がつながっているように
ブラッドベリの描きたいものは、機械ではない。進歩ではない。
描きたいのは、きっと詩なのだろう、と思います。

「上機嫌な宇宙馬鹿と呼ぶには、あまりにも知的で繊細な芸術家」
とあとがきで書かれているように、ブラッドベリの物語はひとつの文学なのであって
スペースオペラやハードSFと一緒にはならない。
そういう思いを、読む度にかみしめるのです。

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紙の本

SF短編集

2019/11/17 16:06

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:H2A - この投稿者のレビュー一覧を見る

火星やほかの星が舞台というSF設定中心の短編集。男の刺青が語り始めるという枠があり、18の物語が紡がれる。中でも『万華鏡』が一番よいと思った(既読だと思う)。その他に『街道』『ロケットマン』『今夜限り世界が』『狐と森』『ゼロ・アアー』が印象に残った。素材はさておきこれは紛れもなくブラッドベリの世界。

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紙の本

幻想

2019/06/14 20:43

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「むかし懐かしのSF」と、妙な表現かと思いますが、まさにそんな感じ。
スマートフォンなど情報通信分野が極端に進化した現在とし別の、“失われた未来”を描く18の小編。幻想的です。

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2014/04/01 21:28

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2013/05/02 01:06

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2013/07/03 15:50

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2013/07/03 09:32

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2013/08/24 21:27

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2016/05/05 09:20

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2016/02/13 00:46

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2016/07/02 05:11

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2020/01/26 22:35

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2021/02/19 09:17

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2023/02/06 18:20

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