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紙の本
古手屋喜十為事覚え (新潮文庫)
著者 宇江佐 真理 (著)
お江戸は浅草のはずれ、田原町で小さな古着屋を営む喜十。恋女房のおそめと二人、子がいないことを除けば日々の暮らしには不満はない―はずだったのに、何の因果か、たまりにたまった...
古手屋喜十為事覚え (新潮文庫)
古手屋喜十 為事覚え(新潮文庫)
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商品説明
お江戸は浅草のはずれ、田原町で小さな古着屋を営む喜十。恋女房のおそめと二人、子がいないことを除けば日々の暮らしには不満はない―はずだったのに、何の因果か、たまりにたまったツケの取り立てのため、北町奉行所隠密廻り同心・上遠野平蔵の探索の手助けをする破目になる。人のぬくもりが心にしみて、思わずホロリと泣けてくる、人情捕物帳の新シリーズ、いよいよスタート!【「BOOK」データベースの商品解説】
お江戸浅草で古着屋を営む喜十。女房のおそめとのんびり暮らしていたいのに、何の因果か北町奉行所隠密廻り同心の上遠野平蔵を助太刀するはめに。喜十は今日も、江戸の町を駆け回る!【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
古手屋喜十 | 7−54 | |
---|---|---|
蝦夷錦 | 55−106 | |
仮宅 | 107−157 |
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紙の本
江戸にはいろいろな商売がある
2023/06/25 15:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トマト - この投稿者のレビュー一覧を見る
いろいろな衣類を中古品として扱っている古手屋で、主人公の喜十。
ひょんなことから人助けをして、そのまま、その人が居付き女房に収まる。
そこに、同心のお役人が仕事の為と古着を借りに来るが、一向に代金を払わないわ、手下のように扱ってくるわでてんてこまい。
その役人も悪い人ではないがケチ。江戸の町のなぞ解きに古手屋が奔走する。
電子書籍
捨ちゃん、最高
2017/02/04 21:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:szk - この投稿者のレビュー一覧を見る
地道に古着屋を営んでいるだけなのに、あれやこれや隠密廻りの手伝いをさせられる喜十。多少なりともお手当あれば、まだ納得できるのにいつもタダ働き。隠密が使う衣装も全部喜十持ち。一応帳面に「ツケ」てはいるものの。妻のおそめと喜十の間には子がいない。なかなか恵まれないのだ。それがもとでいざこざすることはないけれど、ふたりとも一抹の寂しさを抱えて、そして諦めている。これ最終話で妊娠するのかな、と思いながら読んでいたら、それ以上のハッピーな出来事が!どの話も読み応え充分だけれど、最後、捨ちゃんがぜーんぶ持ってった笑
紙の本
古手屋喜十 為事覚え
2022/07/31 06:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yukko - この投稿者のレビュー一覧を見る
岡っ引きでもない 小者でもない微妙な立場で隠密廻り同心を助ける主人公喜十
給金、手当をもらうどころか自分の店の古手着物を変装用に提供させられている
ぶつぶつ文句を言いながらも自ら捜査にのめり込んでしまうのは
正義感? 好奇心? 人情?
宇江佐さんの作品の中でもかなりのお気に入りになりそう
紙の本
ほどよく楽しめる、バランスの取れた作品に仕上がっている。
2015/09/16 18:31
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投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
甘すぎず、けれど重くなりすぎもせずの、バランスがよい時代小説だった。登場人物が互いに馴れ合いすぎていないのもいい。喜十は岡っ引きではなく、同心に頼まれて時々聞き込みの役割を果たしている。喜十の奥さんが同心にやたらと愛想がいいのは度を過ぎている気もするが、喜十自身は時々反発したり歯向かったりしているのがよかった。同心と古手屋、立場も位もちがう者同士だから、ある程度の距離感があるほうが自然でいい。