紙の本
日本建国がわかる本
2018/04/08 11:18
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投稿者:オビー - この投稿者のレビュー一覧を見る
和銅五年、西暦七一二年に編纂された歴史書をこれほどわかりやすく、面白く書いた本はないと思います。
日本国が認めた日本国民のための日本国の歴史。普遍的な価値観が満載。
「真実」が描かれているという視点が重要で、事実をうまく組み込みながら、省きたいけど省けない事実を盛り込みながら、皆(当時の人々)が納得できるよう、面白く話を展開している。
国生み、天の石屋戸、八俣遠呂知、出雲の国譲り、天孫降臨、三種の神器、建国記念日、御魂遷し、倭建命の東征、民の竈、様々な継承(伯父から甥、兄から弟、はとこ、10親等離れ)
世界最古のエロ本、昼ドラ、ミュージカル、神様は見ていない、美女争奪戦、弟が勝つ、大根は誉め言葉、80年越しの恋、ありえない結婚
表意文字と表音文字のミックス。この本がなければ片仮名も平仮名も生まれなかったという点も面白い。
日本人必読の本。
そしてかなりお得な本。
紙の本
古事記らしからぬ古事記の本
2013/10/17 21:14
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投稿者:テラドン - この投稿者のレビュー一覧を見る
難解な古事記をかくもわかりやすくかけるものか、と感心するし、面白い。日本の神話は面白い。
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古事記はただの歴史書ではない大著
2021/12/02 22:10
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投稿者:akihiro - この投稿者のレビュー一覧を見る
500ページ以上ありますが、税抜き1,800円というお手頃感もあったので読んでみました。時間は掛かりましたが、堅苦しさもなくて読みやすい文体でした。所々で語られる余談も「へぇ」と思えて面白いです。
古事記は歴史書ですが、事実だけを淡々と記録しているだけの書物ではないようです。小説のような面白さや、道徳的な規範となる話が盛り込まれており、色々と日本を学べる歴史書なんだなと思いました。
日本人同士で、古事記に登場する好きな神様や人物の話とかしたら面白いのではないかと思います。
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著者の竹田さんが書いた「現代語古事記」を教科書に竹田さんが講義した内容を書き起こした本。
現代語古事記については昨年読みました。
現代語古事記は自分の解釈も踏まえて読みましたが、解説していただくとさらに理解が深まりました。
天皇がこの国を治める正当性を説明するとともに、ダメな逸話もたくさんありつつ、それでも素晴らしい部分をたくさん示しているんだなあと改めて感じました。
(以上、ブログ全文です。)
ブログはこちら。
http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/4565056.html
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この国の起源が分かる古事記、初めて触れた。神様たちはこんなに個性的で人間味に溢れ、生き生きと滑稽に描かれてるんですね。講義を書き起こしただけあって、読みやすくて止まらない感じ。さすがに人名、神名は覚えられなかったので、二度読みするかな。
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竹田恒泰氏が古事記の内容を解説した講義を書きおこした本。
古事記と言えば、
「気合いを入れて読む!」
といったイメージがあるが、
本書はそんな事はなく、楽しみながらサクサクと読めた。
本来、古事記と平行して読むのがよいのだろうが、
本書を読了してから古事記を読む。といった流れの方が、
より、理解を深められるように感じる。
これまで古事記を読もうとして挫折した人にオススメです。
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まったく今まで古事記を読んだことなかったけど、著者が言う日本で最初のエロ本だとか、昼ドラみたいな話とか気負わなくて良いことを知れた。著者の口語訳を読んでみようかな。
古事記は現存する最古の国家である日本の歴史を知れる。
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笑える面白さ。
学校では古事記等、いわゆる日本の神話を学ばなかった年代だけに知らないことばかりなのだが、本書によって古事記の知識(日本の歴史)を楽しみながら学べたと思う。
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出雲にも伊勢にも行ったことがあるし、神話を読んでみたいと思っていたところ、友人に紹介されて読みました。
結論から言えば、すごく面白かったし、勉強になりました。
筆者と言えば、女性天皇の問題が取り沙汰されたときに、女系継承は絶対にダメ、旧宮家の復活をすべき、と主張した人ですよね。
この説は、一般人の感覚からすると、およそ理解できないものなので、筆者が天皇になりたいだけなんじゃん?と思ったりしてました。
でも、本作を読んで、筆者の主張の真意がわかりました。
ただ、筆者は超保守派だと思いますので、中には、???と思う主張もありました。
本作は古事記を題材にした講義であり、古事記を読むことに重点がおかれているわけではありません。
原文の引用もないので、分かりにくい箇所もありました。
でも、古事記とはなんぞやという根幹部分の理解には十分です。
日本書紀との違いとか、古事記の位置づけとか。
本作を読んだあと、古事記を実際に読むといいと思います。
私も、筆者の現代語訳古事記みたいなのを、次に読んでみたいと思ってます。
神話は面白いですね。
また出雲や伊勢に行きたくなりました。
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古事記3巻を、軽妙で面白おかしく解説していく。
脱線したり、現代風なアドリブを交えつつも、あくまでストーリーを追いかけ、解説するにとどまっている内容。
元々はDVD形式の講義だったものを書き起こした内容も手伝って、セリフ回しはとても砕けていて、本論とは関係ない脱線も多く見られる。
大雑把すぎるのでは、と感じることもあったがしかしそれが、ともすれば難しい神々の名前ばかりでとっつきにくく、わけがわからなくなるストーリーをとっつきやすいものにしている。
古事記自体に触れるのが全くの初めてだったが、話の筋がすっと理解でき、入門の入門、という意味ではとても素晴らしい本だった。
著者の姿勢も手伝って、左の人からは極右思想だ、と叩かれるかもしれないが、あくまでも古事記の内容を理解するためだ、という道筋は逸れていないと思う。
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この本は、日本人なら1度は読むべき本。
昔から気になっていた古事記を分かりやすく教えてくれる。
今までのモヤモヤがスッキリしました。
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久々に良いものを読ませてもらった。
眼からうろこの連続だった……!!
根の堅洲(かたす)国≠黄泉の国(死後の世界は複数あり、アリの巣のようになっている説)
神は寿命や病死で無くなることはないが、外傷で死ぬということなど。何度も古事記を読み返してきたはずなのに、初めて気づかされたことも多かった。
……ただ、箸についてアルバイトにクレームをつけたのはいただけなかった。
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おもしろかったです。講義ではなく、現代語訳も読んでみたいです。
言わんでもいいこと言っちゃって、自らの品格を貶めとるなぁ…というところがなきにしもあらずですが、総じて楽しく読みました。
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図書館で借りて読んだ。くだけていてとてもわかりやすく、面白かった。かなり右な感じがして、強烈だった。
でも、こういう建国の物語を読むにあたっては、本当はそれで良いのだと改めて思った。
古事記は上つ巻はよく読むんだけど、中つ巻、下つ巻の内容はどうもとっかかりにくく‥‥。この本では、中つ巻、下つ巻もわかりやすく解説されていてとても良かったと思う。
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こうやって、戦前戦中の庶民は洗脳されたわけだ。んで、あんなひどく戦争でやられたら左にも走るよね!軽妙で楽しい語り口がまた…。面白いし分かりやすいけど、まんま鵜呑みにしたら危険と思う一冊。学研から出てるから安心して手にしたけど、偏りが…。まぁ著者様の立場的にはそうなるのかな。知識として役立つカ所もたくさんあるのが、また複雑なのだわ。