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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.3 51件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2013/09/30
  • 出版社: 新潮社
  • レーベル: 新潮文庫
  • サイズ:16cm/622p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-10-218421-9
文庫

紙の本

素数の音楽 (新潮文庫 Science & History Collection)

著者 マーカス・デュ・ソートイ (著),冨永 星 (訳)

神秘的な謎に満ち幾多の天才数学家が心を虜にされた素数。リーマンの失われた黒いノートには果たして証明が書かれていたのか? 暗号技術における素数の役割とは? 豊富なエピソード...

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素数の音楽 (新潮文庫 Science & History Collection)

税込 1,045 9pt

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商品説明

神秘的な謎に満ち幾多の天才数学家が心を虜にされた素数。リーマンの失われた黒いノートには果たして証明が書かれていたのか? 暗号技術における素数の役割とは? 豊富なエピソードとともに世紀の謎「リーマン予想」に挑む。【「TRC MARC」の商品解説】

2,3,5,7,11……素数は謎に満ちた存在であり続けている。19世紀半ば、「数学界のワグナー」リーマンは、雑音としか思えない素数に潜んでいる繊細なハーモニーを耳にした。数学界の「巨人」ヒルベルト、「審美家」ハーディーと「用心棒」リトルウッド、「革命家」コンヌ……。世紀を越えた難問「リーマン予想」に挑み、素数が奏でる音楽を聴こうとした天才たちの姿を描くノンフィクション。【商品解説】

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みんなのレビュー51件

みんなの評価4.3

評価内訳

紙の本

世紀を超えた難問に挑み、素数が奏でる音楽を聴こうとした天才たちの物語です。

2016/09/10 09:22

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、筆者マーカス・デュ・ソートイの名作中の名作です。素数は謎に満ちた存在で、一見、何の規則性もない雑多な数の集団でしかないが、19世紀半ばに「数学界のワーグナー」と言われるリーマンは、この素数の中に潜んでいる繊細なハーモニーを発見しました。そのほか、本書では、「数学界の巨人」と呼ばれるヒルベルト、「審美家」と異名をもつハーディーなど世紀を超えた天才たちが素数の奏でる音楽を聴こうと挑むノンフィクションです。

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紙の本

素数に魅せられて

2015/02/08 13:14

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:マスヨッカー - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、リーマン予想に対する研究者の取り組みについて、数学が発祥した時代から、現代までを歴史物語風に綴られたもので、数学に縁遠い読者でも関心をもって読めるだろう。いまだ、リーマン予想は、予想のままで未解決な状態であるが、本書の中には、何人かの日本人数学者の名前も現れ、ひょっとすると、日本人数学者が解決してくれるような気分にもなる。解決に至るまでの障壁は、非常に高いのだろうが、朗報が流れる日を心待ちしている今日この頃である。

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紙の本

ページが進むごとに難しくなり、最初の四分の一くらいまでは、非常に丁寧であった説明も、簡素なものになったり、省かれたりする。

2023/06/08 14:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:L療法 - この投稿者のレビュー一覧を見る

講談調は言い過ぎですが、非常に調子の高い文章には、ドライブ感があり、ページは進むのですが、こっちの理解が追いつかない。

素数の他に特に後半重要となる話題が、無限、量子力学、カオス理論、などなど、それらについての本を、二、三冊読まないと、この本についていくのは難しいかもしれない。

全体としては、素数を中心とした数学の最近の歴史の本です。
問題は中心が何かがまだ確定してないこと。
(無限が絡むと確定することは難しくなる)

本を読む間、いろんな音楽を聴く、あらゆる楽器の中で、人の声は個体差が大きい、これは不純な要素、多様なものの重なりが、個性を生み出すからだろう。
ドラムあるいは金属板を叩いた時、擦った時の固有の振動が、パターンを描く。
これは数学的なこと美が強く関連することを仄めかす。
人にはパターンを掴むなんらかの能力があり、数学のエレガントな答えと、その能力は強い結びつきがある。
ある種の音色が、ある種のリズムが、強く人を動かす不思議と、素数の謎、一見パターンが存在しないように見えて、なんらかの定義に縛られ限定された振る舞いを見せる数には、関連があるかもしれない。

無限が複数あるってのは了解できたけど、そのことは、無限が無数にあるってことに繋がるんだろうか?

あと、素数の定義に、整数があるようなんですが、少数や、虚数にも素数的なものは考えられますよね。


ヤマザキマリ+とり・みきコンビとかに漫画にしてほしいが、『風雲児たち』なみのとんでもない大長編になる。

六百頁を超える割に、厚みがなく、裏移りも感じない。
色々印刷製本技術も進歩してる。

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紙の本

素数をめぐるリリカルな冒険

2022/04/23 22:08

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:hachiroeto - この投稿者のレビュー一覧を見る

