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紙の本
優しいプライド (幻冬舎ルチル文庫)
著者 砂原 糖子 (著)
病院で目覚めた志上里利は、自分が中学時代の同級生・保高慎二の乗る車に撥ねられたのだと知る―十年ぶりに再会した保高は、その病院の研修医だった。利き腕を怪我して不自由なところ...
優しいプライド (幻冬舎ルチル文庫)
優しいプライド
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商品説明
病院で目覚めた志上里利は、自分が中学時代の同級生・保高慎二の乗る車に撥ねられたのだと知る―十年ぶりに再会した保高は、その病院の研修医だった。利き腕を怪我して不自由なところを、保高の部屋に招かれ甲斐甲斐しく世話を焼かれる志上。保高のことが気になりながらもつい反発してしまうが…。書き下ろし短編も収録。【「BOOK」データベースの商品解説】
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紙の本
しんみり読みました。
2016/12/18 20:51
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かすみ草 - この投稿者のレビュー一覧を見る
出生に秘密を抱えている里利。
ある日、交通事故に遇いましたが、加害者は中学の同級生の穂高。
穂高の彼女とのイザコザもありつつ、お互いの気持ちを再確認。里利の分かりにくい面倒な性格も穂高ならば、受け入れ、温かく包んでくれるんでしょうね。
電子書籍
心に沁みます
2018/06/17 18:30
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Sota - この投稿者のレビュー一覧を見る
砂原さんは、「ファンタスマゴリア〜」もそうでしたが、初期のシリアス物は、凄く好みです。
これも、夢中で読み更けてしまいました。
志上の今の性格を構築してる元凶になっている出生のこと、保高の心無い正義感、全てが心に沁みました。
BLに登場する女性はおざなりになりがちですが、奏恵には同情出来て、ストーリーを引き立たせていました。
書き下ろしも、とても良かったです。
紙の本
ツンデレ受けの同級生再会もの
2016/02/29 07:56
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:tix - この投稿者のレビュー一覧を見る
不幸な生い立ちの性悪で意地っ張りなツンデレ受けが、
誠実な攻めに愛されて、心を解く同級生再会もの。
恋愛面以外もそこそこ盛り込まれて若干重苦しいストーリーです。
展開は部分的にやや唐突で描写不足な箇所もありましたが
(相手を好きになった理由とか、仲直りが容易過ぎるとか)
自分の好みに合っていたので、難なく目をつぶれました。
ツンデレ受けが大層いじらしくて可愛く、
攻めもそんな受けにピッタリの優しく忍耐強い真面目なDT君でした。
私は全く平気なのですが、地雷要素として受けが女にルーズで、
性格の悪い女性があらすじに結構関わります。
電子書籍
アヒルの子
2021/11/21 12:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:apple2 - この投稿者のレビュー一覧を見る
電子版にはイラストがないので、あくまで作品の中だけのイメージで……。
志上は凄くやな奴です。
生い立ちを鑑みても、自己中で非常に嫌な奴。
しかも時々の内心では、私自身が持っている打算を指摘されているようで、余計に嫌味が増します。
反面、保高は非常に良い奴。
善人過ぎて、国境無き医師団にでもなりそうな善人ぷり。
なので、保高に対する志上の気持ちが少しだけ分かる。
2人が絡むことにより、志上に相手を思いやる感情が生まれたので、最終的には人間らしく、それでいて脆く……最強に可愛く美しくなったのではと思います。
保高くらい善人じゃないともう、受け止められない気がします。
電子書籍
ツライ
2018/11/22 17:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:KoLe - この投稿者のレビュー一覧を見る
読み応えのあるお話なのですが、容姿はいいが性格がかなりいけてない受けと、見た目は十人並みの真面目攻めというキャラに萌えず、やな女の人も出てきて、全体にツライというか暗いというか、華やかな世界を夢見たい私の好みからはものすごく遠い作品でした。
ハッピーエンドですけど、他人事な気分です。いつもはもっとキャラとともに喜べるんですけど。
電子書籍
やさしいプライド
2017/11/20 05:49
2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
元同級生が病院で研修医となっていた。研修医と患者という立場で再び再会する。最初は反発していた主人公だが。
紙の本
包容力のある尽くし攻×不幸屈折受
2017/05/31 15:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
受の荒んだ原因となった生い立ち、中学時代の二人の回想など、その重さの割に説明程度にしか触れられてないので、どちらにも特に肩入れできませんでした…。
さらっと読了。
割と簡単に受がほだされたような…。
優等生な攻にもう少し抑えきれない熱量や執着みたいなのが感じられたり、受の複雑な内面がもっと掘り下げられてたりしたら、盛り上がれたと思います。
すこし残念でした。