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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2014/01/20
  • 出版社: 文藝春秋
  • レーベル: 文春新書
  • サイズ:18cm/238p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-16-660954-3
新書

紙の本

侮日論 「韓国人」はなぜ日本を憎むのか (文春新書)

著者 呉 善花 (著)

「日帝による植民地支配」が反日韓国の起源ではない! 反日少女から転じて日本に帰化した著者ならではの視点で、多角的に「侮日」の歴史を掘り下げる。【「TRC MARC」の商品...

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侮日論 「韓国人」はなぜ日本を憎むのか (文春新書)

税込 825 7pt

侮日論 「韓国人」はなぜ日本を憎むのか

税込 817 7pt

侮日論 「韓国人」はなぜ日本を憎むのか

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商品説明

「日帝による植民地支配」が反日韓国の起源ではない! 反日少女から転じて日本に帰化した著者ならではの視点で、多角的に「侮日」の歴史を掘り下げる。【「TRC MARC」の商品解説】

国交正常化以来最悪の事態に立ち至っている日韓関係。朴槿恵大統領の暴走は止まりません。伝統と現代、政治と文化が複雑に絡み合ったかの国の徹底した「反日」は、日本では「日帝による植民地支配」が根本となっていると考えられていますが、著者の呉善花さんは、そうではないと言います。古く14世紀から、朝鮮半島では「日本人は侮辱に価する民族」と考えられてきたのです。その起源は中華帝国周辺の諸民族を、文明の遅れた野蛮で侵略的な夷族と蔑視する古代以来の中華主義にあります。朝鮮半島は長らく中華帝国の属国としてあり、最後の王朝である李氏朝鮮は、自らこそ中華主義を正しく継承する唯一の国であると誇ってきました。韓国の「侮日観」はこの李氏朝鮮時代500年の間に根付いたものなのです。
2013年七月、親族の結婚式に出席するためソウル・仁川空港に到着したものの入国を拒否された著者も、かつては反日少女でしたが、転じて日本に帰化しました。そうした自らの体験を踏まえた独自の視点で、政治、経済、歴史、文化等、多角的に「侮日」文化を掘り下げる本書は、著者による反日韓国論の「総集編」となりました。【商品解説】

著者紹介

呉 善花

略歴
〈呉善花〉1956年韓国生まれ。東京外国語大学大学院修士課程修了。拓殖大学国際学部教授。98年、日本に帰化。「攘夷の韓国開国の日本」で第5回山本七平賞受賞。山本七平賞選考委員。

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評価内訳

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  • 星 1 (0件)

紙の本

「文民政府」による事後立法

2019/08/16 15:18

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:H2A - この投稿者のレビュー一覧を見る

李朝に端を発するという花夷秩序、観朝軍事政権から「文民政府」を称する廬武鉉政権になって制定された「日帝強占下親日反民族行為真相糾明に関する特別法」に基づく言論弾圧など、前著でも取り上げられているが何度読んでも心寒くなる。日本人に向けられた野蛮で劣った民族という侮日観を知ると厭韓感情も当然、ということになるだろう。それでも最も近い外国だから適当に距離を置いて付き合う(裏切り前提で)ぐらいしかないのかなというのが正直な感想(個々人がどうこういう問題ではなく)。ともかくもっと隣国のことも日本自体の歴史も学ばないと・・・。

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そして、日本は敗れる

2014/04/20 17:54

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:愚犬転助 - この投稿者のレビュー一覧を見る

著者のこれまで主張をまとめたような本であり、さして新味はないが、それでもなお、ハッとさせられる。韓国人が、文化、道義で日本人を劣った存在と見なしている根本がよくわかる。韓国の人たちにとっては、これは理屈ではないのだ。長い歴史の中でしみこんできた性といってもいい。
著者は軽く指摘しているが、17世紀初頭、満洲族が北東アジアにふたたび興隆、清帝国を打ち立てていく過程で、朝鮮王朝の人たちは、満洲族を見下しつづけている。満洲族の騎馬部隊に何度も国土を蹂躙され、国王が逃げ回る事態になってもだ。朝鮮半島は、数十年まえの豊臣軍の侵攻よりも危ない状況下にありつづけたが、朝鮮王朝は満洲族蔑視をやめなかった。満洲族と組んで、新たな東アジア世界を樹立する選択肢もあったはずなのに、その選択肢ははなから眼中にない。
結果、どうなったか。逆ギレした満洲族は朝鮮王朝を完全屈伏させ、屈辱を与えつづけた。彼らにとって苦い過去のはずだが、それは薬にはならず、忘れ去られているようだ。こもまた彼らの思い込みの強さであり、「見たいもの」しか見えない、見たくない性の表れだろう。
これに対して、日本人は事実を示し、合理的な手続きで韓国に理解を得よう、あるいは韓国人の意識を変えようとしている。でないと、韓国の反日世界宣伝にやられるいっぽうとなるのだが、敗れるのは日本のような気がする。
合理的でない、思い込みのほうが、理性による世界像の組み立てよりも勢いがあるうえ、強さを持続できるのだ。合理的な説得は、材料を挙げ尽くした時点で、勢いを失いやすい。日本人の説得は長続きせず、日本人の飽きっぽい性格が手伝うと、もう韓国を止められないだろう。相手は、北東アジア最強だった満洲族を見下しつづけた人たちなのだ。いくら日本が大国であろうと、そんなことおかまいなしだ。おそらく、韓国人にとって大国とは中原王朝のみなのだろう。

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2014/02/16 16:29

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2014/02/22 09:56

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