紙の本
うなずくばかりの内容、そして自身の言動に気を付けていきたいと思える作品!
2015/08/27 08:58
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投稿者:東野ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
過剰なまでのへりくだる表現は、常に耳にしていて嫌気がさします。
何かにつけて「~させていただきますので…」を連発している人が急増しています。自分はあまり多用しないように気を付けています。
他にもたくさん内館さんの指摘するおばかな話し方が書かれており、現代人の語彙力の乏しさ、情けなさを感じます。
流行やテレビに流されずに、自分の言葉で美しく話したいと思う作品だと思いました。
内館さんはドロドロした恋愛小説が多いと思いましたが、エッセイもたくさん書かれており、内館さんの作品をもっと読みたいです。
紙の本
寂しくも厳しい現実
2013/08/11 18:50
7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
確かに最近、気になる言葉遣いは結構あります。そうした日本語を集めてみましたという本です。
この手の本は、書き手の独断と偏見となりがちですが、本書はアンケート結果等に基づくものですので、客観性はある程度保たれています。世間の人たちが不快と感じる言葉をまとめて知ることができ、有用でした。また私自身も無意識で使っている言葉もあり、注意するきっかけとなりました。
ただ、本書にも書いてあるとおり、「言葉は生きものであり、時代とともに変化するものである(5ページ)」というのが私の考えです。つまり言葉は時代を映すものですから、残念ながら今の日本の知的レベルだと思います。寂しくも厳しい現実です。
幼児に英語を勉強させるのも結構ですが、日本語も同じくらいの情熱で、きちんと教える必要があるのではないでしょうか。
紙の本
同感です
2016/01/21 07:07
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投稿者:ナベジ - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近、ことばの乱れもさることながら、発音、アクセント、イントネーション、おかしいよなあ。
アナウンサーが変。なんとかならんのかな。
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気をつけないと!
分かっていても使ってしまう言葉が結構あった。(“結構”もぼかし言葉!!)おかしな日本語を使ってたらこんな風になるよ、と仮定された臓器移植の記者会見は可笑しかった。でも、同時にゾッとした。
変な日本語を使っているのは政治家やバラエティー番組の芸人やニュースのインタビューに答える大人たち。みんなで気をつけなければいけない!!
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201308/このタイトル(しかも内館さん)ということで敬遠しそうな人多いと思うけど、言葉の使い方あるあるで読みやすく面白かった。私もその用法は違和感あると思ったり、反対に自分で使ってしまう言葉もあったり。ここにレビュー書く人であれば読み書き好きだろうから、楽しく読めると思う。
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まぢ面白いっすー。てか、やばいっすね。めっちゃ面白かった的な?という具合にたくさん使っている言葉がありました。反省。
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こんな言葉使いをしている人は一発で落とす、という企業の採用面接者の言葉が力強かったですねえ。NHKアナウンサーと並んで採用試験の面接官も日本語を守る砦だと思います。
正しい日本語が使える学生は、物事を真摯に考えていると評価してくれる企業があったら、その会社の商品を買います。本文ではどこの面接官か企業名が明かされなくて残念でした。
正しい日本語で話せることが採用基準になるのは悲しいことですが、ぼかし言葉ばかり使っていたら知的に見えないと、全学生に自覚してもらいたいと感じた一冊でした。
顔文字大好きな私には耳に痛いところもありましたが。o(- -;*)ゞ
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「てか、激ヤバ超ウケるんですけどみたいな?うん、なんてか、もうぶっちゃけ抱腹絶倒で忘れれれない、かなとは思うし的な?なんか、マジっすか?モードで、リアルに感じたって感じかも。」(書いててムカつく)今の社会と日常が生きにくくなっている証として言葉がどんどん過剰にへりくだり、断定を避け、断言したがらない風潮が奇妙な言葉の文化を量産している、「みたいな」を乱用し続ける社会にも目を向けながら、一つ一つ細かい言葉の誤用や分析がいちいち面白く爆笑が止まらなかった。内舘さんの大ファンになってしまった。好きだな~こういう
