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(。´Д⊂)
2017/01/08 20:49
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投稿者:はるにゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
まだ、相続などに関わることはないのですが、将来的に関わることになるのかな…?と思って読んでみました…!
分かりやすい説明があってよかったです
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貴方の周りにもいるかもしれない。
2017/01/23 21:53
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投稿者:そらもも - この投稿者のレビュー一覧を見る
私も自閉症スペクトラムかもしれない。
医者に診断されたわけではないが、この本を読んで非障害自閉症スペクトラムなのでは?と思うようになった。
自閉症スペクトラムの特徴として、強いこだわりや感覚の異常などがあり、私も数字や物に関するこだわりがあることに気付きました。自閉症スペクトラムを今まで知らなかったので、様々なことを学べて良かった。
精神科などの医療機関に受診すれば自閉症スペクトラムかどうかが分かるようです。
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投稿者:ゆん - この投稿者のレビュー一覧を見る
自閉症スペクトラムをもつ人を「種族」と例えた表現がわかりやすく、なるほど~と思った。そういう視点で見てみると感じ方が変わるでしょうね。
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環境を整える
2020/02/26 14:27
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投稿者:ゆっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
今までもやもやしていた人間関係のことがわかった。様々な人がいるので、お互いに支援し合う必要があると感じた。
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この本は、自閉症スペクトラムの人々とはどのような特徴を持っているかという事から始まり、そのような人々への関わり方や支援の考え方など、極めて平易に解説されている本である。
私自身も自閉症スペクトラムを疑っており(おそらくそうである)、現在精神科で先生の診察を受けている。その時先生に薦められ手に取ったが、医学の専門知識も必要なく、さっと読むことができる。
自閉症スペクトラムの人々は世の中の10%を占めるため、概念上は少数派でも、絶対数で言えば決して無視できない人数である事は言うまでもない。また、世の中のほとんどの人は自閉症スペクトラムの人と何らかの形で関わる事があるだろう。
そのため、当事者もそうでない人も、自閉症スペクトラムの人間について理解していく事が不可欠であると思う。そして当事者にとっては、この本を読むことをきっかけに、自分がどのように生きていくのかに向き合っていく必要があるだろう。
そのような意味でも、全ての人々にとって必読の一冊だと思う。
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移動中のお供に。周りに発達障害に関心をもつ人が何人かいることと何となく必要性から。4章以降は結局そんなにしっかり読めなかったのだが、それは問題が判然としなかったからではないだろうか。著者は発達障害の臨床と研究にかかわってきた精神科の医師(←これは重要)。
以下気になった点として
・ややこしいのだが、タイトルにある「自閉症スペクトラム」は医学的な概念で「自閉症スペクトラム障害」とは区別する必要があるということ
・「自閉症スペクトラム」という概念の必要性については、これまで広汎性発達障害といった括りで精神障害扱いされてきたもの以外をもそれで含めることができるらしいということ(それがどう便利なのかが、よくわからないのだが)
・「自閉症スペクトラム」とは、これまで自閉症、高機能自閉症、アスペルガー症候群と診断され、広汎性発達発達障害と括られてきたものに代わる新たな名称であること
・アメリカ精神医学会による『精神障害の診断・統計マニュアル』、俗にいうDSM-5は、2013年に第5版が出版されるが、それによれば広汎性発達障害という括りは消滅し、自閉症スペクトラム障害といった括りが登場する(した)こと
・1章はイントロで、2章はその内容、3章は障害に関する専門的な知見で、4章は支援について、5章は自分がもしそうかもしれなかったら、という話で、当然難しいのは3章
・「自閉症スペクトラム」の特徴は、①「臨機応変な対人関係が苦手であること」、②「自分の関心、やり方、ペースの維持を最優先させたいという本能的志向が強いこと」とされる。
・本筋からは外れるが、知的障害ともかかわる知的水準の指標としてIQがあって、これは平均が100になるらしいのだが、知的障害の目安について「平均値より2標準偏差以上低いところ(理論的に人口の2.5%)」という記述があるが、これは標準偏差の2倍のことだろう。ややこしい。
・著者は障害を3つに分類している。「生物学的に異常があること」「機能がうまく働かないこと」「生活に支障があること」なのだが、3つ目の類型の中に、行政上の障害も含まれ、身体障害、知的障害、精神障害のいずれかの手帳を交付されているとされる。ちなみに、発達障害の場合は、知的障害か精神障害のいずれかに類型されるという。ただし、ここからがややこしいのだが、この「自閉症スペクトラム」というのは医学的な概念であり、そうである人とない人との間には生物学的な相違があるという。しかし、それが必ずしも障害にはならないという意味において、障害が社会学的な概念であるといい、さらに、「非障害自閉症スペクトラム」といった概念を導入している。現在の日本の制度では、自閉症スペクトラムは知的障害を伴うかどうかによって「知的障害」か「発達障害」に分類されるとあるが、これの後者は「精神障害」のことではないだろうか(だとすれば、記述は間違いなのだが)。
