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- カテゴリ:一般
- 発売日:2014/01/11
- 出版社: 実業之日本社
- レーベル: じっぴコンパクト新書
- サイズ:18cm/205p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-408-33109-6
読割 50
紙の本
本当はこんなに面白い「おくのほそ道」 おくのほそ道はRPGだった! (じっぴコンパクト新書)
著者 安田 登 (著)
松尾芭蕉の名作「おくのほそ道」は、門人たちが楽しみながら読んでいた、ロールプレイングゲームのようなものだった。コスプレ、ジョブチェンジ…。当時の流行芸能「能」をキーワード...
本当はこんなに面白い「おくのほそ道」 おくのほそ道はRPGだった! (じっぴコンパクト新書)
本当はこんなに面白い「おくのほそ道」
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商品説明
松尾芭蕉の名作「おくのほそ道」は、門人たちが楽しみながら読んでいた、ロールプレイングゲームのようなものだった。コスプレ、ジョブチェンジ…。当時の流行芸能「能」をキーワードに、「おくのほそ道」の面白さを紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
中学・高校で、だれもが触れる、松尾芭蕉の不朽の名作『おくのほそ道』。でもこの物語、実は当時の門人たちがゲーム感覚で楽しみながら読んでいた、今で言うロールプレイングゲームのようなもの。当時の流行芸能であり、知識人の常識でもあった「能」をキーワードに読み解いてみると、その実態が見えてくる。コスプレあり、ジョブチェンジあり、パラレル・ワールドあり。本当はとんでもなくユニークで、パロディのような内容が満載だった!
【内田樹氏推薦】
芭蕉は現実の空間を踏破しながら、同時に物語の中も旅します。死者たちのための物語です。『おくのほそ道』は旅日記であると同時に、芭蕉と死者たちのあいだのひそやかな対話の記録です。その対話の聴き手として安田登さんほど適任の人を僕は思いつきません。
【目次】
序章:RPGとして読むおくのほそ道
パラレル・ワールド移行スイッチを探せ! 攻略本は「能」!
第1章:死出の旅 壮大なミッションに向けて、過去の自分を捨てる旅
――ファーストステージ 深川〜日光
第2章:中有の旅 死と生の狭間で生活エネルギーを回復する旅
――セカンドステージ 那須〜遊行柳
第3章:再生の旅 鎮魂者へと生まれ変わっていく旅
――サードステージ 白河〜しのぶの里
第4章:鎮魂の旅 PRAT1 与えられたミッションを遂行していく旅・前編
――ファイナルステージ(1) 飯塚〜末の松山
第5章:鎮魂の旅 PRAT2 与えられたミッションを遂行していく旅・後編
――ファイナルステージ(2) 塩竃神社〜平泉
あとがき
参考文献【商品解説】
著者紹介
安田 登
- 略歴
- 1956年生まれ。能楽師、ワキ方、下掛宝生流。大学時代に中国古代哲学を学び、20代前半に漢和辞典の執筆に携わるほか、ゲーム攻略本の制作も手がける。能のメソッドを使った朗読・群読の公演や指導も行い、東京、東江寺で論語と謡曲を中心とした寺子屋「遊学塾」を開催。著書に「ワキから見る能世界(NHK出版)」、「能に学ぶ身体技法(ベースボールマガジン社)」、「中国の古代文字から―身体感覚で「論語」を読みなおす(春秋社)」など多数。
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