- カテゴリ:一般
- 発売日:2014/07/20
- 出版社: 日経BP社
- サイズ:21cm/280p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-8222-5029-4
読割 50
紙の本
ブラックスワンの経営学 通説をくつがえした世界最優秀ケーススタディ
著者 井上 達彦 (著)
統計的分析ではわからない因果関係を解明する方法とは? 世界で最も影響力のある経営学会、アカデミー・オブ・マネジメントが選んだ最優秀論文から、意外性に満ちあふれた知識を選り...
ブラックスワンの経営学 通説をくつがえした世界最優秀ケーススタディ
ブラックスワンの経営学 通説をくつがえした世界最優秀ケーススタディ
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
統計的分析ではわからない因果関係を解明する方法とは? 世界で最も影響力のある経営学会、アカデミー・オブ・マネジメントが選んだ最優秀論文から、意外性に満ちあふれた知識を選りすぐって紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
ここに、1つの逆説的な事実があります。前述したようにマネジメントの学会では、現在の統計学の大ブームが起こる前から統計学をベースにした研究が主流であり、多くの論文が学術雑誌に掲載されてきました。記憶に残らないような示唆しかもたらさない仮説であっても、それを検証できれば掲載されるという統計調査の方が有利で、掲載比率では、全体の約9割を占めています。つまり事例研究の掲載比率は1割にも満たないのです。量的には存在感が薄いといえるわけです。
しかし、その反面、ベストアーティクルとして学会賞を受賞するような論文となると、事例研究の存在感がぐっと増します。最近の傾向を見ると、米国の学会、アカデミー・オブ・マネジメントが発行する『アカデミー・オブ・マネジメント・ジャーナル』(Academy of Management Journal、通称AMJ)では約50%が事例研究によるものです(2000年代から2013年現在)。マネジメント関連で、権威ある学術雑誌として名高い『アドミニストラティブ・サイエンス・クオータリ』(Administrative Science Quarterly、通称ASQ)では、発行後の5年間の影響力を評価して最優秀論文賞を決定しますが、受賞論文の約70%を事例研究が占めています(2000年以降から現在)。
(中略)【商品解説】
目次
- 第1章 「UFOが来る」と信じる人にも理由がある
- 因果関係を解き明かす事例研究の力
- 第2章 凋落した教会で起きた「例外的な再生劇」
- 通説を覆した「たった1つの事例」
- 第3章 新聞社の意思決定に生じた「ねじれ現象」
- 脅威に直面したときの「慣性の法則」
- 第4章 ハリウッド脚本家の「創造性判定」
著者紹介
井上 達彦
- 略歴
- 〈井上達彦〉神戸大学大学院経営学研究科博士課程修了(経営学博士)。早稲田大学商学学術院教授。専門分野は、競争戦略とビジネスシステム(ビジネスモデル)。経営情報学会論文賞受賞。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む