獣の理 （ＣＨＯＣＯＬＡＴ ＢＵＮＫＯ）

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投稿者：仔猫のあくび　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

最初、呑気そうに見えた聖明(受)が心に深い傷を受けていて、未だ立ち直れていないというか、わざとその中に心を置いているという状態。
一方攻のグレンは、かなり困った状況にありながらも結構冷静で、聖明にも気を配る余裕さえある。(大人ですね)
種族の違いやら世界観のズレが結構笑えた。
犬系の独占欲の強さは、この話でも健在！(笑)
狼流の「鼻ちょん挨拶」は萌えポイントでした♪

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投稿者：桜橘　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

持ち出して、自宅の庭で月見酒をしてた聖明の前に異界からトリップしてきたグレンが現れて…
異界へ行くのは良く見るけど、逆パターンのは初めて読んだ。
田舎の一軒家で自宅とはいえ、なかなか危ない位置でお酒を飲む聖明にハラハラしてたらグレンの登場でその場から離れてほっとした。
理の違う異界から来たグレンの現状把握力が凄い…。弱った状態だと狼の姿に、人型の時も耳と尾はある。
戦士なんだろうなってグレンが聖明に胃袋を掴まれ、その代償？に異界では弱った証拠だから避けてる狼の姿になってもふられるのが笑えた。聖明は飼ってたワンコをおもいだしてもふを堪能するんだけど、そのコも関わってるずっと抱えてきた傷が切ない。
全体的にちらついていたほの暗さにもひかれて一気読み。
狼の独占欲が良かった～。

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投稿者：なつゆき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

食欲に負けたグレンはすっかり餌付けされて狼姿でもふもふ。
迎えに来た同僚には嫉妬してもふもふ禁止とか言い出して可愛い、彼らの習性を聞けば納得だけれどそこにもふもふが居ればもふりたいのは仕方ないだろう。決して浮気じゃないのにねー。
太っちょ猫のシロを見たり池の鯉を物欲しそうに見るグレンたちが可愛いかった。
主人公・聖明の周りで起きる事件と心の傷、そしていずれ自分の世界に還ってしまうグレンを想い聖明の心は千々に乱れる。
詳しく語られていないがグレンはグレンで異なる理の世界で生活し心を奪われる相手に出会い色々な葛藤があったと思う。

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投稿者：tix　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

成瀬さんのモフモフファンタジー。
ケモミミ攻めが異世界からこちらにトリップしてきてくれます。
シリアスなお話かと思っていたら、
受けに重い過去がある割に普段の様子はコミカルでした。
きっと受けが割り切り良すぎるからですw
犬好きで狼族の攻めに獣型になってもらい喜んでるところは
同じ成瀬さんの「恋するオオカミとうさぎの話」の受けにそっくり…（苦笑）

攻めは人型になっても耳と尻尾は無くならず、
肉が大好きで餌付けされてるところや尻尾や耳に感情が表れるところは
イヌ科の性質が出ていて可愛い♪

ちょっと恋愛になるのが容易すぎますが、
円陣闇丸さんのイラストも美麗で、
モフモフ攻めの格好良さ＆楽しさを満喫できる一作です。

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投稿者：沢田　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

オオカミ属性の攻めが異世界からトリップしてくる話。
ひたすらベタベタ懐いてくるワンコ攻めじゃなく、あくまで寡黙な戦士、でも根はやさしくて律儀で惚れたら超一途…ってとこが良かったです。
しかも強くてピンチのときは完璧に守ってくれる理想の大型犬で良い…！
心が壊れかけた受けは痛々しかったけど、最後にうまくまとまってほっとした。