素数に潜む秘密を探ろうと奮闘する人々の記録を詩情豊かに描く、といってもイメージが湧きにくいかもしれないが、これはそういう本なのです。

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紙の本

未解決問題に夢とロマンが

2015/12/15 23:10

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:けんたん - この投稿者のレビュー一覧を見る

法務省司法試験委員のA教授が,女性に問題を漏らした事件がありました。A教授は,貴族のようなキザな態度で知られ,学生たちから,「ブルー卿(きょう)」と呼ばれていたそうです。
「数学界の貴族」と呼ばれていた,プリンストン高等研究所のエンリコ・ボンビエリ教授が,数学者たちに送信した,「リーマン予想が証明された」という,エイプリルフールの嘘のメールによる騒動から,本書は始まります。
アンドリュー・ワイルズが証明した,『フェルマーの最終定理』よりも,リーマン予想の方がはるかに意義深いそうです。
素数に挑む数学者たちの歴史が続き,それは今も終わっていません。未解決で,現在進行形であるため,フェルマーの最終定理よりも夢とロマンが感じられました。

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紙の本

数字っておもしろい

2015/10/17 21:53

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:meron - この投稿者のレビュー一覧を見る

最初に読んだのは1年以上前だけど、また最近読みたくなった。

素数って、1とその数字でしか割り切れないやつだよーと中学で習ってから、それ以上のことを知りたいと思う興味も、そのための予備知識もなく…。

その素数が、こんなに奥が深いものだったなんて。

むしろ深すぎてはまってしまう底なし沼…。

読んで素数そのものを理解することは不可能だけれど、それに挑み続けた、そして挑み続けている数学者の物語に胸を熱くすることはできる。

それぞれの学者のストーリーを、数学の理論話と絡めてよくまとめてある本だと思う。

お気に入りの一冊です。

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紙の本

純粋な世界を追い求める人びと

2014/10/31 23:37

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:コーチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る

1とそれ自体でのみ割りきれる自然数―素数。この素数を求める公式はあるのか。
 古代ギリシア時代より多くの数学者を悩ませてきたこの問題について、画期的な予測をした人物がいた。それが、19世紀のドイツ人数学者リーマンであった。その後、素数の公式をめぐる問題はこれをいかにして証明するかにかかるようになる。本書は、そのリーマン予想証明のために奮闘した数学者たちの物語である。同時に、このよう性質がまさにインターネット上におけるセキュリティシステムの原動力として、現代社会に欠かせない機能となっていることなど、今や素数が机上の空論ではなく、われわれの生活そのものに大きな影響をあたえる存在であることが語られている。
 本書を読んでも正直なところ、完全な文系人間の自分には、リーマン予想の何たるかさえも十分理解できていないことを告白せざるをえない。リーマンは、当時現れた虚数の概念を用いて、素数の出現の仕方に規則性があることを発見したという。その出現する場所がゼロ点とよばれるある種の座標上の点らしい。だがその個々の点をいくつ発見しても、また、そこから外れる点がいまだに見つかっていないからといって、それをもって証明されたと言えないのが数学の厳しさである。こういうわけでこの予想はいまだに証明されていない...この程度のことしか、リーマン予想そのものについては把握できなかった。
 とはいうものの、リーマンのゼロ点の発見を、すべての音を正弦波で表すことに成功したフーリエの業績に比した箇所は、本書における最も感動的なくだりとして心に残った。正弦波の原理により、CDなどのデジタル信号をオーケストラの音に変換できたように、ゼロ点は、素数が奏でる音楽の正弦波を明らかにしたに等しいという。これこそ『素数の音楽』というタイトルの由来であろう。
 本書には音楽だけでなく、数々の芸術、学問が、素数の探求に関わっていることが明らかにされている。素数研究は、単なる数論の分野にとどまらず、幾何学、確率論、カオス理論、量子物理学などにも関わっており、コンピュータは、巨大素数の発見など素数解明になくてはならないツールになっている。
 リーマン、その師のガウス、ディリクレをはじめとして本書に登場する数学者たちはどれも魅力的だ。冷戦時代、アメリカの女性数学者ロビンソンとソ連の数学者マティヤセヴィッチとの心温まる交流。第一次大戦時、フィンランドで処刑寸前というところまで行き、収容所でゼロ点に関する革新的な論文を執筆したフランス人のヴェイユ。特に私にとって印象的だったのは、西洋数学の伝統から隔離された場所で、独学で数学を極め、素数研究に大きな足跡を残したインド人数学者のラマヌジャンだ。数学に国境も、言語の壁もない―彼の物語を読んでいると、そんな念を強くした。
 数学者がこのように国籍も性別も超えて数学という共通の目的をもってたがいに切磋琢磨するさまを眺めていると、ある種のうらやましさを感じてしまう。数学という純粋な世界を追い求める人びとは、すぐに恨み、自分のことであくせくし、くだらぬことで絶望をする凡人とは違うのだろう、きっと...。

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紙の本

未解決の難問

2019/08/10 22:55

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:H2A - この投稿者のレビュー一覧を見る

現代数学に残された未解決問題リーマン予想。細かな定義や論理よりもイメージを噛み砕いて伝えてくれる(ちょっと難しいけれど美しいと感じさせてくれる)最良の啓蒙書である。素数という簡潔な組成である数字について、そんな予想があるのかと驚くだろうし、歴代の数学者たちがいかに素数に魅せられてきたかを生き生きと活写している。最終章に出てくるウェイユやグロタンディークについてはアクゼルの「ブルバキとグロタンディーク」に詳しい。それに純粋に知的な問題と考えていた数学の問題が、現在の暗号技術とも密接に関わっていることも意外だった。

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