紙の本
これから投資を考えている人は是非とも読むべき本です。
2015/08/30 01:13
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まさやん13 - この投稿者のレビュー一覧を見る
お金の運用について具体的でわかりやすく書かれていて、お勧めできる良書である。
内容は
1.生活資金(生活費3ヶ月分程度)を銀行の普通預金にする。
2.残りをリスクマネーと無リスクマネーに分ける。
3.リスクマネーは「TOPIX連動型上場投資信託」と「SMTグローバル株式インデックス・オープン」に半々に投資する。
4.無リスクマネーは「個人向け国債」または「MRF]で持つ
という内容である。
証券会社や銀行の営業マンが勧めるファンドは信託報酬が高い上、パフォーマンスもインデックスファンドより悪いものが多数を占めるので、投資の初心者がアクティブファンドに投資しても利益はあまり期待できない。信託報酬のような運用コストの低いものを選ぶようにするべきと、証券会社や銀行の営業マンがいやがりそうなことが書かれていて痛快である。
これから投資を考えている人は是非とも読むべき本です。
紙の本
タイトルに驚き
2015/10/18 23:05
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:7013 - この投稿者のレビュー一覧を見る
まだまだ知らないことも多いことに気が付かされた。様々なことについてこれまで以上に知識がふえることだろう。シンプルに書かれている点もよかった。
紙の本
読みやすい
2016/03/15 14:00
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:すずねこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
投資信託関係の本をいろいろ読みましたが、初心者にはこの本が一番わかりやすいと思います。具体的に何を買えばよいかが書いてあるので、それを参考に自分なりにアレンジしていけます。
紙の本
ズバッと斬る本
2017/01/31 22:59
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投稿者:白金魚 - この投稿者のレビュー一覧を見る
これ一冊で山崎流のお金の運用の真髄が学べます。銀行の窓口に行くにあたっての、注意事項なども明快に書かれてあります。
紙の本
お金の運用を考えるために
2015/08/30 15:18
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くろねこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
今後のお金の運用計画を考えるにあたって参考になると思い、購入しました。初心者のため全部はまだ理解できていません。何度か読み返していく予定です。
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読み始めると、いきなり、
本書の目的は、
(1) 極めて簡単だけれども、
(2) 現実的にはぼベストに近くて、
(3) 無難なお金の運用方法を、
読者にお伝えすることにある。第一章で早速その方法をお伝えしよう。
とあって、すぐに答えが出てくるという、非常に判りやすい本。答えもここには書かないが、非常にシンプル。
で、答えだけが欲しい人は、後は読む必要はないかもしれないが、
(以下、あとがきより)
手数料の高いアクテイブ・ファンドはダメ、毎月分配型投資信託はもちろんダメ、銀行はNISA口座開設には不適当、生命保険はほとんどが不要、FP(ファイナンシャル・プランナー)にも警戒が必要、
など日頃、金融分野とは縁のない外野から見ていてもそうじゃないかと思えるあたりをズバッと言い切ってくれている。時々電話でかかってくる投資話をお断りするのに、座右の書となってくれそう。
また、、、
(以下、あとがきより)
筆者の同業者も含めて、金融関係者には、ビジネスに不都合な内容を多々お知らせすることにもなったが、これらは全て、広義の金融ビジネスのサービス水準の向上を願って書いたものだ。
とあって、エールを送りたくなったね。
(2013/11/13)
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タイトルの通り分かりやすく実用性のありそうな本でした。
利害関係という点に着目して書いてくれているので
納得しながら読み進めることができます。
NISAとか投資信託とか縁の無さそうな感じでしたが
ちょっと興味が持てましたしやってみようかなと思います。
職業には貴賤は無いが儲け方には貴賤があるというような
言葉もありましたがこの著者の主張がよく現れていて良かったです。
セールスマンの言葉に踊らされることなく自分の考えで
納得して資産運用をして行こうと思わせてくれる本でした。
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お金の運用について勉強しようと思ったので買った。
具体的な銘柄を紹介されているのと、住宅ローンや保険についても記載がある。改訂版ということで、NISAについても書いてあった。
浅く広くという感じで、とっかかりとしては良かったと思う。
想定読者の層よりも貧しいっぽいので、資金運用以前に収入を増やさないとどうにもならないなと感じた。
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タイトル通り、本書出版時点で著者が「普通の人」にとって概ねベストと思われる資産運用を説いた本。
