紙の本
人生に勝てる
2017/02/10 19:52
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投稿者:前田利家 - この投稿者のレビュー一覧を見る
田口氏の最高傑作だと思う。
これからも期待する
紙の本
勝ち方にマニュアルは無い。
2016/08/16 07:22
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投稿者:mistta - この投稿者のレビュー一覧を見る
孫子の兵法は、戦いで見を滅ぼさないせめ。
連戦連勝ではなく、不戦で成果を収めることを求める。
その視点で本書を読んで頂きたい。
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孫子の兵法をビジネスに活用できるよう著者が実例を交えて読者に分かりやすく翻訳されている。
以前から、孫子に興味がありビジネスに活用したいと思った人にはいいと思うが、やや実例が営業や交渉に片寄っており世の中全般のビジネスマンには向かないと感じた。
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中国の古典である孫氏の兵法は高校時代の古典の授業で一部をかじったような覚えはありますが、全く記憶に残っておりません。
社会人になりビジネス戦略を考える必要が生じたときに多くの本を読みました、どうもネタ本があると思っていましたが、その一つがこの本の原典である「兵法」だと認識しています。
この本は孫氏の兵法のポイントを平易な言葉で解説し、戦いを制する78のポイントを説明しています。今後ビジネス戦略と立案する上で役立てていきたいと思いました。
以下は気になったポイントです。
・大事なのは、計画がすでに数々の目標を達成した自分の過去の過去のように思えるほど、ゴールにいたるプロセスを仔細にリアルにイメージすることが大事(p24)
・5つの視点(道・天・地・将・法)から勝利のシミュレーションをすべし。道:具体的な目標、天の時:ミートさせるべき時代性、地の利:活躍するフィールド、将:必須能力、法:克己による鍛錬(p29)
・ライバルを設定したら自分の能力・実力と比較(七計)してみる、有道:公益ある志か、有能:専門能力、天地:時代性と独自領域、法令:倫理性と克己、強き:勝負強さ、練れたる:訓練度合い、賞罰:報酬と評判(p37)
・勢いのある人の勢いはどこからくるのか、それは計画を持つことの重要性が潜む(p41)
・セカンド能力が発揮できる業界に入って、ファースト能力を駆使したことは成功の秘訣の一つである。例として、英文科を卒業、留学経験もある英語堪能な女性が、ファッションに興味が有る場合、ファッション業界に入って英語を使う(セカンド能力を発揮して、ファースト能力を使う)こと(p57)
・相手が強みとしているところで勝負してはいけない、いきなり本丸ではなく、相手の弱い分野(関連商品)で勝つ、そして最後に本丸決戦をする(p61)
・自分が不利になるケースをたくさんわかっていたほうが、事を有利に運ぶためにどうすればいいかを正確に理解できる(p63)
・戦略の基本は、非戦・非攻・非久である。非攻とは、こちらから仕掛けるのではなく、兵糧・水攻めをして相手が内部から崩れるのを待つ、非久とは、もう争わなければならないと思ったら長引かせないということ(p81)
・周囲から褒められるようでは大した人物ではない、どんな難しいことも、当たり前のようにやってのけるのが達人(p100)
・交渉する場合、現場には早く入る、会場には1時間半には到着する(p103)
・ビジネスに必要な能力を慎重に見極めて、達人・強豪の多い分野では戦わず、ライバルの少ない分野で独り勝ちをおさめる(p127)
・スケールが大きく高度な仕事をやってのける人というのは、さまざまな分野の専門家を使いこなしている(p145)
・敗北を招く理由とは、1)目標設定が高い(走る者)、2)自分を律することが出来ない(ひるむ者)、3)ダイナミックな行動がとれない(陥る者)、4)いっときの感情を抑制できない(崩るる者)��5)的確な指示ができない(乱るる者)、6)見切り発車をする(北ぐる者)(p197)
・戦略を思い通りに実行するためには、秘密主義が一番よい(p222)
・情報収集も自分自身を向上させることが一番のポイント、あの人のためなら力になりたいと思ってもらえるように人格を磨くことが大事(p253)
2014年7月20日作成
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孫子の兵法の原文を現代のビジネスの場面に当てはめて、解釈することで仕事に活かしていこうという内容です。幾つかいい格言もありますが、結構無理やりな解釈があったりと実用できなさそうな内容も多いのが残念です。
原文も記載されてるのでむしろ兵法学の方に興味が湧きました。
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東洋思想研究者でありコンサル経営者である田口氏の著書。
孫子の兵法を「超訳」すれば人生全般について述べられており、しかも抜け落ちがない、とのこと。
【超訳について】
「超訳●●」っていうシリーズを初めて読んだのですが、
もはや原文そっちのけで自分が言いたいこと言うためのダシにしてるだけのレベルでした。もはや原文いらないんじゃないのっていう。
どうせなら原文をちゃんと要約→その上で自身の意見を追記、という形にしてほしかった。
原文の解説が最後までないのでひたすらモヤモヤする。
というかそもそも超訳という作業自体、人にやってもらうべきものではない気がする。
【ビジネスへの応用について】
