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パラダイムと科学革命の歴史 (講談社学術文庫)
著者 中山 茂 (著)
東洋と西洋の学問的伝統の比較から、メディアの発明、職業的科学者の誕生、現代の巨大科学とデジタル化まで、社会的現象としての科学と科学者集団を分析し、科学革命が新たなパラダイ...
パラダイムと科学革命の歴史 (講談社学術文庫)
パラダイムと科学革命の歴史
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商品説明
東洋と西洋の学問的伝統の比較から、メディアの発明、職業的科学者の誕生、現代の巨大科学とデジタル化まで、社会的現象としての科学と科学者集団を分析し、科学革命が新たなパラダイムを形成していく過程を解明する。〔「歴史としての学問」(中央公論社 1974年刊)の改題,加筆〕【「TRC MARC」の商品解説】
科学史の第一人者による「学問の歴史」。科学革命で生まれた新たなパラダイムが学問的伝統を形成していく過程を解明する。古代以来の東西学統の比較から、学会誌などのメディアの発明、職業的科学者の誕生、現代のデジタル化まで、社会的現象としての科学と科学者集団を分析。『歴史としての学問』(1974年、中央公論社刊)を学術文庫化にあたって改題し、新たに「学問のデジタル化・グローバル化」を論じた補章を加筆。
トマス・クーンの「パラダイム論」を日本に紹介した科学史の第一人者による「学問の歴史」。科学革命で生まれた新たなパラダイムが学問的伝統を形成していく過程を解明する。「記録的学問」と「論争的学問」という古代以来の東西学統の比較から、学会誌などのメディアの発明、職業的科学者の誕生、現代の巨大科学とデジタル化まで、社会的現象としての科学と科学者集団を分析。
『歴史としての学問』(1974年、中央公論社刊)を学術文庫化にあたって改題し、新たに「学問のデジタル化・グローバル化」を論じた補章を加筆。【商品解説】
目次
- 第一章 記録的学問と論争的学問
- 第二章 パラダイムの形成
- 第三章 紙・印刷と学問的伝統
- 第四章 近代科学の成立と雑誌・学会
- 第五章 専門職業化の世紀
- 第六章 パラダイムの移植
- 補章 その後のパラダイム論とデジタル化の波
著者紹介
中山 茂
- 略歴
- 1928年兵庫県生まれ。東京大学理学部卒。専門は天文学、科学史。神奈川大学名誉教授。おもな著書に『占星術』『天の科学史』『野口英世』『帝国大学の誕生』『科学技術の戦後史』など。パラダイム論を日本に紹介したことで知られ、訳書にトーマス・クーン『科学革命の構造』、モリス・クライン『数学の歴史』などがある。
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学問の発展について、科学革命が新たなパラダイムを形成する過程として分かり易く解説した書です!
2020/03/24 12:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、「学問」というものが発展していく歴史を分かりやすく、また興味深く解説した一冊です。同書は、「パラダイム論」を我が国に紹介した科学史の第一人者である中山茂氏によって著された書で、科学革命が新たなパラダイムを形成していく過程をを明快に説き明かしてくれます。同書の内容構成も、「第1章 記録的学問と論争的学問」、「第2章 パラダイムの形成」、「第3章 紙・印刷と学問的伝統」、「第4章 近代科学の成立と雑誌・学会」、「第5章 専門職業化の世紀」、「第6章 パラダイムの移植」、「補章 その後のパラダイム論とデジタル化の波」と魅力的なテーマからなり、読者にとっては、とっても読み易く、興味をそそられる内容です!