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靖国参拝の何が問題か (平凡社新書)
著者 内田 雅敏 (著)
世界はなぜ、靖国神社参拝に懸念を抱くのか? 中国・韓国の批判はただの言いがかりなのか? 批判されているのは追悼行為ではない。参拝の思想や先の戦争は正しかったという聖戦史観...
靖国参拝の何が問題か (平凡社新書)
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商品説明
世界はなぜ、靖国神社参拝に懸念を抱くのか? 中国・韓国の批判はただの言いがかりなのか? 批判されているのは追悼行為ではない。参拝の思想や先の戦争は正しかったという聖戦史観を解説し、問題に迫る。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
内田 雅敏
- 略歴
- 〈内田雅敏〉1945年生まれ。早稲田大学法学部卒業。弁護士。日本弁護士連合会憲法問題対策本部幹事。西松安野友好基金運営委員長。著書に「「戦後補償」を考える」など。
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本書は「反日・亡日」本でした
2014/09/13 21:01
8人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
よくある典型的な靖国神社否定本です。新鮮味はありません。
靖国神社を、あらゆる角度から否定。加えて、従軍慰安婦に関する河野官房長官談話の検証を妄言(58ページ)とし、尖閣問題は棚上げにし共同利用・共同開発をしろ(204ページ)、天皇の戦争責任を問うべき(176ページ)等々、まさに中韓の代弁者です。古臭いインテリの特徴ですが、何故こうも中韓寄りの「反日」なのでしょうか?靖国にかかる主張に異論はありませんが、本書は朝日新聞からの引用も多く、「反日」本でしたので、読後感は最悪でした。
さて、3冊の靖国関連新書を読み終わりました。同じ題材を多様な視点で知ることができ面白かったです。色々な意見を理解した上で、自分の考えを整理することが大事と思いました。
「反日」を国是とし、「カネまでよこせ」と主張する中韓へ譲歩する必要は一切ありません。従軍慰安婦と称している人への謝罪は無駄ですし、竹島・尖閣での譲歩もありえません。ただ、靖国史観だけは許容できません。太平洋戦争の正当化・A級戦犯の美化は愚の骨頂ですし、天皇が参拝できない靖国神社に存在価値はありません。
親に戦争体験があれば、親から靖国の胡散臭さを聞いているでしょう。ところが戦争経験者が高齢で少なくなり、トンデモ論のはずの靖国史観に賛同する若者が増えているようで、右翼政治家に利用される懸念があります。だからこそ、現代史を学校できちんと教えるべきです。
ちなみに、私の父は15歳の時に義勇兵を志願しましたが叶わず、B29からの焼夷弾で家を焼かれ、学校で防空壕を掘っていた時に終戦を迎えました。そして戦後は、英語もわからないのに、米軍基地で靴磨きをしていたようです。そんな父は、『「天皇陛下万歳!」や「靖国で会おう!」のようなキャッチフレーズで踊らされ、大本営発表に騙され、日本国民は死んでいった』と無謀な戦争を始めた東条英機以下の戦争指導者を絶対に許さないと心底恨んでいました。また、A級戦犯合祀も「国民を馬鹿にするな!」と怒っていました。