世界を変えるＩＴクリエイターの力

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　ITに興味を持つ人々は何か一つ勘違いをしているのではないのか。

　ネットがあれば何でも世の中うまくいくという考え方にどうも同意できない自分がいる。所詮コンピューターなぞ道具の一つにしかないしネットを利用した企業は多くのアナログ企業があってこそ生かされているのではないのかと感じる。

　確かにネットがあれば大きなことができるかもしれないがその大きなものの中には地道にコツコツとやってきた企業の努力も含まれているということに意識は向かないのだろう。
　
　自分が何もかもすべてを動かしているという勘違いを犯したネット起業家は大勢いる。その中で本当に世の中に価値をもたらせてくれるのはほんの一握りだろう。その一人になりたいというのならそれはそれでよいのだが勘違いは多くの人の犠牲を生むことも理解してもらいたいものだ。

　そしてネット依存者は既成の既得権益をとことん嫌うことがあるがその裏ではこの本でも称賛されているようなスティーブジョブズやビルゲイツを神の様に信奉する特にジョブズにはその気愛が多々あるように見受けられる。既得権益、前任者を忌み嫌うのならこの人たちももはや過去の人いや過去の存在にしなければいけないのにいつまでも信奉してしまうのはどうしてなのだろうか。

　本当の世界を変える人がその中から出てくるのだろうか。できる人間はどこからでもやってくるそんな世の中にするのがベンチャー企業家たちだと言い切れるようになってもらいたい。



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　日本で成功するＩＴベンチャーは、新技術の開発企業ではなく、プラットフォーム企業ばかりです。　68

　ＩＴの進歩によってこれからの社会はどうなるのか、その時に自分の技術がどのように社会に役立つのか、社会を変えるのかといった壮大なビジョンの話をしても、あまりピンとこない方が多いです。　　72

　私が成りたかったのは、20歳そこそこで、自分の技術で起業して、株式シェアと大いなる牽引力をもつ創業社長でした。　79

　多くの子供たちの創造力が奪われているのではないかと私は感じています。　92

　起業で成功するということは、競争に勝ち続けることにほかならないからです。　132

　創業当時のアップルもマイクロソフトも、またグーグルもフェィスブックも、多かれ少なかれ「ブラック企業」と揶揄されるような働き方を従業員にさせていたでしょう。ただし、決して強制ではなく、従業員が進んで社内に泊まり込んで仕事をするような熱狂を作り出していただけです。　161

　それでも、一般論として、日本のベンチャー・キャピタルには、会社の経営についてもっと長期的な視点を持ってほしいと思わずにはいられません。　193


　いかにデジタル企業家が頭がよく自分勝手に物事を進めようとするのかがよくわかる本の様に受け止めた。　

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無い物ねだりよりもセルフストレッチ！ギークの本で我おもふ
http://shinojackie.blogspot.jp/2013/12/blog-post_2527.html