- カテゴリ:一般
- 発売日:2013/05/10
- 出版社: みすず書房
- サイズ:20cm/182p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-622-07751-0
- 国内送料無料
紙の本
四つの小さなパン切れ
著者 マグダ・オランデール=ラフォン (著),高橋 啓 (訳)
16歳のとき、マグダはアウシュヴィッツ=ビルケナウに強制収容された。母と妹は到着するなりガス室で殺され、別れのまなざしを交わすことさえできなかった。家族でただ一人、そして...
四つの小さなパン切れ
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
16歳のとき、マグダはアウシュヴィッツ=ビルケナウに強制収容された。母と妹は到着するなりガス室で殺され、別れのまなざしを交わすことさえできなかった。家族でただ一人、そしてハンガリーのユダヤ人の中でも数少ない生き残りとなった著者は、長い沈黙ののちに、言葉を紡ぎはじめる。そして中高生にみずからの経験を語り伝える活動を始め、さらに数十年の時を経て、本書が生まれた。「わたしは偶然のほほえみに照らされた道を選んだ」。ここにあるのはナチスへの告発ではなく、恐怖と死の記憶を超えて、いかに人生を取り戻したかを静かに綴る、生についての記録だ。新たな世代のために勇気をもって語られた、貴重な証言。【「BOOK」データベースの商品解説】
16歳のときにアウシュヴィッツ=ビルケナウに強制収容され、家族でただ1人、そしてハンガリーのユダヤ人の中でも数少ない生き残りとなった著者が、恐怖と死の記憶を超えて、いかに人生を取り戻したかを静かに綴る。【「TRC MARC」の商品解説】
目次
- 編集者による序文/第一部 時のみちすじ:まなざし/出発/ある一日/しらみ/パン /足/人間とパン/ドイツ牧羊犬(シェパード)/渇き/エドヴィージュ/わたしの毛布/どうして?/点呼/親切な看守/アウシュヴィッツのコンチェルト/生きる /一九四四年のクリスマス/待つ/最後の歩行/あなたに/パンの香り/本物の家 /ほほえみ/死ぬこと/穴のあいたトランク/第二部 闇から喜びへ:わたしの人生の意味/最後のとき/ハンガリー/危機/直感/わたしの木/空の記憶/心の記憶/経験 /はいといいえ/再生/顔のないユダヤ人/思いがけない和解/証言し、伝えること /出会い/神の顔/源泉/もろさの恩寵/喜び/あなた/希望の熱烈な支持者/わたしの井戸/時のなかで……/わたしの不安/わたしの家族 /愛/著者の生きた時代について/訳者あとがき
著者紹介
マグダ・オランデール=ラフォン
- 略歴
- 〈マグダ・オランデール=ラフォン〉1927年ハンガリー生まれ。児童心理学者。アウシュヴィッツ=ビルケナウ収容所に、母と妹とともに強制収容される。家族のなかでただ一人生き延び、戦後はベルギーを経てフランスに居住する。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む