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紙の本
米軍と人民解放軍 米国防総省の対中戦略 (講談社現代新書)
著者 布施 哲 (著)
中国海軍の「本当の実力」と「アキレス腱」、自衛隊に課せられた役割と米軍の反撃作戦とは…。中国の軍事能力に対する米国の対応や米中の軍事を通した駆け引きなどを動的に描き出す。...
米軍と人民解放軍 米国防総省の対中戦略 (講談社現代新書)
米軍と人民解放軍 米国防総省の対中戦略
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商品説明
中国海軍の「本当の実力」と「アキレス腱」、自衛隊に課せられた役割と米軍の反撃作戦とは…。中国の軍事能力に対する米国の対応や米中の軍事を通した駆け引きなどを動的に描き出す。【「TRC MARC」の商品解説】
本書の第4章「米中衝突2030」では、台湾海峡危機と南シナ海危機に端を発する、日本と台湾を巻き込んだ米中の武力衝突を、「戦争シミュレーション」という形で描いている。日本にとって最悪のシナリオとは? 中国海軍の「本当の実力」と「アキレス腱」、自衛隊に課せられた役割と米軍の反撃作戦とは――。アメリカが想定する米中紛争シミュレーションをもとに、「集団的自衛権」後の安全保障を考える。(講談社現代新書)
中国海軍の「本当の実力」と「アキレス腱」、
自衛隊に課せられた役割と米軍の反撃作戦とは――。
アメリカが想定する米中紛争シミュレーションをもとに、
「集団的自衛権」後の安全保障を考える。
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本書の第4章「米中衝突2030」では、台湾海峡危機と南シナ海危機に端を発する、日本と台湾を巻き込んだ米中の武力衝突を、「戦争シミュレーション」という形で描いている。
「見えない攻撃」にさらされる日米…発火点としての南シナ海、中国製端末に仕込まれていたマルウェア、実弾演習を装った奇襲…
在日米軍基地を襲うミサイル攻撃…人民解放軍が標的とするもの、迎撃を阻んだ自衛隊のDNA、在日米軍基地へのミサイル攻撃、嘉手納攻撃…
人民解放軍が日本上陸…特殊部隊によるゲリラ戦術、全国各地を襲った一斉攻撃、東京湾に敷設された機雷、F‐22 vs.Su‐30、航空自衛隊の苦闘…
米軍の視点から見た具体的なシナリオを紹介することによって、人民解放軍の現在と将来に関する読者の方々の理解が、もっとも進められると思うからだ。
今後のアジアの将来を決めるのは米国と中国であることは間違いないだろう。日本はその米国に国家安全保障を依存し、物理的には米中の狭間に位置しながら経済的、軍事的に膨張する中国のパワーと最前線で対峙している。
質量ともに日本が単独で中国のパワーと対峙できる局面はとっくに過ぎ、米国の軍事力や影響力を日本のパワーとして取り込んでいくことが死活的な利益と言える。
その意味で米国、とりわけ米軍が中国をどう捉えているのか、という視点は日本の国益に直結すると言っていい。
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【おもな内容】
第1章 米中パワーゲームの「実態」―米国が狙う経済的利益と中国の本音
第2章 人民解放軍の脅威―中国「A2/AD」能力の全貌
第3章 米軍の作戦コンセプト―「エア・シー・バトル」とは何か
第4章 米中衝突2030【商品解説】
目次
- はじめに――戦争シミュレーションは無意味か
- 日本の国益に直結する「米国の視点」/本書の限界/日本にはない米国の私的厚み
- 第1章 米中パワーゲームの「実態」――米国が狙う経済的利益と中国の本音
- 1 不信と悲観に満ちた中国の対米観
- 2 グローバル・コモンズという安全保障問題
- 第2章 人民解放軍の脅威――中国「A2/AD」能力の全貌
- 1 人民解放軍という組織
- 2 「海洋強国化」の背景
- 3 海軍「本当の実力」と「アキレス腱」
- 4 弱者の「切り札」
著者紹介
布施 哲
- 略歴
- 〈布施哲〉1974年東京生まれ。防衛大学校総合安全保障研究科修了(国際安全保障学修士)。テレビ朝日政治部記者。
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米軍と人民解放軍の戦略をやさしく解説
2015/02/02 18:32
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:YK - この投稿者のレビュー一覧を見る
尖閣諸島や、南シナ海で活動を活発化させている中国。その中国で勢力を拡大しつつある人民解放軍について、その強みと弱みはどういう点であるのか、現状を踏まえて2030年ごろまでの時間軸で分析。なぜアメリカは日本との同盟関係を重視するのか、自衛隊・アメリカ軍の装備は対人民解放軍という構図で見たときに適正な整備がなされているのか、もし対中国との紛争が勃発した場合にアメリカはどのように対処するプランを検討しているのか、そのプランの中での日本の位置づけは?など中国との安全保障に関わるニュースに触れる際の予備知識としての現状分析が非常に分かりやすく整理されています。