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商品説明
国際社会を法的に組織するための国際連合や国際司法裁判所は、秩序をもたらす実効を発揮していない。国際法上、自衛権はどう規定されるべきかを論考する。【「TRC MARC」の商品解説】
国際社会を法的に組織する国際連合や国際司法裁判所は秩序をもたらす実効を発揮していない。国際法上、自衛権はどう規定するべきか。【商品解説】
目次
- 第一章 伝統的国際法学における自衛権
- 第一節 自衛権に関する先例の研究
- 第二節 先例研究から抽出される自衛権の意味
- 第二章 第一大戦後の新自衛権概念
- 第一節 両大戦間の条約と自衛権
- 第二節 国際連合憲章と自衛権
- 第三節 新自衛概念の発生理由及び特徴
- 第四節 新自衛権概念の批判
- 結論
著者紹介
田岡 良一
- 略歴
- 〈田岡良一〉京都大学名誉教授。
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紙の本
名著である。
2015/09/30 17:52
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タヌ様 - この投稿者のレビュー一覧を見る
集団的自衛権限定行使のの国会審議では自衛隊員のリスク高くなるとか、奇妙な安全保障審議が行われていると思ったら、徴兵制から戦争法案へと暴走していった。
与野党間では自衛権についてまともな議論ができない国なのだなと。
長い間入手困難であったの誉れ高い名著の時期を得た復刊は大変ありがたい。本書は自衛権概念の変遷、正当防衛一点張りではなく具体的な事例はいつどう起きうるかわからない状況での緊急避難とも言うべき性質を示している。
現代ではもはや夢物語ですらあるが執筆当時は国際社会の正統な強制力を持つ軍の存在が語られていた。その形成されないまま今日であり、時代背景におおきな進展はなく本書の価値は継続している。