あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
原発について自分なりの意見や考えが持てるように、2013年夏に発表された小泉元首相の「原発ゼロ」宣言と、それをきっかけに出てきたさまざまな意見を紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
小泉元首相発言録 | 11−49 | |
---|---|---|
学生たちはこんなことを考えている | 53−75 | |
池上彰×山田孝男 | 池上彰 述 | 76−103 |
著者紹介
池上 彰
- 略歴
- 〈池上彰〉1950年長野県生まれ。慶應義塾大学卒業。NHK入局。2005年よりフリーのジャーナリスト。東京工業大学リベラルアーツセンター教授。著書に「聞かないマスコミ答えない政治家」など。
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
推進・廃止の両方の意見がわかりやすい
2016/10/26 17:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ルイージ - この投稿者のレビュー一覧を見る
さすがは池上さんの面目躍如、原発ゼロ宣言を賞賛するのではなく、推進派からの様々な意見も取り上げて、判断を読者に委ねている。
紙の本
どんどん発信してほしい!
2015/10/11 13:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さんぴん - この投稿者のレビュー一覧を見る
原発ゼロの世界を創ることは誰にも否定できないのではないか?どう考えても矛盾を抱えているのに電力安定供給に話をすり替えてします。いまさら電気のない社会も想像つかないけどね。でも原発って・・・論旨の飛躍。小泉さんがんばれーー。買い。
紙の本
小泉さんを筆頭に、原発反対の政財界人ってけっこういるんだ!
2020/11/06 14:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書の柱はふたつ。
ひとつは、2013年ごろまでの、原発に言及した小泉さんの主たる発言を集め時系列に並べ、分析するという趣向。発言は、原発の安全性を信じていた首相時代の2003年・2006年のモノから、政界引退後、2011年5月に初めて「原発の依存度を下げるべき」と言い、以降、彼の考え方の変遷をたどる構成。
本書発行前までの小泉元首相の「原発ゼロ」発言にまつわる記事・記録のほぼ全文が載せられているのが大きな特長。
テレビなどで報道される内容は、どうしても断片になってしまうので、この件が気になる読者は、全文を掲載された本書を読む。読んで、いろいろ自分の考えをまとめるのに、非常によい資料になるかと思います。
もうひとつは、小泉氏の恩師であり、一貫して日本の電力事業の問題点を指摘し、原発にも反対を唱えていた経済学者・故加藤寛氏の主張。池上さんが教鞭をとる東京工業大学の学生たちの意見集。他、政財界の方たちの意見などなど。
個人的には、政財界にも反原発&脱原発方向に舵をきろうとするヒトがたくさんいるということに加え、そっちの原発を手放した未来のほうが、やはり非常に希望にあふれているんじゃあないの?と思った一冊。