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- カテゴリ:一般
- 発売日:2013/04/23
- 出版社: 講談社
- サイズ:20cm/415p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-06-217695-8
読割 50
紙の本
ローマ帝国と地中海文明を歩く
北はスコットランドから南はエジプトまで、ヨーロッパと地中海世界を包み込んだローマ帝国。その栄華の跡と名所を21人の学究が探査、撮影して解説する。【「TRC MARC」の商...
ローマ帝国と地中海文明を歩く
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商品説明
北はスコットランドから南はエジプトまで、ヨーロッパと地中海世界を包み込んだローマ帝国。その栄華の跡と名所を21人の学究が探査、撮影して解説する。【「TRC MARC」の商品解説】
ギリシャのポリス誕生からローマ帝国発展まで、地中海文明の歴史は、歴史ファンの関心を惹き付けて止まない。トルコの小アジアにはギリシャ時代の神殿が佇み、ローマのフォロロマーノやスコットランドのハドリアヌス帝の長城は大帝国の繁栄を今に伝える。壮大な地中海文明の魅力を、本村教授と東大西洋史学研究室出身の俊英が現地を訪ね、自ら撮影した写真を駆使して解説。ローマ帝国と地中海文明の実像を知るために必携の書。
古代ギリシャのポリス誕生からローマ帝国の発展まで、地中海文明の歴史は、歴史ファンの関心を惹き付けて止まない。いまトルコ共和国がある小アジアにはギリシャ時代の神殿が佇み、都ローマのフォロロマーノやスコットランドのハドリアヌス帝の長城は大帝国の繁栄を今に伝える。この壮大な地中海文明の魅力を、本村教授と東大西洋史学研究室出身の俊英が現地を訪ね、自ら撮影した写真を駆使して解説。ローマ帝国と地中海文明の魅力を味わうために必携のトラベルガイド。【商品解説】
目次
- 第一章 ローマ繁栄の光と陰を訪ねて
- ●チルコ・マッシモーー『ベンハー』で知られる戦車競走場は40万人もの観衆を収めた。ムッソリーニが甦らせ、20世紀ファシズムの産物とも言われる遺跡の全容。
- ●フォロ・ロマーナと皇帝たちの大浴場――カエサルの墓、元老院、凱旋門が建ち並ぶ帝国中枢。『テルマエ・ロマエ』でお馴染みの大浴場は皇帝たちが競って建造。
- ●オスティアーーローマの胃袋を支えた外港はポンペイを凌ぐ人口で繁栄を誇った。大浴場、劇場、食糧倉庫や沈船にいたるまで、歴史学・考古学の成果を盛り込む。
- ●ポンペイーーナポリ近郊の遺跡には紀元1世紀に大噴火で埋没した町の日常が当時のまま残る。民家の落書きから優雅な暮らしや娼家で遊ぶ庶民の姿をうかがう。
- 第二章 帝国の周縁を彩る神殿と要塞・城壁
- ●トルコ・ディデュマの神殿――古代ギリシャからローマ帝政期に栄えた巨大なアポロン神殿は7階建てビルの高さとサッカー場ほど広いテラスで見物人を圧倒する。
- ●帝国東部の要・アンティオキアーーマケドニア時代に建設され首都ローマに準じるほど重視された東方の要の都市計画とユダヤ教、キリスト教が混在する遺跡を辿る。
- ●エディンバラからハドリアヌス帝の長城へーーローマ帝国の最北端、ブリタニアとスコットランドの境界に横たわる長城を訪ね、帝国の北方進出と防衛体制を見る。
- 第三章 地中海文明の源流を探索する
収録作品一覧
チルコ=マッシモ | 井上秀太郎 著 | 17−36 |
---|---|---|
マルクス=アウレリウス帝騎馬像 | 中西麻澄 著 | 37−54 |
オスティアとポルトゥス | 池口守 著 | 55−69 |
著者紹介
本村 凌二
- 略歴
- 〈本村凌二〉1947年熊本県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。博士(文学)。同大学名誉教授。著書に「地中海世界とローマ帝国」「古代ポンペイの日常生活」「帝国を魅せる剣闘士」等。
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古代ローマへの楽しい旅行ガイド
2016/01/19 00:19
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まさちえ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「あとがき」に「学術的観光案内書」とあります。確かにそんな感じで、かなり楽しめました。古代ローマがいろいろな地域に及んでいたことは知っていましたが、それぞれの地点で「こんなことがあったんだ」とわかると、より古代ローマが魅力的に感じられました。エジプトのルクソール神殿がローマ時代には砦であったこと、南仏ミヨーが当時世界一の陶器製造地であったこと等々、面白い話題満載です。すべての場所への旅行は難しいけれど、できれば2~3ヵ所くらいは行きたいな、この本を持って。と思ってしまいました。