それだけでなく、資産運用に関する「常識のウソ」であったり、資産運用にまつわる様々な疑問にも答えており、金融商品のリテラシーを高めるのに効果的な一冊。
本書の特徴は
・ずばり、著者が勧める運用方法が具体的に書いてある。
・金融商品や業界のからくりを含め、知っておくべき様々な知識が率直に書かれている。
なかなか立場上書きづらそうなこともずけずけと書いてしまっている点で、類書と大きな違いがある。
そこが知りたかった!というところに手が届く、読むだけである程度金融商品に関するリテラシーが向上する好著。
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タイトルに全くの偽りがなく、超簡単。
P.16-17の2ページだけを読めば、
理由はわからないのだが、
運用する術を学ぶことができる。
とは言え、2ページ読んですぐ実行できるのであれば、
読む必要も買う必要もない。
当然いろんな疑念が沸くと思うが、
それぞれ丁寧に回答してくれている。
(以下抜粋。○:完全抜粋、●:簡略抜粋)
●超簡単 お金の運用法(P.16-17)
①生活費三カ月分程度を普通預金に置く。
②残ったお金をリスク運用、無リスク運用に回す。
③リスク運用は「TOPIX連動型上場投資信託」と
「SMTグローバル株式インデックスオープン」に、半々に投資する。
④無リスク運用は個人向け国債、またはMRFで運用。
以下⑤、⑥は略。
●「躊躇なく」解約して、お金の必要性に対応することだ。
(中略)
現時点で売買可能な価格が投資の判断の前提なのであって、
自分の過去の買値は判断に関係させない方が正しいのだが、
これができない人が多いのが現実だ。(P.36-37)
○売却によって確定したたまたまの結果を「残念に思う」のは仕方がないが、
「後悔する」のは無意味だ。
なぜなら、過去に自分が持っていた情報と判断力では、
これを改善することができなかったからだ。(P.38)
○株式投資に長期的かつ平均的に期待できる利回りは、
学者や実務家の多数の意見を採るとするなら、
金利プラス5~6%くらいだ。(P.51)
○ローンを返すということは「確実に得な、逃すことのできないチャンス」(P.171)
○プロの不動産屋が長く持とうとしない物件を豪華なチラシを作って、
営業マンを大勢動員してセールスして売るわけだから、
かなり大きな中抜きがあると疑ってみた方がいい。(P.177)
○世界の先進国の中でも、日本は、生命保険に掛けるお金が突出して多い。
しかい、民間の保険会社が提供する生命保険商品のほとんどは、
加入しない方がいい代物だ。
生命保険は不要だ、とまずは考えよう。老若に関係ない。(P.180)
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銀行や証券会社の人を信用して相談するくらいなら(そのくらいの知識しかないなら)、この著者を信用して内容をしっかり把握して判断したほうがよい。著者の豊富な知識や理論に裏付けされた、シンプルな結論をわかりやすく説明しているという点で、おすすめの一冊。
http://d.zeromemory.info/2015/02/11/money-unyo.html
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素人でもほどほどにベスト、無難な投資の方法を説明している。いきなりはじめの方のページで具体的な方法が出てきたり、言い切り調でこれはダメといった書き方をしており、初心者は読みやすいと思う。
前に同じ著者の『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』という本を読んだが、扱う内容はこれとほぼ同じ。だが、自分は『難しいことはわかりませんが〜』の方がラフで理解しやすく、具体的な方法を得られてよかった。
本書の方にしかないものとして、ギャンブルについての考え方が面白かった。不確実で自分の思い通りにならないことがあるということを知るには、ギャンブルが手軽でちょうどいいと言う。半ば人生観のような内容になっていて、ギャンブルをしない自分はなるほど...と思った。金融商品をギャンブルに例えていたりもする。そういえば、「人生はギャンブル」という言葉もある。
後は、↓のようなことをやってみてもいいかもと思った。
・経済を大まかに知るには株価、為替レート、長期金利を毎日見る癖をつけるといい。
・PER(Price Earnings Ratio:株価収益率)を同一業界の会社同士で比べて、何故そのような差がつくのかを考える。
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非常に明確。正しさのみを根拠に世のほとんどをバサバサ切り捨てており、気持ち良いほど。ここまで本法論に具体的に踏み込んだものはなかったし、かなり信頼できる。勝つ者はいつも情報に近い者。マネー誌は広告料で成り立っているのでそこで紹介される金融商品のほとんどに優劣はないといったところなどは、世の中の全てには方向があり作為があるという当たり前の事実を再認識する。
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とても堅実な内容でためになる良書。
老人が握っている貯蓄を、市場(ただし国債に限る)に引っ張り出すのにいい本なんじゃないでしょうか。
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資産運用に関して全くの初心者でもある程度理解できるように優しく書いてある。
個人投資家が気をつけるべきポイントを明け透けに書いてくれてあり、筆者自身ですら疑ってかかれと読者に訴えているのでとても良心的である。
全く知識がない読者は時々出てくる個別の商品名はわかりにくいと思うが、資産運用の取っ掛かりには読んで損はないと思う。