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商品説明
なんで勉強しなきゃいけないの? この問いを切実に抱いているすべての子どもと、途中で考えるのをやめてしまったすべての大人のための本。誰も答えられないこの疑問に、哲学を使って「納得解」を出す。【「TRC MARC」の商品解説】
「なんで勉強しなきゃいけないの?」──誰もが一度は考える、でも誰も答えられないこの疑問に、哲学を使って「納得解」を出す!
【目次】
はじめに
第1章 「一般化のワナ」と「問い方のマジック」
1 落とし穴その1:一般化のワナ
「経験」は人それぞれ/学校の先生と塾の先生、どっちがいい?/先生だってひっかかる/少年少女は凶悪化した?/みんなが納得できるだろうか?
2 落とし穴その2:問い方のマジック
二者択一のワナ/一〇人乗りの救命ボートに、一一人が乗り込んだ……/第三のアイデアを
コラム1 超ディベートについて
第2章 なんで勉強しなきゃいけないの?
1 どうして答えが出ないのか?
「納得解」を見つけよう/ニヒリズムという〝どん詰まり〟/「神は死んだ」
2 「答え」を出すにはこう考える
ニヒリズムを乗り越える/「問いの立て方」を変える/自分にとっての正解を/条件を整える
3 〈自由〉になる――だれもに共通する「答え」
「生きたいように生きる」には/〈自由〉になるため/この章のまとめ
コラム2 「唯一絶対の正解」ってほんとにないの?
第3章 なんで学校に行かなきゃいけないの?
1 なんで勉強を強制されるの?
二つの〝正論〟/やっぱり勉強なんて役に立たない?/学力=とどのつまりは「学ぶ力」/探求型の学び/「学び」のこれから
2 学校に行くのは何のため?
どうすれば〈自由〉になれる?/〈自由〉をめぐる戦争の歴史/戦争がなくならない理由/〈自由の相互承認〉の原理/〝感度〟をはぐくむ
3 学校に必要なこと
がんばってきた日本の学校/日本の教育は悪平等?/何が必要な「平等」か?/いじめ、体罰、そして教育の未来……
コラム3 道徳教育のジレンマ
第4章 いじめはなくせるの?
1 いじめはどうして起こるのか?
いじめの根源/厳罰主義か、更生主義か/自己不十全感/逃げ場のない教室空間
2 いじめのなくし方
人間関係の流動性/信頼と承認/教師の多様性/教師への信頼/なぜ体罰はダメなのか?
コラム4 「コミュニケーション力」は一つじゃない
第5章 これから学校はどうなるの?
変わりゆく学校/学校に代わるもの?/教育の未来のために
ブックガイド・参考文献
あとがき【商品解説】
目次
- はじめに
- 第1章 「一般化のワナ」と「問い方のマジック」
- 1 落とし穴その1:一般化のワナ
- 「経験」は人それぞれ/学校の先生と塾の先生、どっちがいい?/先生だってひっかかる/少年少女は凶悪化した?/みんなが納得できるだろうか?
著者紹介
苫野 一徳
- 略歴
- 〈苫野一徳〉1980年生まれ。早稲田大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。同大学非常勤講師、日本学術振興会特別研究員(PD)。著書に「どのような教育が「よい」教育か」がある。
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なぜ勉強するのか
2017/01/26 23:25
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:でぃー - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本を読んだからと言って、ある正解にたどり着くわけではない。
というのも、「正解」を求めるのではなく、「納得解」を求めることを志向している。
哲学的に勉強する理由を考えていくわけだが、結局、自由になるためということに行きつく。その自由に意味を考えることも非常に大切である。
勉強するのは何のためかという主題に関わる論よりも、コミュ力は多様であるとか、問い方のマジック、一般化のワナの話の方が興味深かった。