紙の本
月と蟹 (文春文庫)
著者 道尾 秀介 (著)
海辺の町、小学生の慎一と春也はヤドカリを神様に見立てた願い事遊びを考え出す。無邪気な儀式ごっこはいつしか切実な祈りに変わり、母のない少女・鳴海を加えた三人の関係も揺らいで...
月と蟹 (文春文庫)
月と蟹
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商品説明
海辺の町、小学生の慎一と春也はヤドカリを神様に見立てた願い事遊びを考え出す。無邪気な儀式ごっこはいつしか切実な祈りに変わり、母のない少女・鳴海を加えた三人の関係も揺らいでゆく。「大人になるのって、ほんと難しいよね」―誰もが通る“子供時代の終わり”が鮮やかに胸に蘇る長篇。直木賞受賞作。【「BOOK」データベースの商品解説】
【直木賞(144(2010下半期))】世界は大きくて理不尽だから、僕たちは神様を創ることにした−。海辺の町、秘密の場所で子どもたちが見つけた「ヤドカミ様」の正体とは。やさしくも哀しい祈りが胸を衝く長篇小説。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
秀逸
2020/12/07 21:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くみみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
人間になりかけの危うい時期の少年少女の心の葛藤から生まれる、空想のようで酷く現実的な感情の具現化がとても秀逸。掴めそうで掴めない感じの描写が、ちょうどこの時期の子供達の心そのもののよう
紙の本
子供の心
2014/01/24 15:01
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ジミーぺージ - この投稿者のレビュー一覧を見る
子供のころのひがみ、やきもちなど、主人公の細やかな心の小説です。
子供のころのなつかしい気持ちが蘇ります。
お子さんをお持ちの方は、そういえば俺もこんなだったと、自分の子供の気持ちに気づかせてくれる小説だと思います。
紙の本
子供と大人と、シークレットベース
2013/12/30 20:10
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひろし - この投稿者のレビュー一覧を見る
誰もが通り過ぎる、小学校時代の、あの頃。世の中の仕組みも、まだ良く分からなくて。大人の世界が、怖いような憧れのような。そんな中で出会う友達と、共に作る秘密基地。共有する悩み、そして時に突っ走る、妄想。親友二人で作り上げた世界はとても心地よかったけれど、そこに女の子が加わることで、微妙に狂い始めるバランス。そして分かってしまう、真実。
あの頃を思い出して、ちょっとキュンとしたい方にオススメの一冊。
電子書籍
「ヤドカミ様」
2015/03/17 14:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:CoolG - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ヤドカミ様」という特殊なモノで子供の心象を描写してるのんかなぁ。なんかちょっとドキドキした(´Д` ) やっぱりホラー作家やねんな(-_-)さすがや。 大小あっても子供の時にはこんなことも経験してもような感じがした、大人には秘密にしてたこと、あったよね(ーー;)バレてたけどぉ(^^)
紙の本
月と蟹
2021/02/05 14:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なめこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
道尾作品は好きでしたが、私自身が主人公の少年に肩入れしてしまうせいか、なんとなくこちらのお話は苦手でした。
母親との関係や友人との関係、ヤドカリの儀式など、目を背けたくなるような表現も…。
でも本当に道尾先生は、少年たちの日常や心情を表すのが巧いなぁと感じます。
紙の本
よく分からん
2021/06/06 11:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
子ども心って、こういうもの?
単純に物理的に人を傷つけて平気でいられるもの?
どのくらいの年代で読めば共感できたり、
何かを感じたりできるんだろうか。