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商品説明
ビジネスシーンで困ったときに使える言い訳が、ふだんの言葉から引ける辞典。心からのお詫びを伝え、マイナス分を取り戻すためのフレーズや、言いにくいことを的確に伝えるためのフレーズなどを紹介します。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
村上 英記
- 略歴
- 〈村上英記〉東京大学大学院修了。敬語アドバイザー。メールマガジン『ビジネスマンのわかりやすい!基礎敬語講座』を開始。著述業、全国各地への講演等でも活躍。著書に「ビジネスメール言い換え辞典」他。
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紙の本
その場、その人に合った正しい言い訳のスキルを磨けて、身につく活用本
2014/09/27 19:02
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:星の砂 - この投稿者のレビュー一覧を見る
私は、トラブル、ミスなどを起し、相手に迷惑をかけたとき、“言い訳下手”なので、相手に嫌な思いをさせる前に、謝罪しやり過ごすことが多い。著者は、「ミスの原因を分析し、リカバリー方法や再発防止方法を考え、それを言葉にするのが「言い訳」です」というように、自らの成長を促し、周囲との信頼関係構築に役立てて、会社の利益にもつながる《ビジネススキルとしての言い訳》は「“必須のスキル”」だという。困ったときに使える言い訳や言い換えは、ビジネスシーンだけではなく、どんな場面にも役立つのではないかしら。
本書は、【第1部 上手な“言い訳”のコツと基本:1できる人の「言い訳」のコツ/2どう切り返す?社内で使える言い訳】、【第2部 窮地を脱する“言い訳”~防御編(ディフェンス):3ミスをしたとき/4困った状況を訴えたいとき/5日時を守れないとき/6質問に答えられないとき/7指摘されたとき/8電話・メールで困ったとき】、【第3部 角を立てない“言い訳”~攻撃型(オフェンス):9反論したいとき/10依頼・提案を断りたいとき/11依頼・相談を持ちかけるとき/12相手に注意したいとき/13相手を不快にさせたとき/付録 褒められたとき/索引】と構成されている。本書の《ふだんの言葉、フレーズの使い方の解説、フレーズを使った例文、NG例[または△例]、○例、◎例》とその場にふさわしいフレーズと解説、文例がすぐに見つかるように構成していて見やすくて親切。他に、《こんな表現もOK!》、《こんなときどうする?》、《ワンランク上の[知っておくと便利な例文-]》、《column[-間違えやすい敬語の使い方や注意点を中心に解説]》と、言い訳の使い方を詳しく解説し紹介している。私自身ミスが多いほうなので、ミスをした時に謝罪するときに使える様々な言い訳や言い換えの表現を身につけたかったので大変勉強になった。
著者は、「「言い訳」は原因や責任の所在をうやむやにしてしまったり、問題解決の妨げになったり、当事者の反省・成長につながらない。「言い訳は時間の無駄だ」という考え方もあります。しかし、ビジネスでは「言い訳」が必要になるシーンが必ずあります」とあるように、仕事の期日を守れない、ミスをしてしまったときなど、不適切な言葉や、間違った敬語表現を使ってしまうと、相手からの信頼を失ったり、その後の仕事に大きな支障をきたすことも考えられる。だからこそ、「正しい言い訳はビジネスパーソンにとって一人前になるための“必須のスキル”だといえる」という。だが、「決まりきったフレーズや気に入った言い訳を使い回すのではなく、その場、その人に合った言い訳をすべき」という言葉を忘れてはいけないだろう。正しい言い訳を磨いても、言い訳を重ねては、人間性に問題アリのレッテルを貼られかねないからだ。本書の正しい言い訳を理解することは、公私共に円滑な人間関係を構築していけることにも繋がるはず。私自身、“言い訳上手”になるために、本書を活用していきたい。