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  • カテゴリ:一般
  • 取扱開始日:2013/06/01
  • 出版社: 徳間書店
  • レーベル: 徳間文庫
  • サイズ:15cm/381p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-19-893706-5

読割 50

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文庫

紙の本

本日は、お日柄もよく (徳間文庫)

著者 原田 マハ (著)

OL二ノ宮こと葉は、想いをよせていた幼なじみ厚志の結婚式に最悪の気分で出席していた。ところがその結婚式で涙が溢れるほど感動する衝撃的なスピーチに出会う。それは伝説のスピー...

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本日は、お日柄もよく (徳間文庫)

税込 713 6pt

本日は、お日柄もよく

税込 713 6pt

本日は、お日柄もよく

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商品説明

OL二ノ宮こと葉は、想いをよせていた幼なじみ厚志の結婚式に最悪の気分で出席していた。ところがその結婚式で涙が溢れるほど感動する衝撃的なスピーチに出会う。それは伝説のスピーチライター久遠久美の祝辞だった。空気を一変させる言葉に魅せられてしまったこと葉はすぐに弟子入り。久美の教えを受け、「政権交代」を叫ぶ野党のスピーチライターに抜擢された!目頭が熱くなるお仕事小説。【「BOOK」データベースの商品解説】

二ノ宮こと葉は、製菓会社に勤める27歳のOL。ある日、結婚披露宴で、伝説のスピーチライター・久遠久美の素晴らしい祝辞に出会い感動したこと葉は、久美に弟子入りすることに…。【「TRC MARC」の商品解説】

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みんなのレビュー2,197件

みんなの評価4.3

評価内訳

紙の本

素直に泣けますよ、この作品

2017/02/16 07:26

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

今やアート小説の旗手である原田マハさんが2010年に書いた作品が文庫化され大ヒットとなったのがこの作品である。
 ここにきて、ドラマ化までされるのであるから、驚きだ。
 だったら、どんな物語なのか読んでみたいと思うじゃないですか。
 そして、読み終わったあと、この文章を書いている訳ですが、売れる理由がわかるなぁ。
 だって、素直に泣けますよ、この作品。

 ごく普通のOLだった二ノ宮こと葉。普通のといいながらも、おばあちゃんは有名な俳人だし、知人には大政党の幹事長だった人もいるから、ちょっと普通以上。
 そんな彼女が幼馴染で少しは思いを寄せていた厚志君の結婚式で出会ったのがスピーチライターの久美さん。
 これが運命的な出会いというもの、こと葉は会社も辞めて、久美さんの事務所に。しかも厚志君が亡くなったお父様のあとに国勢選挙に出馬することになって、こと葉はそのスピーチライターとなるわけですが・・・。

 正直にいえば作品の中盤あたりで少しダレてしまうところもない訳ではないが、ここでやめたらもったいない。
 終盤に向けて、滂沱の涙となること間違いない。
 つまり泣かせるツボを心得ているんですよね、原田さんは。
 初期の原田作品はそのような感じですが、最近はじんわりとくる書き方になっている。
 どちらがいいかは別にして、最近なんだかもやもやしている人は涙で洗い流してみるのもいいのではないか。
 いいですよ、物語で流す涙も。

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紙の本

言葉のイメージを一新させてくれた作品

2015/12/13 21:01

7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:さんしろう - この投稿者のレビュー一覧を見る

最初から最後まで感動する場面満載であり、読んでよかったと実感できる作品。自分がスピーチや言葉に対して抱いていた軽佻浮薄というイメージが一新された。舞台は物語の中ではあるが、作り手が読み手に対して抱く思い、読み手が聞き手に対して持つ気持ちによって、言葉とはこれほど力を持つものかと再認識。読後感が実に素晴らしい作品であるが、原田先生の作品を読むと、なぜか三浦作品を思い浮かべてしまう。

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紙の本

本日は、お日柄もよく

2017/01/16 19:25

6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:MiyA - この投稿者のレビュー一覧を見る

開始30ページですでに涙がでました。
素敵な言葉がたくさんつまった素敵な作品でした

幼馴染の結婚式でであった言葉のプロフェッショナル久遠久美
OLの主人公こと葉がその出会いをきっかけにスピーチライターを目指し
政治のスピーチライターに抜擢され
強くたくましく成長していくお話です
政治のことなんて全然わからないわたしでも
選挙の話や仕組み、政策がスーっと入ってきて
苦になることなく最後まで楽しく読み終えることができました

なにかをまっすぐに取り組みたい人
今の自分を変えてみたい人に読んでほしい作品です。

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紙の本

何度もじぃーんとしました!

