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シフト 上 (角川文庫)
2049年、滅亡前の世界。新人議員のドナルドは、上院議員サーマンから極秘プロジェクトへの参加を依頼された。ドナルドがサーマンの娘アナと設計した地下施設が完成、全国党大会が...
シフト 上 (角川文庫)
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商品説明
2049年、滅亡前の世界。新人議員のドナルドは、上院議員サーマンから極秘プロジェクトへの参加を依頼された。ドナルドがサーマンの娘アナと設計した地下施設が完成、全国党大会が行われる中、上空で核爆弾が爆発した。一方、滅亡後の世界では、冷凍睡眠から目覚めたトロイが、サイロの責任者として「第一シフト」に入っていた。ミッションは秩序維持。必要なすべては、『秩序の書』に書かれ、伝承されていた。巨編『ウール』続編。【「BOOK」データベースの商品解説】
滅亡前の世界。議員のドナルドが設計した地下施設が完成、全国党大会が行われる中、核爆弾が爆発した。滅亡後、「第一シフト」に入るトロイのミッションは秩序維持。必要な全ては「秩序の書」に書かれていた。「ウール」続編。【「TRC MARC」の商品解説】
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サイロ内という閉鎖空間での気の遠くなるような時間の経過の中で、様々な矛盾が蓄積して限界に達し根本的革新という段階に入った時代を描いた
2016/12/12 10:45
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投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
3部作の2部まで読み終えて、これは凄い作品だと思えてはきたのですが、何しろ時間と場所があっちこっちに飛び、その都度登場人物も異なり(中には呼び名が変わっただけで同一人物もいるが)その関連が分かるのに苦労する。また、話の展開もなかなか仕掛けを見せてくれないため、途中でだれて嫌気がさしてくるのも難点。しかし、徐々に話が一つに収斂し始めてくると俄然面白くなってくる。これは、3部作まとめて一気に読むべき作品だと思う。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・内容、省略・・・・・・・・・・・・・・・
本作は、サイロ内という閉鎖空間での気の遠くなるような時間の経過の中で、様々な矛盾が蓄積して限界に達し根本的革新という段階に入った時代を描いた、402:ヒュー・ハウイー『ウール 上・下』(角川文庫、2013年9月25日、角川書店)の前段にあたる作品である。その時間感覚を知るために『ウール』を探したが何故か見つからない。不思議。止む無く本屋で調べたら、『ウール』では絶対年代は指定されていないようである。なお、この作品は、初めに『ウール』が書かれ、その好評により続編『シフト』が書かれ、その後完結編である『ダスト』が書かれたらしい。全体として、『シフト』が2049年から、完結編の『ダスト』が2345年ということで、約300年にも及ぶ遠大な物語となっているとのこと。