「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:一般
- 取扱開始日:2014/04/25
- 出版社: リブレ出版
- サイズ:19cm/241p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7997-1490-4
読割 50
紙の本
ファーザーフィギュア
著者 Guilt|Pleasure (著),仔犬養 ジン (訳)
警察官であるガブリエルには秘密があった。自宅のアパートの窓から見えるその部屋に住む男―彼を自分のものにするために、親切な隣人を装って綿密な計画を立てていたのだ。そして真冬...
ファーザーフィギュア
FATHER FIGURE【イラスト入り】
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
警察官であるガブリエルには秘密があった。自宅のアパートの窓から見えるその部屋に住む男―彼を自分のものにするために、親切な隣人を装って綿密な計画を立てていたのだ。そして真冬のある夜、ついにその計画は実行された!ガブリエルが思いを遂げた1週間、その小屋で何があったのか!?精神分析医・浅野が手がけた一つのプロファイルがここに明らかになる…!英語圏、中国語圏、韓国語圏などで話題のクライムBLノベル、日本語初翻訳。描き下ろし追加イラスト、新たに彩色したカラーイラスト、日本を舞台に浅野が登場する短編を収録。【「BOOK」データベースの商品解説】
警察官であるガブリエルは、自宅のアパートの窓から見える部屋の男を自分のものにしようとしていた。そして真冬のある夜、ついにガブリエルは想いを遂げるが…。海外で話題のクライムBLノベル。日本を舞台にした短編も掲載。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
FATHER FIGURE | 7−209 | |
---|---|---|
Between the Devil and the Deep Blue Sea | 211−224 |
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
痛い…!
2017/11/30 16:11
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
苦手な人は本当にダメかもしれない感じの話でした。
「In These Words」からGuilt|Pleasure繋がりで読みましたが、苦手なタイプのSと言うより精神異常者でした。
身体的暴力が伴うので、要注意でした。
紙の本
ITWの浅野も出ます
2021/08/23 16:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:向日性の未来派娘 - この投稿者のレビュー一覧を見る
設定も特殊で、個人的にはいまいちハマらなかった。
Narcissusさんのあとがきで制作の裏話や、咎井さんとのBLのスタンスや好みの違いなどが書かれていたのは面白かったです。
紙の本
バッドエンド
2017/09/01 02:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:冬みかん - この投稿者のレビュー一覧を見る
BLとしてよりは犯罪小説として読んだ方が面白いかな。翻訳の宿命としてやや違和感のある言葉の使い方なのであまり入り込めなかったのが残念。
紙の本
タイトル買い
2017/04/15 00:43
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BluePerfume - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんとも言えない不気味な雰囲気で読んでいて軽く憂鬱になりますが、海外のドラマが好きな方にはオススメです。
紙の本
父
2022/05/17 05:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
ちょっと気合いいりそうな本だったので
結構長い間積ん読状態にしてしまいました。
ようやく手に取って読みましたが
やはりかなり抉られる作品です。
この作品のジャンルをBLとして扱って良いのかという疑問はあります。
(むしろクライム小説として読む方がしっくりくる)
また、翻訳ものなので独特な文と内容だと思うので
日本のこのジャンルのもつ予定調和ではないので要注意です。
(わたし的にはそこは問題なかったですけれどね)
23年間知らなかった父へのガブリエルの思いがすさまじい。
どうしてそこまでと思わないでもないのですが
ぽっかりあいていた彼の心の空白に彼が気がついてしまったって
ことなのでしょう。
母は彼に何も伝えず、彼女の死で彼は父の存在を知ることになる。
その名前がまた印象的「ウリエル」
そして母が息子につけた名前が「ガブリエル」
これは母が意図してつけたと思うのですけれどね。
ガブリエルはサイコパスです。
自分が得られなかった父という存在を求めて
彼の住む土地へ移り、彼が住む家の側に住み、
ゆっくりと近づき、周到に準備して拉致監禁。
「甘さ」はどこにもありません。
肉体的にも精神的にもがしがしと色々なものを抉ってきて痛い。
そして、最後に至るまで。
もうあそこまでいったら結末は決まっているようなものなので
そこは粛々とウリエルと同じような気持ちになって受け入れてしまいます。
甘さはまったくないのですし
ただただ、監禁の末の陵辱です。
(しかも父子だ)
暴力でしかない。
それでもガブリエルは「満ち足りて」しまうのだ
それが切なくてつらい。
ガブリエルの人生に欠けていた父という存在
実際に存在していたことを知ってしまったことで
それまでの全てのキャリア(人生すべて)を捨ててしまえるまでになる心持ちが痛い。
多分知らなかったら、警官としてのまっとうな人生を歩んでいるのだろうなぁって思うとなおさらです。
精神科医の浅野が、
もう一人の息子であるフィリップと死んでしまったウリエルの気持ち
そしてガブリエルの心持ちを
ひもといて、この作品は輪になっています。
そして指輪の意味も。
甘さはまったくないのですが
それでもガブリエルがウリエルを入浴させるシーンは
嗜好的にきゅんとしてしまいましたし
指輪に関しても切ない思いを感じました。
フィリップの葛藤と共に。
巻末に掲載の掌編は事件から数年経ってします。
「Between the Devil and the Deep Blue Sea」
4年後にフィリップが浅野克哉に会いに来る
なんか・・・フィリップが朝野に対しての思いがまた可愛らしい。
でも、これは『ITW』の事件の直前・・・
フィリップの可愛らしさとこの先にちょっと気持ちが乱される掌編でした。
本編はとても力がいる(心が抉られる)作品なので
弱っているときは読めないかな・・・と。
余談ですが・・・
タイトルがもうネタバレだよねということと
表紙は・・・最初ガブリエルだと思ってちょっと???になりましたとだけ
記しておきます。
☆4.5