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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.3 11件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2014/05/25
  • 出版社: アルテスパブリッシング
  • サイズ:20cm/243p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-86559-000-5

紙の本

すごいジャズには理由がある 音楽学者とジャズ・ピアニストの対話

著者 岡田 暁生 (著),フィリップ・ストレンジ (著)

クラシックの音楽学者が、知性派ジャズ・ピアニストに弟子入り。誰もが知る名演を題材に、ジャズの奥義を学ぶ。名演の構造がわかる、分析的ジャズ入門。【「TRC MARC」の商品...

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すごいジャズには理由がある 音楽学者とジャズ・ピアニストの対話

税込 1,980 18pt

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商品説明

クラシックの音楽学者が、知性派ジャズ・ピアニストに弟子入り。誰もが知る名演を題材に、ジャズの奥義を学ぶ。名演の構造がわかる、分析的ジャズ入門。【「TRC MARC」の商品解説】

日本を代表する音楽学者・音楽評論家の岡田暁生がついにジャズ界に殴り込み!?
「録音や人間関係にまつわるエピソード」ではなく、あくまでも音楽そのものに即して、モダン・ジャズの巨人たちの「すごさ」を分析する。
指南役は岡田の師でもあるジャズ・ピアニストのフィリップ・ストレンジ。
キース・ジャレットについての論文で博士号を得、シェーンベルクやストラヴィンスキーなど20世紀音楽全般に通ずる「知性派ジャズ・ピアニスト」は、“あの”名演の魅力をどう解明するのか──。
アート・テイタム、チャーリー・パーカー、マイルズ・デイヴィス、オーネット・コールマン、ジョン・コルトレーン、ビル・エヴァンズ──
6人のジャズ・ジャイアントが何を考えてプレイしていたのかが、いま明らかになる!【商品解説】

目次

  •  読者のみなさんへ──[フィリップ・ストレンジ]
  •  はじめに──[岡田暁生]
  • 1 アート・テイタム “ザ・モダン・ミュージシャン”
  • 2 チャーリー・パーカー モダン・ジャズの“父”
  • 3 マイルズ・デイヴィス モティーフ的思考
  • 4 オーネット・コールマン 自由
  • 5 ジョン・コルトレーン 自由とプロセスとしての音楽
  • 6 ビル・エヴァンズ スコット・ラファロとの異次元のアンサンブル
  • 終章 ジャズにはいつもopen spaceがある

著者紹介

岡田 暁生

略歴
〈岡田暁生〉1960年京都生まれ。大阪大学大学院博士課程単位取得退学。京都大学人文科学研究所教授。
〈フィリップ・ストレンジ〉1960年テキサス生まれ。アリゾナ州立大学で学ぶ。ジャズ・ピアニスト。元マイアミ大学講師。

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書店員レビュー

ジュンク堂書店プレスセンター店

笑えるジャズ本

ジュンク堂書店プレスセンター店さん

楽譜やコード進行などが書かれているので、素人にはつらいかも知れない。
ただし対話はその逆で親しみやすい。
装丁は平野甲賀さん。

みんなのレビュー11件

みんなの評価4.3

評価内訳

  • 星 5 (5件)
  • 星 4 (4件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

ビル・エヴァンズは「ジャズとは一分の曲を一分で作曲することだ」と言った。

2014/11/20 12:50

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:abraxas - この投稿者のレビュー一覧を見る

ビバップからフリー・ジャズまでの代表的なミュージシャンを取り上げて、そのどこがジャズとして「すごい」のかを説き明かす。冒頭から譜例やらコードネームやらが頻出するので、初心者にはとっつきにくいかもしれないが、You Tubeに関連動画があり、ストレンジ氏が実際にピアノを弾きながら解説してくれている。

誰それのジャズが好き、でもそのどこがすごいのかはよく分からない、という人はけっこういるのではないだろうか。数多ある名曲名盤のなかで、なぜその人のその演奏が自分にとって他の演奏者のものとはちがって聴こえるのか、素人には分かりにくいところだ。ジャズの本は多いが、ジャズメンたちの奇矯な逸話や実際に耳で聴き目で見た演奏時のエピソードといった情報に終始し、音楽それ自体について詳しく論じたものは割と少ない。

ジャズの定義を問われたビル・エヴァンズは「ジャズとは一分の曲を一分で作曲することだ」と言ったそうだが、同じ曲名でも、演奏者が異なれば、全くちがった曲に聴こえるのがジャズだ。アドリブの即興性にこそ、ジャズの本質がある。この本の特徴は、一人ひとりのプレイヤーの創り出す音楽を構造的にとらえているところだ。選び抜かれたのはアート・テイタム、チャーリー・パーカー、マイルズ・デイヴィス、オーネット・コールマン、ジョン・コルトレーン、それにビル・エヴァンズの六人。

本を書くに至った意図の意義はわかるが、音楽を言葉で説明するのは、やはり隔靴掻痒の感が強い。譜面が読める素養のある読者は別だが、一般の読者にとって正直読んだだけではよく分からない、というのがほんとうのところ。読んでいてよく分かるのは、「彼らビバップのピアニストの発想は、右手がサックスで、左手が伴奏のイメージなんですね」といったところや、「アート・テイタムのピアノのモデルはオーケストラです。(略)彼は両手を四声で考える。右手の小指がメロディ(ソプラノ)、右手の親指がアルト、左手の親指がテナー、左手の小指がベース」といった具体的な解説だ。

個人の逸話からは距離を置いたつもりでも、やはりジャズメンに楽屋話は欠かせないようだ。白人ということで、コルトレーンがビル・エヴァンズをいじめたとか、マイルズが(ジョークかいじめか)エヴァンズに、「オレのバンドには昔からの伝統がある。新入りは必ずメンバー全員にオーラル・セックスをするんだ。どうだ、オマエにできるか?」と尋ねた時、エヴァンズが時間をとって考えて「それは無理だと思います」と答えた。それ以来マイルズはエヴァンズに一目置くようになったとか。マイルズという人は音楽的にはともかく、人間としては、かなりエキセントリックな人のようだ。

そのマイルズがオスカー・ピーターソンが大嫌いだった理由。「ある和音進行が出てくると、よく同じパターンで処理してしまう。曲と全然関係ない、自分のパターンの展覧会」だから。キース・ジャレットは「指のパターンから逃げたい」と言っている。指のパターンでやったのでは音楽にならないからだ。人間的にはどうあれ、こと音楽に関しては、マイルズは厳しかったようで安心した。

ストレンジ氏の実演と解説のほかに、関連する曲のリストがネットに上げられている。こちらの方はただの愛好家にもお勧めできる。マイルズ・デイヴィスのストックホルム・ライブにおけるコルトレーンの渾身のソロが、ワン・クリックで聴けるなんて、すごい時代が来たものだ。伝説的なピアニスト、アート・テイタムの超絶のピアノ・テクニックもここで聴ける。本と一緒に愉しんでもらいたい。

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