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紙の本
民話の世界 (講談社学術文庫)
著者 松谷 みよ子 (著)
赤神と黒神、福の神と貧乏神、つつじの娘…。民話に魅せられて、日本各地に採訪を重ね、やがて自分自身もそして誰もが民話の語り手であることを自覚してゆくまでの著者の心の過程、民...
民話の世界 (講談社学術文庫)
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商品説明
赤神と黒神、福の神と貧乏神、つつじの娘…。民話に魅せられて、日本各地に採訪を重ね、やがて自分自身もそして誰もが民話の語り手であることを自覚してゆくまでの著者の心の過程、民話の面白さ、豊かさを紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
赤神と黒神、福の神と貧乏神、つつじのむすめ、小泉小太郎、そして龍の子太郎……。語り継いできた祖先たちの生きた歴史世界にとどまらず、それまで聞き手であったわれわれが新たに語り手となりゆくことで広がる世界とは――。戦後児童文学における開拓者であるだけではなく、長く民話の採録・再話に取り組んだ著者が描き出す、民衆の〈語り〉とその豊穣の世界。
赤神と黒神、福の神と貧乏神、つつじのむすめ、小泉小太郎、そして龍の子太郎……。
語り継いできた祖先たちの生きた歴史世界にとどまらず、それまで聞き手であったわれわれが新たに語り手となりゆくことで広がる世界とは――。
戦後児童文学における開拓者であるだけではなく、長く民話の採録・再話に取り組んだ著者が描き出す、民衆の〈語り〉とその豊穣の世界。【商品解説】
目次
- ■第一部 民話との出会い――山を越えて
- 1 民話との出会い
- 2 狐の地図
- 3 祖先という言葉
- 4 水との闘い
- 5 食っちゃあ寝の小太郎のこと
- 6 信州が昔、海であったこと
- 7 なぜ民話というのか
- 8 「小泉小太郎」から「龍の子太郎」へ
- ■第二部 民話の魅力
著者紹介
松谷 みよ子
- 略歴
- 1926年東京生まれ。児童文学作家。戦時中の1943年、童話『とかげのぼうや』を執筆。戦後、坪田譲治に師事し、1951年に『貝になった子供』を出版。1955年、瀬川拓男と結婚後、ともに民話の採訪に取り組み、共著『信濃の民話』『秋田の民話』を皮切りに、民話の採録・再話をつづける。
『龍の子太郎』(国際アンデルセン賞優良賞)、『ちいさいモモちゃん』(野間児童文芸賞)以降のモモちゃんシリーズ、『いないいないばあ』以降の「あかちゃんの本」シリーズや「あかちゃんのわらべうた」シリーズ、『朝鮮の民話』全3巻、『私のアンネ=フランク』(日本児童文学者協会)、『あの世からの火』(小学館文学賞)など著書多数。民話に関する著作に『昔話十二か月』全12巻、『現代民話考』全12巻、『現代の民話』など。
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我が国の民話の豊饒な世界を紹介してくれる興味深い一冊です!
2020/03/23 09:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、戦後の我が国における児童文学開拓者であり、また同時に民話の採録・再話に献身的に取り組んできた松谷みよ子氏によって書かれた、民話にもつ豊饒な世界を生き生きと描いた興味深い一冊です。同書は、三部構成で書かれており、「第1部 民話との出会い」では、「祖先という言葉」や「食っちゃあ寝の小太郎のこと」や「信州が昔、海であったこと」などが、「第2部 民話の魅力」では、「象徴的に語ることについて」や「貧乏神のこと」や「ある夫婦愛について」などが、さらに「第3部 ふたたび山を越えて」では、「民衆が語ればすべて民話なのか」や「桃太郎と金太郎と」や「民話が移り変わっていくこと」などが分かり易く書かれています。ぜひ、我が国の民話についてもっと楽しみたい方には、同書はお勧めです!