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紙の本
コーヒーと恋愛 (ちくま文庫)
著者 獅子 文六 (著)
まだテレビが新しかった頃、お茶の間の人気女優 坂井モエ子43歳はコーヒーを淹れさせればピカイチ。そのコーヒーが縁で演劇に情熱を注ぐベンちゃんと仲睦まじい生活が続くはずが、...
コーヒーと恋愛 (ちくま文庫)
コーヒーと恋愛
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商品説明
まだテレビが新しかった頃、お茶の間の人気女優 坂井モエ子43歳はコーヒーを淹れさせればピカイチ。そのコーヒーが縁で演劇に情熱を注ぐベンちゃんと仲睦まじい生活が続くはずが、突然“生活革命”を宣言し若い女優の元へ去ってしまう。悲嘆に暮れるモエ子はコーヒー愛好家の友人に相談…ドタバタ劇が始まる。人間味溢れる人々が織りなす軽妙な恋愛ユーモア小説。【「BOOK」データベースの商品解説】
お茶の間の人気女優・坂井モエ子43歳はコーヒーを淹れさせればピカイチ。だが、そのコーヒーが縁で仲睦まじい生活が続くはずだったベンちゃんが、突然“生活革命”を宣言し若い女優の元へ去ってしまい…。恋愛ユーモア小説。〔「コーヒーと恋愛(可否道)」(角川文庫 1969年刊)の改題〕【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
楽しい
2019/03/03 12:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルと表紙だけで、目を惹かれる。そして、獅子文六さんの小説なので、女性が悩む様子が、とても可愛らしく見える。
本当にポップな感じがする小説だなと思う。
紙の本
レトロでおしゃれな小説
2021/07/23 17:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くろうちゃ - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦後直後の芸能界を舞台にしたおしゃれな恋愛小説。全体に明るい雰囲気で楽しく読み終えた。登場人物が皆、一癖も二癖もある人たちだが、皆憎めない。当時の最先端と思われる人々の風俗も垣間見ることができるのも楽しい。
紙の本
懐かしい昭和のストーリ
2020/07/11 20:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mamo - この投稿者のレビュー一覧を見る
今や一家に数台あってもおかしくないテレビが、まだ世の中に珍しかったころのお話。
私の生まれた頃の話だと思うが、当然ながら記憶にはない。しかし、何となくのんびりとした、
昭和の匂いが、コーヒーの香りと共に漂ってくるような・・・
電子書籍
コーヒーを囲む愚かな男たち
2022/08/13 14:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:サンバ - この投稿者のレビュー一覧を見る
通俗小説。
中年のワキ役でお茶の間の人気者の女優、坂井モエ子は、コーヒーを淹れることにかけては天性のうまさがある。そこに群がった愚かな男2人が彼女を悩ませる物語。
内縁の夫で8つ下の塔ノ本勉も、8つ上で兄のように思う菅貫一も、彼女ではなく、彼女のコーヒーが好きだった。最後、それを思い知ったモエ子は1人、すっきりした顔で長年の夢であった洋行へ行く。
作品の生まれた昭和30年代にこの小説を読めば、ラスト、自立した女性の決意はさぞ爽快だったと思う。しかし、現代の一読者として、モエ子を困らせた丹野アンナやアンナのおば、そして塔ノ本勉はもはや許しがたい存在だった。読み手に相当な大らかさが必要な小説。
電子書籍
後半が面白かったです。
2019/10/19 21:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はるりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
生活革命を、起こされてからが面白かったです。年下の彼は、序盤から生活革命をしたいと言ってたわりに、行動するのは、物語の半分過ぎてからです。ちょっと、序章が長い気もしますが、そこからのドタバタは、今の時代の人達が読んでも共感出来ると思います。
男は、結局若い女の方が良いのか?とか、このまま仕事を辞めるのも良いかなぁ、とか、結構主人公は、悩んでますが、あまりウジウジしてる印象は、受けませんでした。
文章の軽快さというか、ユーモアがあり、読んでて不快じゃなかったです。
紙の本
昭和
2015/11/16 23:36
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投稿者:あさり - この投稿者のレビュー一覧を見る
その時代の文化や考え方なんかがわからないと、
楽しめないかな…とおもったけど。そこには今もあるようないざこざがありました。言葉づかいこそなじみはないものの、可愛らしく思える。モエ子さんのコーヒーって美味しそう。