- カテゴリ:一般
- 発売日:2014/01/10
- 出版社: 言視舎
- サイズ:20cm/219p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-905369-78-3
紙の本
ゆるゆる人生のみつけかた 金子光晴の名言から
第二次大戦以前から1970年代まで波瀾の人生を生きた大詩人・金子光晴。その“ゆるい生き方”から、この憂鬱なる末世の黄昏・没落・終末をいかに生き延びるかを模索する。『すばる...
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商品説明
第二次大戦以前から1970年代まで波瀾の人生を生きた大詩人・金子光晴。その“ゆるい生き方”から、この憂鬱なる末世の黄昏・没落・終末をいかに生き延びるかを模索する。『すばる』連載を再構成し単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
超脱力・超中国・超戦争・超貧乏・超老人を学ぶ
金子光晴~第二次大戦以前から1970年代まで、波瀾の人生を生きた大詩人。スキャンダラスな夫人との関係、中国・東南アジア、ヨーロッパへ足掛け5年に及ぶ極貧の放浪旅行、戦争に対する絶妙な態度、晩年「エロ爺さん」ともてはやされ老人になってからの活躍――。
現在の日本が直面する危機には、金子光晴のゆるい生き方が有効である。
★(金子光晴の)人生がおもしろいのだから、その人生を語る物語がおもしろくないはずがない。いや、人生を語る物語が人生よりおもしろくなってしまった。/さらに愉快なのは、そんな艱難辛苦を体験した詩人であるのに、その生涯を見わたしてみると、すこしも苦労した様子がみられないことである。/悠々と、飄々と、ゆるゆると、人生をわたっている。/そんな人――金子光晴の足跡をたどる旅行を、詩人の野村喜和夫と私(鈴村和成)は、何度かこころみている。……本文より
【商品解説】
目次
- Ⅰ名古屋・津島で学ぶ超・脱力
- Ⅱ 神戸・長崎で学ぶ超中国
- Ⅲ 東京で学ぶ超貧乏の極意
- Ⅳ 新宿、富士山麓で学ぶ超戦争
- Ⅴ 吉祥寺で学ぶ超老人の作法
著者紹介
鈴村 和成
- 略歴
- 鈴村 和成
評論家、詩人。ランボー、村上春樹論等で活躍。2009年『ランボーとアフリカの8枚の写真』など一連の紀行により藤村記念歴程賞受賞、著書多数。写真批評、撮影も手がけ、本書の写真も担当。
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