ＷＩＬＬＰＯＷＥＲ意志力の科学

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①意思力は筋肉のように疲労し、また鍛えることができる
意思力を保つには、GI値の低い食べ物をとる

②意思力の出所は一つであり、そのエネルギー量には限りがある
難しい決断は、「決定疲れ」になる前にする

③意思力が弱まると、かえって刺激や欲望を感じやすくなる
意思力が弱まると脳は活動する部位を変える。そのため、ふだんより物事をおおげさに感じやすくなる

④大切なのは意思力をいかに使わないかだ
脳のオートパイロット機能をうまく働かせる

⑤自己コントロール力は、記録を公開したり、友人とともに進める方が高められる

⑥計画は立てるだけで効果あり

⑦「絶対やめる」のではなく「あとでやろう」と思うとやめられる

⑧先延ばしを防ぐコツ
　代わりのことをやらない

⑨一つうまく行けば、あらゆる面に及ぶ

⑩記録はこまめにつける

⑪よい習慣をつける、こつこつ続ける

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本書では、意志力、すなわち、誘惑に打ち勝つための人間の自制心とか自己制御（セルフコントロール）の能力に関するこれまでの社会科学・行動科学の研究成果がまとめられ、その上で、どうするのが良いか、最終章の結論にまとめられて提案されている。成功本とか自己啓発本として用いるなら、最終章と解説を読むだけでも役立つだろう。でも、意思力が定量的な量としてどのように認識され、測られ、研究されてきているか、その過程が科学として非常に興味深いところであり、本書の楽しみ方であり価値ある点だろうと思う。あくまで現象の性質や相関関係を明らかにしただけで、その仕組みを明らかにしているわけではないかもしれないけれど、人間の性質に関して客観的に科学的にここまで研究されているのが驚き。その成果で、成功法則とか宗教の効果なども論じているのも面白かった。

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何かを変えたいと思うとき、逆に挫折してしまうとき、意思の力について考えざるを得ないはず。

それに対して、従来の自己啓発本だと、「強く思えばかなう！」的な精神論に終始していました。この本は、科学的なアプローチの体裁を取っています。

意思力に、パワーとスタミナの概念があることが実験で分かったことなど、とても興味深い事実が載っています。

自己啓発本のように「こうしなさい」という教条的なまとめがない分、読みにくいですが、最新の研究成果は、自己啓発に興味がある人にとって一読の価値あり。

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「自尊心より自制心」

題名の通り、意思力の正体を科学的に解明した本です。
「意志が強い」などの表現はよく使うけれど、よく考えてみるとその「意志」ってよくわからない。
　知り合いにも意志が強いと言える人がいるけれど、それが量的なものなのか質的なものなのかどこにあるのか、そんなことをまったく考えないままに何となく使ってる概念でした。
　その漠然としたもの正体を科学的に解明して、さらに意思力を鍛えるとても簡単な方法をレクチャーしてくれてます。この本を読めば、飽きない、くじけない強い心を持つ事ができます。

　といっても、意志力はそんなに崇高なものじゃなくて、普段の生活の中での選択、決定、行動といった、例えば買い物なんかでも、私たちは意思力をバシバシ使ってます。たくさん買い物をした後、なんか疲れた感じになりますが、それは意思力を消費しているからなんですって。

　そんな風に面白いエピソードが色々あるんですけど、一番刮目したのは、自尊心を高めても大したことにならないという点です。
自尊心→自制心ではなく、自制心→自尊心だそうです。
どれだけ自分をほめて好きになっても、大したことにならないという事です。これで自己啓発本は総崩れ。

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はじめに 幸せと成功の鍵
第1章 意志力とは何だろう?
第2章 意志力のもとになるエネルギーを高める
第3章 計画を立てるだけで効果あり
第4章 決定疲れ
第5章 自分を数値で知れば、行動が変わる
第6章 意志力はこうして鍛える
第7章 探検家に秘訣を学ぶ
第8章 特別な力
第9章 能力を伸ばすのは、自尊心より自制心
第10章 ダイエットせずに減量を成功させる
結論 守りよりも、攻めの戦略を

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筆者が専門としている学術の領域上、仕方ないのかもしれないが、心理学実験の事例説明が延々と続いて、筆者の言いたいことが文章内に埋没してしまっている。
実験大好きな人や根拠を求める人には興味深く読めるかもしれないが、この実験だけで結論を言い切れるのだろうか？と疑問に思ってしまうところも散見された。
最後まで読み終えた上での感想としては、筆者の言いたいことだけ知りたいなら、巻末の解説だけ読めば充分。

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守るより攻めの戦略
意思を使わないようにする
先延ばし撲滅
過程は結果より大事だ
ストレスを減らす最善の方法は挫折しないこと
書き出す
代わりのことはしない
記録は細かい方が良い

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【要約】
・

【ノート】
・MMarkerの他人の読了リストで

・GTD本の中でも言及が。佐々木正吾のライフハック本かと思ってたが

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意志力についてもうちょい深めたくて読んだ本。

スタンフォードの自分を変える教室
を読んでいれば、それのおさらいのような本。

でも大事なことはたくさんあって、
意志力は限られていること
鍛えることができること
を再確認。
また記録と習慣化が大切だとも。

とりあえずは、積ん読1冊解消できて良かったー！

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どうやったら意思力を上手く使えるのか、が書いてある本。意思力について科学的に分析してあるので、非常に説得力がある内容だったと記憶しているんだけど、肝心の中身については結構脳味噌からこぼれているのが困りものｗ　近いうちに再読したい。

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正直言って，あまり読みやすい本ではありませんが，
生半可な自己啓発本より，人生を成功させるための秘訣が記載してあると思います。

最後の解説はよくまとまっています。

手元に置いて，ふとしたときに何度でも読みたい本。
文庫化を希望します。

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自己をコントロールする力＝意志力は筋肉のようなもので鍛えることが可能とのことである。意志力の性質の分析から、鍛錬、活用の方法まで統括して論じた１冊。身の丈に合わないケースなども紹介されており、学ぶことが多かった。

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自己啓発本。結果を得るためには意志力によるところが強く、意志力の量には限りがある。自分の意志力を生かし、最大限に成果を上げるには・・・。いくつかのノウハウが提示されている。

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意志力を浪費しないようにするというのは、自分とは逆転の発想。限りある資源をやりたいことに集中投資。むだを省く。この心掛け。