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目に見えにくい世界の恐ろしさを知った気持ちがします。
2013/12/16 10:25
14人中、14人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:七慢 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ついつい無理しがちなわたしたち。不規則な生活をしたり、あせったり、いらだったり。
しかし、その無理が自分の健康に関する無視だったと分かって愕然としました。
副交感神経を意識して生活することが、人間としての生活の質を高める、特に女性は40歳から、男性は30歳から急激に副交感神経の働きが落ちると読んで、自分勝手な行動がいかに危険か思い知りました。
そして他人を憎み続けることが自律神経のバランスを傷つけるとにまで蓋然性があり、自分だけが正しければよい、と思い上がりを捨てようと決心がつきました。
すべての人にお勧めでs。
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「自立神経失調症」と診断され、不定愁訴に悩まされていた時に読みました。薬は所詮対症療法。根本的に治すにはどうすればいいんだろう、と藁にも縋る思いでした。読んでみて、「私の自立神経ってよっぽど乱れてるのね…」とがっかりするとともに、「きっと治る」と思え希望が持てました。
あきらめる=ギブアップではなく、ストレスの原因を明らめ(あきらめ)たり、何かを成すために他を諦めること。
自律神経のバランスを整える=副交感神経を上げるにはどうすればいいか…というようなことが書かれています。
簡単なことですが、私には深呼吸が一番効果がありました。呼吸が浅いことは自覚があったのですが、それが体の状態を左右することを知り、思い出した時に深呼吸を心掛けています。特にパニック状態に陥りそうな時に効果を感じました。
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うさんくさい感じもあるし、あきらめないから試合に負けたとか、それは違うだろとか思うところもあるけど、怒りや不安を抱えていると、ストレスがたまって、何らかの不調になるっていう説は支持出来ると思う。
エラくなると、段々あきらめることが(周りの状況的に)許されなくなってくるので、ツライだろうなとも思う。
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パフォーマンスを発揮するために、健康を保つために、自律神経のコントロールの必要性が語られている。
自律神経は10年で約15%も低下するので、戦略的にコントロールする必要がある。特に男女とも、働き盛りに急激な低下が見られるので、全ての人が早めに対応するべきだと思った。
所謂、問題解決的な考えが心理的な安定だけでなく、身体の調子を上げるという事実(惜しむらくは、どのように自律神経を測るかが記載されていない)が記載されており、ポジティブシンキングに関する書籍の裏付けに位置づけられるのではないかとも思った。
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私たちの心は、さまざまな悩みや心配があると、ついついネガティブな感情にとらわれ、目の前の仕事や家事に集中できなくなってしまいます。
著者は、その原因は、「自律神経のバランスの乱れ」だとと指摘しています。
詳細なレビューはこちらです↓
http://maemuki-blog.com/?p=2108
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以降は本からの引用です//物事を明めていけば、すべてのものは解決します。怒りや不安といった感情は、物事をあきらめないから起こる。女性は40歳を過ぎた頃に、副交感神経の働きがガクンと下がる。ため息…自浄作用。自律神経のバランスがよい人はまわりの人たちの自律神経のバランスを良くする。怒りそうになったら、その原因について考えるのをあきらめる。
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1ヶ所だけ交感神経が働くと活動が沈静化する場所があります。それは胃腸です。
怒りそうになったら、その原因について考えるのを「あきらめる」ことです。
何か問題が起こったときに、いったん座って「対応策をゆっくり紙に書き出す」という習慣をつけると、アクシデントにも強くなり、自律神経のバランスを乱すことも少なくなる。
自律神経のバランスのいい人は空気を読まない
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○「あきらめない」でがんばればがんばろうとするほど、心と体は「あきらめる」方向に進んでいいる。
○自分の苦しみを誰かのせいにしている限り、自律神経が乱れて、どんどん泥沼にはまっていく。
⇒自分の苦しみを誰かのせいにしないで、自分のせいでこうなったのだと明らかにしたとたんに、パッとネガティブな感情は吹っ切れる。
○「乗り越えるもなにも、僕にはそれしか選択肢がない。」・・・決してマイナスになるようなことは口にしない。(脊椎損傷により首から下が全く動かなくなり車椅子生活⇒医師免許取得)
○くよくよ考えても仕方のないことを無駄なことだときれいさっぱりあきらめて、そこから未来へ向かって歩き出す!!
