紙の本
池上彰シリーズの基本となる一冊
2015/08/27 10:32
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:りー - この投稿者のレビュー一覧を見る
世の中に疎いと自覚のある僕みたいな人は、まずこの朝日新書の池上彰の学校シリーズ(他に「お金」と「政治」)を読むと良い。他社も含めた池上さん新書シリーズは内容がかぶっている事も少なくないのだけれど、この三冊が一番情報を過不足無く備えている。特にこのニュースの学校は実践的な情報の入手の仕方や使い方も解説されていて新社会人なんかにはたいへんおすすめである。学生のうちに読んでおけば有象無象のちゃらんぽらん学生達に対して大きなアドバンテージを手に入れられること間違いなしだ。有象無象の僕が言うのだから間違いない。
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新聞の読み方がよくわかった。
その他、
・書籍代はケチらない(全ての本を全部読む必要はなく、まえがきとあとがき読むだけでも良い。)
・メモをとるときは、ノートの左側と右側を使い分ける。
・高校教科書の「世界史A」を読む。
・中学の英語の教科書を暗記する。
・中学の公民の教科書を読み返す。
など、なるほど!と思うことが沢山書かれていました。これらを少しでも実行できればいいな、と思います。
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新聞その他メディアからの情報活用に関して、池上さんの経験を基に展開されていた。
たしかに情報活用に関しては勉強になったけど、半分は池上さんの歴史講義。
情報活用を学ぶ、というよりも、池上さんの歴史講義が学べた本でした。
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テレビ番組と同様にわかりやすい語り口で、さらっと読み終えた。情報収集という点に主題はあるが、近年の世界情勢や国内の様々なニュースを具体例として用いており、「なるほどー」なんて感心してるうちに、どんどんページが進んでいった。
情報収集の方法論としては、朝日新聞社のバックアップがあることもあり、「朝日寄り?」と思わなくもないが、新聞の活用方法では池上式スクラップ術などを詳細に説明していて、新聞を用いたスキルアップを望んでいる人には一読されることを薦めたい。
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飛行機のお供に、池上先生の情報活用術!ということで買ってみたが、そんなに「おお!」ということもなかった。
情報の活用術、というよりは「新聞の読み方」ということが多く書かれていた気がする、新聞の記者さんとかが読むとよいんじゃかろうか。
一般人にとっては、結局時間かかるんじゃねぇか!と突っ込みたくなるところで、新聞の切り抜きを一週間後に読むとか、一紙だけじゃなくて複数紙を読み比べすべしとか、本もとりあえずそのジャンルをいろいろ買って基本書を探せとか、けっこうハードルきつくね?という印象。通勤時間を読書に当てるのは全面的に同意するし、アウトプットを意識しながらインプットを行えというのはそう意識しながらも難しいよなぁと常に思っているわけだが、まぁなんとなく自分でも思っていることが多かったかもしれない。
メディアの情報を批判を持ってみることは大事だけど、そのたびにソースを確認することは困難で、それなりに調べようと思わないと大変。
基本書として世界史Aや日本史Aを読むっていうのはちょっとやってみたいと思ったかな。
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自らが確信している物事について、どうすれば多様な層の方々に理解してもらえるのか、という点について非常に示唆の富んだ意見を学ばせてもらえ、為になった。ジャーナリストとして、大人から児童にまでどう語りかかけたらいいのかを考え続けた著者の努力の結晶を僕ら大学生世代は謙虚に学ばなくてはならない。いや、僕こそがその姿勢に学ばなければならないのだ、と思えた。一般に、試験勉強お上手さんは自分がこれだけものごとを知っているんだぞ、という戦いに身をささげ、思考の土台にしているだけに、言っていることに目的感がなく、非常に僕のような凡庸な学生には読み取りづらい。自身がそれを反面教師として、今一度わかりやすく物事を簡潔に話せる、説明でき、相手からも知恵を受け取れる人間になりたいと感じた。日本の教養力をアップさせている池上さんはすごい!