で、肝心の超訳された内容なんですけど、「ビジネス全般に役立つ」と称してる割にはずいぶん商談・交渉に偏った内容。
わかりやすさを追求して具体的にしすぎたのがよくなかったのでは。
【その他雑感】
・兵法と経営戦略は仲がいいらしく、この本のおかげで「坂の上の雲」がビジネス書としてどれだけ素晴らしいかわかったという皮肉な結果。
・純粋に孫子の兵法には興味を持てた。できれば超訳してないやつを読みたい。
・まあ得たものがないわけではなく、喧嘩っ早いわたしへの戒めの文は心に染みたし、「68.冷徹に、でも感情豊かに」の段はちょっとぐっときたなあ
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孫子の兵法。長い年月が経っても、決して色褪せることない最強の兵法書。ものごとの本質はかわらないのですね。
中でも、
「勝は知る可くして、為す可からず」は、勝っても負けても平常心である大切さ。
「古の所謂善く戦う者は、勝ち易きに勝つ者なり。」は、誉められることは、自分が実力不足と思われていたことに通じ、できて当たり前となることが大切。
綺麗事ばかりではないのですね。でも、人間の本質を良くついた考えだと思います。
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孫子の兵法はとても合理的です。万事争いではないですし、心に他者との戦いを持ちたくない方ですが、自分との戦いを戦略的にやるにはどうすっかなーと思って読んでました。孫子関連の本はたくさんあると思うんですが、文庫で文も容易で読みやすい。
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ビジネスに関しての例が多くあった為、ビジネスマンはタメになると思われる。応用して上手く使える事も多い。
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まさにタイトル通り、孫子の兵法を現代に即して「超訳」した一冊です。
少し前にマンガ版の孫子の兵法を読んだのですが、これをきっかけとして、今度はもう少し深く理解してみようと思い、たまたま見つけた本書を買ってみました。
孫子の兵法はまさに戦争のための戦術書ですし、そもそも原文は漢文なので、そのまま読んでもほとんど理解できません。
本書では単なる日本語訳にとどまらず、現代に即してビジネスパーソンのための戦略書となるよう配慮しての解説が加えられています。
とはいえ、一般的なビジネス書とは異なり、やはり原文の背景を理解しながら読み進めていくことに醍醐味があるわけですが、なかなか腹にストンと落ちてくれません。書いてあることの意味は分かるんですが、何となくぼんやりしてつかみづらい。やはりビジネス書そのものではないので、噛み砕いて吸収するには読み手にも教養が必要なんだと思います。
昔はこの手の本も結構楽しんで読めてたという気がするので、もしかすると気持ちに余裕がないと心から没頭できないのかも。
最近は答えそのものを求めてしまうような、近視眼的な読書しかできていないのかもしれません。
大変申し訳ありませんが、読了できずに本棚に戻しました。いつかまた手に取った時には、心から堪能できる自分になっていることを期待しつつ…。
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孫子の教えをビジネスと人生の指南書として解説した一冊。
悲観的に準備して、楽観的に行動する
負けパターンを頭に叩き込む
不安な時は人を頼る
等、身にしみることばかり。
「負ける理由は必ず『自分』にある」
家に一冊あるときっといい。
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孫子の兵法をどのように人生に還元するか。
全訳が掲載された学術的な解説本を読みながら、自分なりにに考えていくのも楽しいですけど、大昔の戦争の本なので、なかなか現代人の行動様式にあてはめることは難しいものです。
そこで、孫子の内容を「超訳」することで、現代人には馴染みのない戦争論を、実践的なビジネスのステージに引っ張ってくる。
これが本書の方針であります。
孫子を読んではみたものの、何を教訓としていいか、てんで見当がつかない。
本書はそういった人におすすめです。
九地編の九地をそれぞれビジネスマンの状況にあてはめてみたり、火攻編の火攻めというものをイメージ戦略として考えたりと、斬新な解釈が多くて、面白かったです。
ただあくまでも「超訳」。
本来の孫子の文章との整合性がわからず、いまいち納得できない部分もありました。
やはり原著を解説した本で、自分なりに勉強しながら、わからないところはネット等で補足する。
これが一番納得のいく方法だと思います。
本書は考え方の指針という位置付けで読むのがよろしいかと。
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「最強の成功哲学書 世界史」を読んで、孫子の兵法に興味を持ったので買ってみた。百戦百勝よりも戦わずして勝った方が、双方にダメージが少ないほか、敵を取り込み自分の益多しとすることができるとな。人生の指南書としても重宝することになるだろう。
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漢文の言葉遣い好きやわあ。レ点とかのやつね。お仕事でもほんとに使えると思います。
そして読みやすい。分かりやすい。親切に孫氏の言葉を色々噛み砕いて教えてくれました。
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孫子の考え方の概要を掴むには良いのかと思う。腹落ちして行動を変えていくには原書を読む必要があると思うが、その切っ掛けになってくれる本だと思う。