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紙の本
謎ときガルシア=マルケス (新潮選書)
著者 木村 榮一 (著)
ガルシア=マルケスは、南米の生んだ稀代の語り部か、壮大なるほら吹きか? 生まれ育ったカリブ海の日常に潜む底抜けなユーモアのセンスを手がかりに、ラテンアメリカ文学の魅力を解...
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商品説明
ガルシア=マルケスは、南米の生んだ稀代の語り部か、壮大なるほら吹きか? 生まれ育ったカリブ海の日常に潜む底抜けなユーモアのセンスを手がかりに、ラテンアメリカ文学の魅力を解読し、彼の発想力の原点を解き明かす。【「TRC MARC」の商品解説】
壮大なるほら吹きにして、南米の生んだ稀代の語り部――果たしてその「正体」は? 生まれ育ったカリブ海の日常生活に潜む底抜けなユーモアのセンスを手がかりに、ラテンアメリカ文学の魅力を『ドン・キホーテ』のスペイン語文学、さらにはコロンブスの“冒険心”まで溯って縦横無尽に解読。数々のマルケス作品を翻訳した著者が、ありきたりの作家論・作品論にとどまらず、世界的文豪の発想力の原点を解き明かす。【商品解説】
著者紹介
木村 榮一
- 略歴
- 〈木村榮一〉1943年大阪生まれ。神戸市外国語大学イスパニア学科卒。同大学名誉教授。スペイン文学・ラテンアメリカ文学翻訳者。著書に「ドン・キホーテの独り言」「翻訳に遊ぶ」など。
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マルケスファンは必読
2021/11/07 21:02
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ラテン文学の翻訳者・木村榮一氏が、ガルシアマルケスに迫った本を書いていると聞いて、まよわず読む。マルコポーロ、コロンブス、セルバンテスにも言及されていて読みどころが多い。大満足。私は「百年の孤独」もすきなのだが、一番、好きなのは「大佐に手紙は来ない」という短編、これでもかと冷徹に老大佐をいたぶる文章が何とも言えない