「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
ことばのない思考はありうるか−。ことばの本質に切り込む問いを皮切りに、思考の飛躍を生み出す「文法的メタファー」の機能、社会の意識変化を映す英語の姿、日本における英語教育のありようなどを考察する。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
日・英語間におけるオノマトペの落差について | 2−24 | |
---|---|---|
文法的メタファーを考える | 25−39 | |
TOEICの賢い利用法 | 40−51 |
著者紹介
安井 稔
- 略歴
- 〈安井稔〉1921年静岡県生まれ。東京文理科大学英語学英文学卒業。東北大学名誉教授。文学博士。著書に「英語学の見える風景」「「そうだったのか」の言語学」など。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
安井先生の本
2019/10/12 15:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:1ベクトル - この投稿者のレビュー一覧を見る
英文法の導きの書を求めるとき、たとえば伊藤和夫先生や安藤貞雄先生、江川泰一郎先生といったビッグネームの先生方と一緒に思い出されるのが、安井稔先生の御著書です。多分私は、先生の語り口のファンなのだろうと思います。
この本は、ストレートに英語の学習に直結するものではありませんが、静かにハッと膝を打つ内容です。英語を専門とし、英語の「気違い」となることを御自身に許した先生の言葉=日本語の質が、体に染み込んでくるような気がしてきて、正気でありながらまあそれでもいいような、幸福な幻想・妄想・誤解・錯覚を覚えます。
晩年に光を失われることになった先生が、「言葉(日本語)」にし続けた「ことば(すべての)」の世界に、この本を手にとるたび救われ続けています。…他にも染み込む方、いるんじゃないかな?