○なってしまったことをクヨクヨと後悔しないこと。
○「うまくいったとき」「うまくいかなかったとき」にどうなるかを書き出すこと。
○何に悩んでいるかがはっきりと明らかになっていないために、頭の中で、ああでもない、こうでもない、といつまでもグズグズと考えて心がどんより曇ったままになってしまう。
○禅宗の言葉で「莫妄想」
○意地になってしがみつけばつくほど物事は悪い方向に進んでいく。
○車に例えると交感神経がアクセル、副交感神経がブレーキ
○「怒り」は二つの自律神経のバランスをかき乱す⇒すぐに怒ってしまう人は自分の寿命を縮めている人。
○「今日はここまでにして、明日また頑張ろう」とあきらめて睡眠をとれば、眠っている間に自律神経のバランスが整ってくる。
○例えば朝、仕事場に行くために家を出た瞬間、風や花の美しさ等を感じる
○一日二~三分でいいので複式呼吸(3~4秒ゆっくり鼻から息を吸って、6~8秒間、口をすぼめてゆっくり吐く)
○超一流の人は、けっして周りの空気など気にしない、逆に鈍感。
○あなたが微笑めば、相手もリラックス
○怒りそうになったらその原因について考えるのを「あきらめる」こと。
○朝の時間は大事。
○ゆっくり書くこと⇒自律神経が安定する。
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著者にとっては、「あきらめる」(明らめる)ということがキーワードなのだろうが、やはり諦めるというニュアンスがちらついて、この本の主張がしっくりと受け入れられない。
健康には自律神経が大きく影響しており、特にストレスなどによる交感神経優位の状況を、副交感神経とのバランスのとれた(リズムのある)生活にするためには、副交感神経を高めるアプローチになること。
そのためには、ゆっくりとした動き、深くゆったりとした呼吸、空を見上げる、口角を上げる、部屋に入ったら時計に注目するなど、具体的な方法も示してある。
あきらめリストも推奨されているが、こだわりを手放すのはそれほど簡単なことではないと感じる。
14-64
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「あきらめる」というのは、断念するではなくて、悩みの根っこを「明らかにする」ということ。まあようするに、くよくよするな、という落ち着きを持とうということ。
自己啓発本にあるような「べき」口調の呪縛でなく、整理学的裏付けで唱えているために納得はいく。ただ、からだに不調を感じたら、とりあえず大丈夫です、という安心をもらうために、さっさと医者にかかりなさい、というのは商売のためなのかなとも思ってみたり。
まあ、こころがギスギスしたときに読むといんではないかと。最近、やたらと意識高い系のビジネス本多いけど、文句の使い回しばっかりで実りないから。
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あきらめようと思えば思うほど、意識しちゃう気もするし…なんだかんだと悪循環が断ち切れない気がします^^;
固執しない、考えても無駄なことは考えないということがストレスフリーでいいことはわかりました。
それができたら苦労はしないのですが、知ってるのと知ってないのとはちょっとは気持ちの持ちようがちがうとも思うので、読んでよかったです。
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主に自律神経系(交感神経と副交感神経)のレギュレーションをすることで病気を逃がす(あるいはパフォーマンスを向上させる)というもの。
タイトルにある「あきらめる」というのは、「明らかにする」という意味で、「諦める」ではない。
「明らめる」ことで、「あきめる勇気を持つ」ことが大切。
どうしようもならないことはどうしようもないと悟ることが大切。
そして、穏やかな気持ちで生きていくことで、自律神経系(交感神経と副交感神経)の活動を調整することができる、らしい。
考え方のほか、呼吸や身体の使い方等も幾つか紹介されていて、前向きに健康に生きる術が分かりやすく述べられている。
著者の示している自律神経(活動?)の測定法が、どのようなものかイマイチ想像できなかったけども、こういった考え方や身体操法の効果が明らかになれば、臨床現場はもっと変わってくると思う。
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【内容(「BOOK」データベースより)】
大学卒業後、主婦になるが、ジャーナリスト志望の夢を断ちがたく離婚。その後、世界中の紛争地から現地リポートを送り続け、45歳という若さで凶弾に倒れた山本美香―。イラク戦時下のバグダッド潜入レポートと、公私にわたるパートナーであったジャパンプレス代表・佐藤和孝氏への取材を通し、国際ジャーナリストとして、そしてひとりの女性として鮮烈に生きた彼女の素顔に迫る。
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【著者略歴 (amazonより)】
小林/弘幸
1960年、埼玉県生まれ。順天堂大学医学部教授。日本体育協会公認スポーツドクター。順天堂大学大学院医学研究科(小児外科)博士課程修了。ロンドン大学付属英国王立小児病院外科、トリニティ大学付属小児研究センター、アイルランド国立小児病院外科での勤務を経て、順天堂大学小児外科学講師・助教授を歴任。自律神経研究の第一人者として、プロスポーツ選手、アーティスト、文化人へのコンディショニング、パフォーマンス向上指導にかかわる
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【目次】
はじめに すべてはあきらめることから始まる
第1章 健康を招く「あきらめる」という生き方
第2章 「あきらめる」と自律神経が働き出す
第3章 「あきらめる」と病気が逃げていく
第4章 「あきらめる勇気」があれば、心身ともに若返る
第5章 「あきらめる」と人生は楽になる
第6章 「あきらめる」と人間関係はたちまちうまくいく
第7章 「あきらめる勇気」を持つための習慣
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呼吸をゆっくりする
3〜4秒鼻から吸う、6〜8秒口から吐く
ゆっくり動作をする
朝の時間をゆっくりとる
どうにもできないことを考えることをあきらめる
テンパって、交感神経が高ぶってしまったら、他の事をして気を散らす
怒らない
笑う
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リラックスしたいときは、いろいろなことをゆっくりやってみる、というところ、なるほどと思いました。それから掌をにぎると交感神経優位になるから、反対に掌を拡げると副交感神経優位になる、というところも納得。ゆっくりと掌をひろげていくとそれだけで息が深くなっていきますね。
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交感神経って大切なんだなあ。悩みやすい性格だから、ノートや日記のつけ方はぜひ真似したい。それにしても交感神経が不調な人間の周りにはそういう人間が集まるって何か怖いな。日頃から笑顔でゆっくり過ごすよう気をつけます。