・p92の図は、英語の略称がいきなり出てくるのだが本文中に記載が欲しい。自閉症スペクトラムがASと記述されているが、一般の読者にはわからないかもしれない。
・4章で、「見にくいアヒルの子」とのアナロジーで、自閉���スペクトラムの発達の仕方をとらえているのだが、果たしてその論証は適切か
・p143に年齢を横軸に、意欲を縦軸にとって、自信のある層とない層との比較が折れ線グラフで示されているのであるが、この図がどのように作成されたのか不明で、これは良くないと思う。
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フォトリ32冊目。引きこもり→発達障害か?発達障害と自閉症スペクトラムの違いは?を知りたく読む。
実際の診断は専門家に任せるしかないのでしょうが、この傾向にある人が、思いもよらないことに非常にセンシティブで挫折する場合のあること、人間関係に保護的環境を作る都いう視点が印象的。
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著者は自閉症スペクトラムを広くとる方で、その部分は同意しかねるところはあるが、本書は平易な文章で、自閉症スペクトラムについてわかりやすく書かれている好書だと思う。
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気づかされる事が多い。
自閉症スペクトラムの課題を早期で解決する事により、学校・社会の様々な問題の解決に一歩近づく。
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10人に1人が抱える「生きづらさ」の正体という事で、自閉症スペクトラムについて分かりやすく書かれている。
これは、左利きの人の割合と同じくらいなんだと思う。
この疑いがある人が、生きづらいながらも何とか社会の中で安定して生活していけるか、考えさせられた。
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「あんた思い通りにならないとよう、かんしゃくを起こして暴れてたな。クラスであんただけやで羽交い締めにしたのは」と昨年、小学校の同窓会で恩師に言われた。同席した同級生からは「キレてよう暴れてたで」とも。
そのころ僕はみなと同じことが出来ず、ちゃんと並べなかったり、わざとふざけたりしていたし、他の子と同じことを強制されることが嫌で仕方なかった。その一方、地図帳や百科事典、科学などをテーマにした学研のひみつシリーズなどを穴が空くほど読みあさっていた。読んだことでの知識が妙な自信となり、密かにまわりを見下したりしていた。運動も嫌いではなかったが、ソフトボール大会でみんなにデッドボール作戦というのを進めまくり、それで大目玉をくらったりしたこともあって団体で行う球技に苦手意識をいだいた。
中学校になっても、かんしゃくの傾向はあったけども、表面的には押さえられるようになってきた。本による知識はあっても勉強とは違う。まわりとあわせて勉強することが苦手なのだから、成績は伸び悩んだ。そうしたことから中学生の頃は抑圧傾向にあり、精神的にかなり辛かった。洋楽ばかり聴いてすごしていた。
大人になっても人の言うことがよく分からず、ちゃんと会話が出来ず、空気が読めず、それでいて自分のペースだけは守ろうとし、しまいには好きなことだけをし、そのまま現在に至る。
この本を読み、いままでのいろんなもやもやが氷解した気がした。おそらく僕は非障害型の自閉症スペクトラム。なるほどなあ。
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ASDを扱う本の中では、対象者にかなり寄り添ったスタンスと、具体的支援が書かれている。
かなり広く浅い範囲まで対象を広げ、「苦手なことは無理して訓練などせず、得意なことを伸ばす」ことに重点を置く。
また、他の論文や研究結果に対しても鵜呑みに引用せず、解釈の幅があることをしっかりと記載している誠実さもよい。
子供向けだけでなく、大人に対しても、どのような支援が有効なのかわかりやすく書かれている。
ただし、この著者が理想とするほど、人間関係や社会は優しくないという現実もある。
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発達障害がいかに、ありふれたことであるがよくわかる。あの人も、この人も、そして、自分も。どれかあてはまれば、程度の違いはあっても仲間どうし。お互いを理解して、気を遣いあって、うまくやっていこう。そして生きづらさを感じないように周りが手助けしよう。自分を理解することも大切。親や、先生ばかりでなく、みんなに読んでほしい。
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自閉症スペクトラムについて、非常に分かり易くまとめられた本。
同著者の『自閉症スペクトラムがよくわかる本』は、同じ内容で図やイラストを多く用いて説明されている。
内容的には本書の方が濃く、自閉症スペクトラムについての理解が深まる。
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「生きづらさの正体」とタイトルにあったので、主に大人の当事者を対象にした本なのかなと思って読んでみたのですが、実際は自閉症スペクトラムの当事者(本書で扱われていたのは主に子供の当事者)に対する支援の重要性について書かれた本でした。自閉症スペクトラムの子供を持つ親の方などにとっては役に立つ本だと思います。しかし、本書で書かれているような、周囲の人々の理想的な支援や理解を当事者が得ることはなかなか難しいのではないかとも感じました。