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紙の本
悪と仮面のルール (講談社文庫)
著者 中村 文則 (著)
邪の家系を断ちきり、少女を守るために。少年は父の殺害を決意する。大人になった彼は、顔を変え、他人の身分を手に入れて、再び動き出す。すべては彼女の幸せだけを願って。同じ頃街...
悪と仮面のルール (講談社文庫)
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商品説明
邪の家系を断ちきり、少女を守るために。少年は父の殺害を決意する。大人になった彼は、顔を変え、他人の身分を手に入れて、再び動き出す。すべては彼女の幸せだけを願って。同じ頃街ではテロ組織による連続殺人事件が発生していた。そして彼の前に過去の事件を追う刑事が現れる。本質的な悪、その連鎖とは。【「BOOK」データベースの商品解説】
邪の家系を断ちきり、少女を守るために、少年は父の殺害を決意する。大人になった彼は、顔を変え、他人の身分を手に入れて、再び動き出す。そして彼の前に過去の事件を追う刑事が現れる。本質的な悪、その連鎖とは。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
大切な人の幸せを願わずにはいられない
2016/01/19 13:33
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:bluemonkey - この投稿者のレビュー一覧を見る
読み終わった後、しばらくぼーっとしてしまいました。
その後、大切な人の幸せを願わずにはいられなくなりました。
人を殺すことの是非に対する答えが書かれた小説だったとは思いますが、不思議とそんな気持ちにさせてくれる話でした。
私は好きです。
『何もかも憂鬱な夜に』と似たセリフがあり、またそれは角田光代さんの『八日目の蝉』の主人公のセリフともリンクしているように感じました。
人を殺すという非日常の自分にとってありえない行為だけでなく、人を憎んだり、悪口を言ったり、ということも、自分の枠を狭めてしまうことなのだと思いました。
紙の本
愛のために人生を捨てられるか
2020/05/30 21:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
善悪の観念が欠落しながらも、ピュアな想いを抱えた文宏は異色のダークヒーローです。幼少期の殺人から、大人になった時に遭遇するテロ事件まで迫力満点でした。
紙の本
「邪」の家系
2016/04/27 16:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:端ノ上ぬりこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
11歳の僕は、父から「邪」の家系で、世界を不幸にする存在だと告げられる。「邪」が不幸にした人間がさらに不幸を生み出し、不幸の連鎖で悪が満ち溢れる世界を望んでいる。養女になった香織と幸せな生活がひと時あったが、父の存在でそれもかなわなくなる。香織の為に、すべてを失ってもかまわないという気持ちが僕を支配する。父の殺害を計画し、実行する。やがて僕は整形をし別人として生きることに。久喜文宏から新谷弘一に変わり、それでも香織の幸せを願う。
ラストで救われた気がした。初期の作品から、根底に流れている暗さや鬱積した心のひだは変わらずにあるが、物語として幅が広がってきたと思う。読み応え充分。
紙の本
邪ってなんだったんだろう?
2017/12/24 13:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ねむこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
邪な存在として育てられるはずが、そうなる前に自分で運命を切り開いた結果、なんとも存在感の薄い人間になってしまったって感じ。
今一つ踏み込めない世界でした。
紙の本
暗い…
2019/06/26 16:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ワガヤ - この投稿者のレビュー一覧を見る
とにかく暗い作品に感じられてしまった。表現もくどいなと思ってしまい、いまいち入り込めず。終わり方も微妙だった。