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内舘さんほどじゃないにしても言葉には敏感な方なので、共感するところ多数!しかし、「こりゃ私も怒られるな。。。」というところも多数。気をつけねば。変な日本語を話す人々にぜひ読んでもらいたいなと思うけど、そういう人はそもそも読書なんかしなさそうだからねえ。地道に周りの若者の間違いを正していくしかないね。最近身の回りで一番唖然としたのは近所の園芸店に貼ってある「店内にはペット様とご一緒にお入りいただけます。」の一文。「エサを差し上げる」日も近いかも。。。
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ひたすら自分の言葉の乱れを痛感させられる。何でも断言せずぼかす…この言い方が自分のなかで意外と当たり前になっていて反省した。
~かな。とか、~かも。とか語尾につけがち。
意識せずとも周囲の反応を気にしちゃっているのかもしれない…。気をつけよう…。
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タイトルがおもしろそうなので、読んでみました。
ほとんどに共感できて、興味深く読めました。
新書にしてはページ数が多いけど、読みやすかったです。
共感して、ああ、こんな言葉使ってるなあと思うのだけど、もちろん自分自身もその例外ではないわけで。
もっと言葉づかいを丁寧にしたいと思うけど、そう簡単な話でもないだろう。
内館さんの文章が皮肉たっぷりで、それを嫌な感じと取るひとは多くいそう。
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うんうんと頷くところ
それ言っているなと反省するところ
それは仕方ないんだよと開き直るところ
多々あり、面白く読めた。
周囲に気を遣って遣ってトラブルを避けようとした結果から生まれたことを考えると、今の社会は相当息苦しいことがわかり悲しい。
気遣いがグルグル回って、結局、慇懃無礼に感じさせたり馬鹿に見られたりするのだから、日本語は難しい。
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相手を思いやることと、オドオドと生きることは別ものである。まずは言葉から変えてみてはどうだろう。相手を十分に思いやる心は貫きながら、断言すべきは断言する。その方が、ずっと伝わる。
冗談化する。それはとても平安でいられることなのだ。
言葉遣いは男っぷり、女っぷりを三割下げる
「聞き上手」というのは「話させ上手」なのだ。
遺憾 思い通りにいかず心残りなこと。残念。気の毒
受け手側ははぐらかされたような気持ちになってしまいます。謝罪が必要な場面では、明確な言葉で謝罪をすることが必要でしょう。
びっくりを致しておるところでございます
ヘリ下っておけば安心、何でもいいからへり下っておけ、というような。そう考えると、「バカにするな」と不快に思うのは当然だ。
言葉遣いや話し方は、人間性や才能とは無関係だとしても、印象が違うことは誰もが認めるだろう。
印象をよくすることは、どの世界においても大切だ。印象をよくすることは、媚びるとかおもねるということとは、まったくの別ものである。
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★タメになりすぎます!読まないほうが良いです!★
内定者向け研修を行った際に、自身の言葉遣いの不十分さを感じ、たまたま本屋で見つけたこの本を購入。
個人的には、「言葉は時代で変化するもの。正しい言葉遣いに固執するオトナたちはナンセンス!」という考えが強かったのです、本書を読んで悔い改めました。
自身の普段の何気ない言葉づかいにも、乱れた言葉遣いがしみついており、直さなければならないことを痛感しました。
よって、この本を読んでからは自身の話す言葉ひとつひとつが気になり、さらにはテレビを観ていても正しい言葉づかいか否かが非常に気になるようになりました。(特に文をあいまいにする、断定回避の言葉の数々)
有識者である作者の、言葉に対する観点が学べました。
言葉遣い、直します。
「なんか」日本語「とか」って「ある意味」難しい「みたいな」「カタチの」印象が「メインに」あったけれど、「うん」、注意して直していきたい「かもしれない」「感じ」「かな?」「とは」思いました。
ごとう
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内館先生におかれては怒りと不快感がストレートに出ないように随分抑えて書いたとのこと。んん??な感じ炸裂なのがなかなか笑える。「感心を通り越して絶望」「口下手を免罪符に馬鹿っぽい言葉を使うのはやめろ」「理解できるが納得は到底できない、落ち着かないし奇妙奇天烈」・・・・正直なところ、辛辣極まりない舌鋒、舌剣が雨霰と降り注いでいるといったところか。「~してみたいと思います。」「ある意味」「結構します」「~ですかね」なども内館先生にあってはカネを積まれても使いたくない日本語。かなり厳しいと感じるのは私だけの錯覚では決してないであろう。ちなみに語尾をぼかすのも断定回避の言葉として徹底指弾されている。はは。