サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 4.2 11件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2014/05/22
  • 出版社: 河出書房新社
  • サイズ:20cm/1冊
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-309-20651-6
写真集

紙の本

ランサローテ島

著者 ミシェル・ウエルベック (著),野崎 歓 (訳)

カナリア諸島のランサローテ島。地震と火山の噴火によって破壊された荒涼たる大地。赤、黒、薄紫の岩場に生える奇妙な形状のサボテン群。20世紀最後の年の1月、4人の男女がそこで...

もっと見る

ランサローテ島

税込 2,640 24pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

カナリア諸島のランサローテ島。地震と火山の噴火によって破壊された荒涼たる大地。赤、黒、薄紫の岩場に生える奇妙な形状のサボテン群。20世紀最後の年の1月、4人の男女がそこで出会う。自由とカルトをめぐる物語。著者撮影の写真83点収録。【「BOOK」データベースの商品解説】

カナリア諸島のランサローテ島。地震と火山の噴火によって破壊された荒涼たる大地。赤、黒、薄紫の岩場に生える奇妙な形状のサボテン群。20世紀最後の年の1月、4人の男女がそこで出会う。自由とカルトをめぐる物語。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

ミシェル・ウエルベック

略歴
〈ミシェル・ウエルベック〉現代フランスを代表する作家。音楽や映画などジャンルを超えて活動する。「地図と領土」でゴンクール賞受賞。ほかの著書に「素粒子」「ある島の可能性」など。

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー11件

みんなの評価4.2

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (4件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

「アンチモダン」ですか……

2016/01/31 16:14

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あられ - この投稿者のレビュー一覧を見る

本は半分が分厚い紙に印刷されたカラー写真(映像分野でも活躍する著者自身がこの島で撮影した写真多数)、半分が小説。巻末におかれた「訳者解説」によると、本作の原著の初版本(2000年)は、「写真集と小説の二冊をあわせて箱に収めたぜいたくな造り」だったそうです。

小説のストーリーはシンプルで、1999年の年末、パリに暮らす主人公(中年男性)が、旅行会社で紹介されたランテローサ島を休暇の行き先と決めるくだりから始まります。このほんの数ページ、いや、数行で、旅行会社の女性社員を「娘」と呼び、小馬鹿にしている調子に、胸焼けがします。

物語の終盤で、主要な登場人物(4人しかいません)のひとりが「○○人というのは……辱められては喜んでいるような連中なのです」と述べるくだりがありますが、こんな小説を時間を割いて読んでいる私も、相当なマゾヒストだと思いました。

「訳者解説」で、フランスの文芸批評にある「アンチモダン」という概念が紹介されていますが、それ自体がもう古めかしいマッチョイズムで、見るも無残だというのが個人的な感想です。あくまでも、20世紀末に書かれた20世紀の小説です。それも、「セクト」(カルト)を扱おうとしていながら、深刻な暴力性からは目を背け、「肉の快楽」の追求に対して、何というか、まるで新しいもの、すばらしき新世界であるかのようなまなざしを投げかけている、そんな俺ってかっこいい、という小説です。行くところに行けばただのヒッピーではないかと思いました(しかも30年遅れの)。

ミシェル・ウエルベックは本作で新興宗教のラエリアン・ムーブメントに危険な接近を見せていますが、そのことも訳者解説で説明されています。また、ウエルベックは、後の話題作『服従』でもイスラム教への嫌悪感をみなぎらせていますが、本作で早くもそれがうるさいほど語られています。ウエルベック自身が「私は完全な無神論者だ」と述べていると訳者解説にありますが、その「無神論」は非常に薄っぺらく、(少なくとも本作においては)「既存宗教・組織宗教を否定することこそ、人間の礼賛である」と考えているように私には読めました。

造本は美しく、写真はおもしろかったです。写真だけで、荒野が好きな人には「観光ガイドブック」になります。また、小説はばかげた世界観を露呈するくだらないものだと思いましたが、文章(野崎歓さんによる訳文)には力がありました。そして、読後感は「これぞフランス的」。嫌いではありません。こういうものを、くだらないものとして、これからも消費させていただきたいです。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

荒れ果てた心と景色

2017/01/05 10:27

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る

デュトルーなど実在の犯罪者を皮肉るところは相変わらずだ。カナリア諸島の荒涼とした風景は、人類滅亡後の世界を思い浮かべてしまった。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2014/06/18 00:39

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2014/06/17 19:37

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2014/07/03 14:40

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2014/09/21 21:29

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2014/10/03 23:51

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2015/02/13 08:42

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2019/02/06 02:17

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2019/03/28 16:02

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2021/02/06 06:29

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。