ターシャ・テューダーのマザーグース

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マザーグース
イギリス(アメリカ開拓期もある)の口承わらべ唄

日本で云うところの かごめかごめ はないちもんめ とうりゃんせ など…
なんか違う〜 (｡-_-｡)

ずっとマザーグース気になってるんだが、未だイマイチ…英語で聞けば 分かるのかな〜？


う〜ん？

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マザーグースは聞いたことある。ターシャ・テューダーはお庭で有名な人。その程度の認識で手に取ってみた。
わらべ唄だから、原語で味わった方がいいような。異国のお話という感じ。絵に味わいがある。

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マザーグースは、イギリスの口承わらべ唄で、親から子へ、子から孫へと伝えられる、普遍的なものらしいのですが、私はちゃんと聴いた事がなかったので(知ってたのはロンドン橋くらい)、いまいち、あちらの文化に根ざした意味合いが理解できなかった部分がありました。

しかし、当時28歳で、農場暮らしを夢見ていた、｢ターシャ・テューダー｣が描いた絵には、牧歌的な風景に、素朴な上品さと愛くるしさを感じられて、見ているこちらの心も綻んでくるようです。

また、ターシャの息子の｢セス・テューダー｣の解説によると、当時のターシャは、二人の子どもを抱え、経済的にも苦しく疲れていた頃であったけれど、根っからの楽天家であった彼女は、明るい未来とその先で待っている楽しみに目を向け、そのたくましい想像力で生みだしたそうで、この作品でコルデコット優秀賞を受けた後は、ニューハンプシャー州に念願の家と農場を買うことができ、ある意味、ターシャが現在の絵本作家のイメージを形成する、一つのきっかけになった作品ともいえるのではないかと思います。