まずは真似してみよう!(^O^)
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最近私の中でブームの池上さんの新作。
朝日新書では「政治の学校」「お金の学校」に続いて出版されたものです。
池上さんは誰もが認める博識な方にも関わらず、この時代を正攻法で生きる力みたいなものをイヤミのない文章で説明してくれるので好きです。
今回も期待して購入し、一気に読了。やはり面白かったです。
本書は、ニュースを中心とした世の中で溢れる情報といかに付き合うかというテーマについて書かれています。
テレビやネットから、文字通り”受け身的”に受信した情報を右から左へ流すだけでは、真にニュースを活用したことにはならず、
自分の人生のために効果的に活用するためにはどうしたらよいか、ということのヒントが詰まっています。
第1章ではニュースの集め方について。
冒頭で紹介される、池上さんの情報収集法のすさまじさには舌を巻くばかりですが(毎朝8紙の新聞に目を通す、など)、
紙により網羅的に目を通す必要性、スクラップの重要性、寝かせる重要性などが説明されています。
印象的だったのは、新聞などはある種エリートの読むものであり、きちんと読み解くためにはきちんとしたリテラシーが必要ということ。
そのリテラシー習得の道具として中学や高校の教科書を挙げられています。
第2章は最も長い章で、ニュースの読み解き方について。
記事を読んでニュースを知り、記憶したり印象に留めるだけでは不十分。
その背景を想像したり、誰かに伝えることを想定して記事を読んだり、自分なりに理屈を考えたりしながら、活用するために読み解く作法が説明されています。
印象的だったのは、新聞各社はニュースの集め方よりもその「解釈の仕方」で競いあっているということ。
だからこそどの新聞を読むべき、ということは言えないようです。。。
第3章は少し弱い印象がありますが、短めにニュースの活用の仕方について。
無目的にニュースを読むことは長続きしないだろうので、こんなことに使えますよ、という提案。
推測ながら、池上さんは日本国民が衆愚に陥ることに懸念をしており、国民全体(と言うと大仰ですが)の政治的リテラシーの底上げを目指しているように思います。
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あふれかえる情報の渦の中で、アウトプットを意識した情報の取り込み方が重要であるという筆者の意見には賛成する。
社会のことをよく理解するには、世界史A、公民などの教科書を改めて読んでみることが重要というのは、なるほどな、と思わされた。
さっそく、大久保駅近くの教科書供給所で世界史Aの教科書を購入してみた。
大学受験で使う世界史Bは重箱の隅をつつくように細かすぎて、世界史B世界史をストーリーとて伝え切れておらず、むしろ、工業高校でつかう世界史Aのほうが読み物になっており、流れを理解するには適している、という指摘は、目から鱗的な感じを覚えた。
佐藤優氏との対談でお互いのものの考え方が似ていることを知り、やはり時代を見る目を持つ人の考え方には共通点があるのだと感じた。
佐藤勝氏は日本史Aを読むのが、よいと言っていた。
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「目的を持ってインプットすることを心がけよう。何かのニュースを読んでも「誰に伝えよう」とか「仕事に活用しよう」というアウトプットのことを全く考えずに漠然とニュースに接しているだけでは深い理解につながらない」という。(P118)特に意識することなく漫然と情報にあたっていた自分としては目からうろこの発想だ。プロというのはこのあたりから違いが出てくるんだろうな。と思った。せっかく読書をしていても何年かしたら待ってく忘れてしまう情報。時間とお金の無駄遣いになっている気がする。アウトプットすることを意識していなかったからかもしれない。
・深刻な事態はなるべく見ないようにして、それに触れた発言だけを問題にすることで事態に正面から取り組む人が居ない。こうしたマスコミの姿勢を正すことができるのは、実は私たち読者である。新聞社は基本的に民間企業で、読者が離れれば会社を維持できない。私たち読者が『この記事はおかしい」「この記事は素晴らしい」という判断をしっかりとして、それを新聞社に伝えていくそれが、私たちがより良質のニュースを手にする近道です。
・
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ニュースをどうやって集めてくるのか、そして自分の中で
どう料理していくのか、そういった視点があったのが
とても面白かった。
「ニュースの読み解き方」は、各ニュースで色んな読み解き方が
あるので、それぞれに合わせていく必要があるけど、
ニュースの収集方法のほうが汎用性が高いかと思った。
少しずつ自分の生活にもニュースを取り込んでいきたい。
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著者の情報収集法が面白い。文春文庫の『新聞勉強術』を先に読んでいたが、方法が進化しているのがわかる。例に挙げられているニュースも、最近のものが多くてわかりやすい。
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膨大な情報の中から有効な情報を選別し、活用する方法
http://on-the-road.co/?p=559
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以前読んだ本と重複する内容ありのため星3つで。
池上さんのおかげで新聞を読む姿勢が変わった。
現在3紙で読み比べ中。
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情報収集のやり方、新聞や本の読み方、ネットの読み方が分かりやすく説明されています。
経済や政治のニュースを読むための基礎知識まで解説があってお得でとても勉強になります。
新聞の並読、書籍代は惜しまないなど分かっているけど、なかなか難しい話もありますが、それを行った人だけが情報の達人になれるんですよね!
アウトプットを意識してインプットすることの大切さを改めて考えました。
あと、原文にあたることも大切ですよね。
買って手元に置きたいと思います!
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