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- カテゴリ:一般
- 取扱開始日:2013/08/06
- 出版社: 蒼竜社
- レーベル: Holly NOVELS
- サイズ:19cm/271p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-88386-420-1
紙の本
碧のかたみ (Holly NOVELS)
著者 尾上 与一 (著)
昭和十八年。全盛を誇る南の要塞・ラバウル航空隊に着任した六郎は、喧嘩に明け暮れている戦闘機乗り・琴平恒に出会う。問題児だが操縦士として優秀な恒と「夜間戦闘機・月光」でペア...
碧のかたみ (Holly NOVELS)
紙の本 |
セット商品 |
- 税込価格:3,777円(34pt)
- 発送可能日:購入できません
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商品説明
昭和十八年。全盛を誇る南の要塞・ラバウル航空隊に着任した六郎は、喧嘩に明け暮れている戦闘機乗り・琴平恒に出会う。問題児だが操縦士として優秀な恒と「夜間戦闘機・月光」でペアを組むことになった六郎は、行動を共にするうちに、故郷の家族を守りたいという彼の深い思いと純粋さに触れ恒に強く惹かれていく。命の危険と隣り合わせの日々が続く中、二人は互いを大切なペアとしていとしく思うように。しかし、ラバウルにも敗戦の足音は確実に近づいていた…。「天球儀の海」希の兄・恒と六郎の命を懸けた青春の日々。【「BOOK」データベースの商品解説】
昭和十八年。ラバウル航空隊に着任した六郎は、問題児だが優秀なパイロットの琴平恒と「夜間戦闘機・月光」でペアを組むことに。故郷の家族を守りたいという恒の深い思いと純粋さを知り、彼に惹かれていくが…。【「TRC MARC」の商品解説】
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電子書籍
オススメ
2016/02/27 20:39
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しずくさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
辛くも二人いれば幸せ
凄く感動しました。
電子書籍
泣けます!!
2015/01/11 17:18
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:紅白梅 - この投稿者のレビュー一覧を見る
天球儀の海のスピンオフ作品で、ラバウルの恒兄ちゃんの話です。でも視点は六郎の側からで二人の純愛にキュンキュンします。
後、短編で天球儀の海の二人もちょこっとあって、天球儀の海から一気読みした私にはうれしいボーナスでした。
戦争ものという事で敷居が高いかな、と思ったんですが、文章もキレイで、お互いがお互いを思う気持ちに涙する感じです。
紙の本
やんちゃ受け&戦争もの好きにはお薦め
2016/12/05 22:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ほげ - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作のスピンオフということですが、前作は表紙からして王道の「女の子みたいな外見の受け」でちょっと苦手だったので、こちらを先に読みました。結果、すごくハマりました!
人のよい穏やか大柄攻め(高身長)×喧嘩っぱやい受け(ちょっと背が低いのがコンプレックス)さらに仕事でもコンビで攻めに補佐されて、名コンビになり、私生活でもペアになり……と、そのへんがもうツボでした。
恒(受け)は凄腕の操縦士で撃墜王、妬まれやっかまれ、でもそれをすべて撥ね退ける気性の荒さも魅力。純粋で飛行機が大好きで、本土に守りたい家族がいて、そのために命をかけて戦っている。
そのへんをともに戦ううちに相方である攻めにも分かり、惹かれていき、気持ちが通じて……と、じわじわと仲が進んでいくところがよいです。
戦争もの、さらに終戦あたり、おまけにラバウルなので悲惨な描写もあります(とくに中盤、ばたばたと仲間がへっていくあたりは悲痛です)
ともに散ろうと誓い合う姿も、この二人なら清々しいです。
最後はどうなるやらと心配になりますが、二人を信じて読んでほしいところです。
一番知りたいところ(アメリカ行ったあたり)はさらりと流されてますが、そのへんは短編集の「郵便飛行機より愛を込めて」に詳しく描かれてますので、これ読んで気に入ったら、短編集も買うしか!!
ラストの花火には泣けます。おすすめです!
電子書籍
好きです!!
2016/04/20 12:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きゃさ - この投稿者のレビュー一覧を見る
1945シリーズ、最初の1冊からハマって怒涛のいきおいで制覇しました。ぜんぶ大好きで順番はつけられませんが、強いて言うなら受けのキャラクターがいちばん好みなのが、この「碧のかたみ」でした。恒くん最高です…!
けして戦争を美化するわけではないのですが、この時代に生きた人たちの澄んだ心と、ラバウルの景色と、そういう何もかもがとても美しいお話です。
紙の本
「天球儀の海」スピンオフ
2013/09/05 22:13
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はにーとーすと - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦闘機の操縦士、恒(受け)と恒のペアとなる偵察員、六郎(攻め)のお話です。
前作「天球儀の海」は私にはとても微妙な読後感でした。
なのでこのスピンオフの購入にはとても悩みました・・・
悩むくらいなら読むしかない!と、思い遅くなりましたがレビューします。
前作よりもしっかりとお話として成立しているなぁと、強く感じました。
六郎視点のお話です。
戦争を背景にはしていますが、恒と六郎、この二人に重点を置いてあるので素直に最後まで読むことができました。
恒の喧嘩の理由、飛行機に乗る理由、弟、希へのちょっと変わった愛情表現など
「天球儀の海」では名前しか出てこなかった彼のことがとてもよく分かります。
平時ではない世界にいながらもなんとかして日本を守りたいと願う六郎や恒やまわりの日本兵たちの
一生懸命生きる日々が切々と伝わってきます。
ただ惜しむらくは最後の最後、流しましたねぇ・・・さらさらーっと。
なんだか余韻がなくなってしまいました。あらら。
本編のほかにSSが2編入っています。
ひとつは天球儀の希と資紀のお話。「雨のあと」
もうひとつは、恒と六郎のお話。「約束の月」
本編とは異なり恒視点のお話です。私はこの約束の月を読んで、ホロリとなりました。
今ならWEB特典のSSを読むことができますよ。期間限定なのです。
もう、ここまで読んだら最後まで見届けることをおススメします。
電子書籍
スピンオフ
2016/01/14 10:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Sota - この投稿者のレビュー一覧を見る
「天球儀の海」がとても良かったので、それ以上を期待したからか、私には少し物足りなかったです。
前作で、恒は死んだことになってたので、死ぬものと思って読んでただけに、いつの出撃で死ぬのだろう?と、終始、重い気持ちで読んでたからかもしれません。
斎藤が死んだ時は、少しウルっときましたが・・・
紙の本
感動しました!
2016/08/31 22:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
『天球儀~』の希の兄、恒の話です。
前作と違って実際に戦場に身を置く二人なので緊迫感が半端ないです。
戦死の危機に加えて、マラリアなど死と隣り合わせの日々の中、「死ぬまで生きよう」という諦観と覚悟が入り混じったような潔さが本当に切ない。
最後の出撃、機中でのやりとりにはただただ泣けます。
空が好きで飛行機が好きで、小柄な身体に鞭打って操縦桿を握り続ける恒がたまらなく愛おしい話でした。