2013/09/01 21:32

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:tacaco - この投稿者のレビュー一覧を見る

スピーチライターと職業があることを初めて知りました。
それだけでも新鮮でした!
さらに、スピーチテクニックというものの重要性や、選挙の裏側など、主人公こと葉の成長ストーリーとともに普段知ることのできない部分に触れることができて、再度まで面白かったです。

こと葉の新しい恋愛の要素は、どうせならまったくなくてもよかったかなと思いましたが(笑)

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紙の本

言葉

2016/08/29 05:51

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

政治家や企業の社長らが演説する際、その原稿を作る”スピーチライター”という影の仕事があるとか。目の付け所が一番。笑わせ、泣かせ、最後まで引っ張っていく。スピーチも小説も、言葉で仕事をする点では同じと考えさせられる。もちろん、書き言葉と話し言葉の違いはあるにしても。重厚な作品から、こうした軽い小説までこなす手腕は見事。

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紙の本

心臓が高鳴ります。

2019/10/02 20:36

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:岩波文庫愛好家 - この投稿者のレビュー一覧を見る

スピーチというものに対する意識を改めるきっかけとなりました。スピーチって大事ですね。文章もインパクトはありますが、声は言葉で伝える、プラス、声色や音量(熱意)があります。ここが文章より上回る点だと思います。
 朝礼やプレゼンに是非活かしたいです。

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紙の本

泣ける

2015/11/26 22:31

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ニーベルンゲン - この投稿者のレビュー一覧を見る

スピーチライターとしての主人公の成長物語。
後半、政治ネタはちょっと安っぽい。自民党や民主党を思わせる。民主党ブームを思い出した。今となっては、私もそのブームに乗せられた一人だ。現実の政治を連想させる点が読者の判断の分かれるところだろう。こういうネタをフィクションに盛りこむのは難しい。
その点を引いても、この作品の本筋、スピーチライターへの弟子入りから苦難の連続、成功まで、思わぬ恋の成就など、じゅうぶん感動させられる展開で、六時間で一気に読んでしまった。
エンディングは少しはしょったように感じ、物足りなかった。だがこれでいいのかとも思った。なぜなら、面白くて泣けて、終わってしまった物語への思い入れの方が大きかったからだ。

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紙の本

素晴らしかったです。

2023/10/26 11:55

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kunkun - この投稿者のレビュー一覧を見る

この作者の本はアート系の小説が多いのかなと思って、あまり意識していなかったのですが、こちらは進められて読みました。スピーチライターという独特の世界を知ることができました。言葉の力の大きさも改めて感じました。出てくるスピーチも読むと涙が出そうな感動するものがあります。おすすめの一冊です。

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電子書籍

波のように押し寄せる感動

2022/06/12 06:46

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:そらまめ - この投稿者のレビュー一覧を見る

何度も泣ける作品にはそう出会わないが、本作はまさにそういう一冊でした。
登場人物みなに個性があり、心のこもった言葉を持っています。そんな言葉たちに助けられながら、主人公のこと葉はがいろいろな涙を通して成長していく姿に、わたしもともに笑い、応援し、感動させられました。
マハさんの素晴らしくも温かい世界に浸れる一冊です。

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電子書籍

スタートから心を掴まれた!

2021/12/01 21:51

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:@n_tbook - この投稿者のレビュー一覧を見る

原田マハさんの作品はこちらが初めて。
初っ端のスピーチの場面から心を掴まれました。
どんどん引き込まれ、最後もグッときました…!!

もう大ファンです!

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電子書籍

皆さんに読んで欲しい本

2021/08/29 14:22

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:匿名希望 - この投稿者のレビュー一覧を見る

何度も読み返しては、言葉の力、温かさに涙した本。

笑える箇所もあり、どんどん読み進めます。

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紙の本

言葉の力

2021/07/15 10:41

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:トモヤン - この投稿者のレビュー一覧を見る

結婚式の披露宴から物語が始まり、あまりにも退屈なスピーチに居眠りをしてしまい、スープに顔を突っ込んでしまうというハプニングからテンポよく話は進み、スピーチの原案を作る仕事に出会い成長していく物語です。
普通のOLが言葉の魔力に魅了されその仕事にのめりこんでいき、成長していく姿はすごく応援したくなる感じで、テンポよく読み進めることが出来ます。
本当におすすめです。

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紙の本

スピーチライター言及

2021/05/08 13:59

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

題名を見ただけでは結婚式の話かな??と思いきや、実はスピーチライターについてその苦労と、一人前になるまでの間やスピーチについてだけでなく、日本の国政にまで言及した深い深い話だったりする。時期的に政権交代だったこともあり面白くまた少しはらはらしながら読んだりもした。でも最後はやっぱり「本日は、お日柄も良く」まとまっているのである。アートライターだけではない原田マハさん、好きです。

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電子書籍

素晴らしすぎる!

2021/05/02 16:24

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まっすぐに55 - この投稿者のレビュー一覧を見る

涙が何度もあふれ、心が震えました。
言葉の大切さを改めて感じました。

初めて原田マハさんの本を読みましたが、読みやすくて、一気読みしてしまいました。
辛いことがあったときの「あの言葉」私も大切にしようと思います。また再読したいし、みんなにオススメしたい!レビューがたくさんあり、さらに高評価の意味がわかりました。素晴らしすぎる!!

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紙の本

言葉の大切さ

2020/09/22 00:56

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なご - この投稿者のレビュー一覧を見る

自分自身、語彙力がないので、言葉で人を動かせる人は凄いな。と思うし、自分の言葉で誰かを救えるって感動するな。と思いました。
めちゃくちゃテンポもよく面白いのでスラスラと読めます!!

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