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漱石「こころ」の言葉 (文春新書)
明治を代表する文豪、漱石。遺された小説、随筆、評論、書簡、俳句、漢詩等にも百年後を生きる我々の指針となる言葉があふれている。ユーモアと真理に満ちた234のメッセージを厳選...
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漱石「こころ」の言葉
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商品説明
明治を代表する文豪、漱石。遺された小説、随筆、評論、書簡、俳句、漢詩等にも百年後を生きる我々の指針となる言葉があふれている。ユーモアと真理に満ちた234のメッセージを厳選した名言集。【「TRC MARC」の商品解説】
「辛くなったら漱石先生に聞こう!」
代表作「こころ」の新聞連載から百年を機に、またまた「ブーム」の様相を呈している夏目漱石。彼は単なる小説家である以上に、人生を探求する哲学者であり、文明批評家であり、さらには、頑固で短気で癇癪持ちといったイメージとは裏腹に、若い門弟や友人の相談にのって的確なアドバイスや励ましを与える慈父のような存在でした。遺された小説、随筆、評論、書簡、俳句、漢詩等にも、百年後を生きる私たちの指針となる言葉があふれています。
「人を観よ。金時計を観るなかれ。洋服を観るなかれ。泥棒は我々より立派に出で立つものなり」
「余計なことをいわずに歩行いていれば自然と山の上へ出るさ」
「本を読むばかりで何にもできないのは、皿に盛った牡丹餅を画にかいた牡丹餅と間違えて大人しく眺めているのと同様だ」
「あなたの生涯は過去にあるんですか、未来にあるんですか。君はこれから花が咲く身ですよ」
「夫婦は親しきを以て原則とし、親しからざるを以て常態とす。君の夫婦が親しければ原則に叶う。親しからざれば常態に合す。いずれにしても外聞はわるいことにあらず」……。本書は、ユーモアと真理に満ちた234のメッセージを厳選した名言集です。ご一読いただけば、文豪が「あなたの心の師」と感じられることでしょう。【商品解説】
著者紹介
夏目 漱石
- 略歴
- 〈夏目漱石〉慶応3〜大正5年。東京生まれ。帝国大学文科大学英文科卒業。第一高等学校、東京帝国大学で教鞭を執るかたわら、「吾輩は猫である」「坊っちゃん」を執筆。ほかの著書に「こころ」など。
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