「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
読割 50
紙の本
東京語の歴史 (講談社学術文庫)
著者 杉本 つとむ (著)
古代の東国方言と都ことばを比較し、近世江戸弁が政治の中心地ゆえに日本各地のことばと融合して江戸語を形成するさま、やがて東京語へと発展しながらも標準語の整備によって生きた言...
東京語の歴史 (講談社学術文庫)
東京語の歴史
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
古代の東国方言と都ことばを比較し、近世江戸弁が政治の中心地ゆえに日本各地のことばと融合して江戸語を形成するさま、やがて東京語へと発展しながらも標準語の整備によって生きた言葉を失っていく過程を描く。〔中央公論社 1988年刊に大幅に加筆〕【「TRC MARC」の商品解説】
東訛りから江戸弁、そして東京語へ。その言葉は後に、人為的な「標準語」と、生活に根差した東京「方言」との間を揺れつづけなければならなかった。古代の東国方言のあり方、近世江戸弁が政治の中心地ゆえに日本各地ことばと融合し江戸語を形成するさま、そして標準語を整備される過程で生きた言葉の多くを犠牲にする東京語。その歴史を源内、西鶴はじめ豊富な資料で描き出す。(講談社学術文庫)
東訛りから江戸弁、そして東京語へ。その言葉は後に、人為的な「標準語」と、生活に根差した東京「方言」との間を揺れつづけなければならなかった。
古代の東国方言のあり方、近世江戸弁が政治の中心地ゆえに日本各地ことばと融合し江戸語を形成するさま、そして標準語を整備される過程で生きた言葉の多くを犠牲にする東京語。
その歴史を源内、西鶴をはじめ豊富な資料を駆使して描き出す。【商品解説】
目次
- まえがき
- 序 章 日本語のなかの東京語
- 第1章 古代日本語と東国方言
- 1 古代東国人とその言語生活
- 2 古代の東京語とその実態
- 第2章 古代語から近代語へ
- 1 田舎ことばと学僧
- 2 変革期の都と東国
- 3 東国方言とその世界
著者紹介
杉本 つとむ
- 略歴
- 1927年、横浜生まれ。早稲田大学文学部卒業。1971年より1997年まで早稲田大学文学部教授。1975年より国際基督教大学大学院言語研究科講師を兼任。オーストラリア国立大学客員教授、モスクワ大学招聘教授、国立民族学博物館研究員、北京日本学研究センター講師なども歴任。文学博士(東北大学)。
○主な著書:
『近代日本語の成立 コトバと生活』桜楓社出版、1960年。
『日本翻訳語史の研究』八坂書房、1983年。
『語源の文化誌』開拓社、1983年。
『江戸の博物学者たち』青土社、1985年(講談社学術文庫、2006年)。
『西洋人の日本語発見』創拓社、1989年(講談社学術文庫、2008年)。
『江戸の女ことば』創拓社、1985年。
『日本英語文化史の研究』八坂書房、1985年。
『解体新書の時代』早稲田大学出版部、1987。
『語源海』東京書籍、2005年。
『十八・十九世紀 日魯交流人物史話』東洋書店、2013年。
『杉本つとむ著作選集』全10巻、八坂書房、1998-99年。
その他、共編著、校訂・翻訳多数。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
電子書籍
江戸表で用いられてきた言葉の姿を時代毎に追う
2023/04/08 19:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る
箱根よりもこちらに住む方が
本書の頁に目を走らせれば、
自分が日頃使用している
幾つもの言葉が江戸時代の
史料に残している足跡を
発見することなるでしょう。