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紙の本
松谷警部と目黒の雨 UNNECESSARY ROUGHNESS (創元推理文庫)
著者 平石 貴樹 (著)
陰ではマッタリさんと呼ばれ捜査中に俳句をひねるとの噂もある松谷警部は、目黒の殺害現場で所轄の白石巡査と合流。被害者の友人から聴取を始めたところ、過去の変死事件が浮かんでき...
松谷警部と目黒の雨 UNNECESSARY ROUGHNESS (創元推理文庫)
松谷警部と目黒の雨
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商品説明
陰ではマッタリさんと呼ばれ捜査中に俳句をひねるとの噂もある松谷警部は、目黒の殺害現場で所轄の白石巡査と合流。被害者の友人から聴取を始めたところ、過去の変死事件が浮かんできた。事件は予想外の広がりを見せるも、関係者に犯行の機会や動機は見当たらない。白石巡査の推理に期待し、松谷警部は助勢に徹するが…。犯人当ての妙味に富んだ本格ミステリ、文庫書き下ろし。【「BOOK」データベースの商品解説】
松谷警部と白石巡査が目黒のマンションで殺された小西のぞみの身辺を調べていくと、武蔵学院大学アメフト部との関連が浮上。過去の変死事件も判明し事件は予想外の広がりを見せるが、関係者に犯行の機会や動機は見当たらず…。【「TRC MARC」の商品解説】
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電子書籍
ガチガチの本格ミステリ!
2021/02/05 12:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
平石さんらしい見事な本格ミステリでした。ストーリー自体は地道な警察の捜査中心で、あまり起伏がないのですが、伏線の張り方、意外な真相、論理的推理の冴えは流石といえるでしょう。アリバイにしてもかなり複雑な仕組みなので、軽く読み飛ばしたい方には合わないかも知れません。会話の中でも長文が多く、やや読みにくい点はありますが、最後まで読むと本格ミステリの醍醐味が味わえるでしょう。
紙の本
かなり丁寧な組み立て
2019/01/19 18:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:つきたまご - この投稿者のレビュー一覧を見る
とても丁寧に組み立ててあるミステリで、解説の言うこと(まずプロットを立てて…みたいな話)にも頷けました。
主人公がすごく格好いい、という訳でも無い話なので、カリスマ的な主人公を求める人には不満かもしれません。(というか、主人公は松谷警部で良いのかも微妙。)しかし、丁寧な描写あり、警察の思考の描写も丁寧、ということで、謎を一緒に解く気分には良かったのではないでしょうか。
イアイさん、格好いいですね。憧れます。
紙の本
丹念な本格ミステリ
2015/09/14 16:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:goronoise - この投稿者のレビュー一覧を見る
白石イアイ巡査(と、松谷警部)を主人公とするシリーズの第一作です。
白石巡査の口調に、松谷警部が感慨深げにこんなことを言います。
「刑事になりたてのころ、やっぱり一緒に仕事をした女の子で、頭の切れるすごい子がいたんだよね。もう二十年近く前になるなあ」(本書35ページ)
もちろんその「すごい子」は登場しませんが、初期平石作品をお好きな方はニヤッとするシーンでしょう。
現在3作目まで発表されているこのシリーズ、それぞれ独立している謎解き作品です。
なので「三鷹」や「三ノ輪」から読み始めることも可能ですが、白石巡査と松谷警部が初めて現場で顔を合わせるシーンがあるこちらから手を伸ばしてみることをお勧めいたします。
紙の本
動機が不自然
2019/10/12 17:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
犯人当てについては論理的に書かれているとは思いますが、
犯人の動機は不自然かなあと。
そんな裏事情は読者には分かるわけないでしょ。