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100年予測 続 (ハヤカワ文庫 NF)
アメリカとイランが和解? 日本が軍事力を増強? 「影のCIA」の異名をもつ情報機関ストラトフォーを率いる著者が、2010年代を軸に、より具体的な未来を描く。3・11後の日...
100年予測 続 (ハヤカワ文庫 NF)
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商品説明
アメリカとイランが和解? 日本が軍事力を増強? 「影のCIA」の異名をもつ情報機関ストラトフォーを率いる著者が、2010年代を軸に、より具体的な未来を描く。3・11後の日本に寄せた特別エッセイも収録。〔「激動予測」(2011年刊)の改題〕【「TRC MARC」の商品解説】
大好評『100年予測』の著者が描くリアルな近未来! 震災後の日本に贈る特別序文付。【商品解説】
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100年予測ではなく、直近未来の予測である。
2017/04/29 11:21
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:コスモス - この投稿者のレビュー一覧を見る
「100年予測」の続編であるので「続・100年予測」というタイトルになっていますが、
具体的には、2010年代を軸にした直近の将来を予測しています。
そのため、100年予測よりかは現実に起こりうることが多いのではないかと思います。
「100年予測」は中長期的な視野で、「続100年予測」は短期的な視野で世界の動きを考えているので、セットにして読むのがいいのではないかと思います。
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次の10年
2019/02/11 16:52
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:H2A - この投稿者のレビュー一覧を見る
邦題はともかく、2011年に発表された次の10年の世界を予測した著作。100年という単位では国の指導者の決断が大きな影響を持つことはないが、10年程度なら影響を持つという。2001年のテロの後、アメリカが勢力均衡の原則を忘れガムシャラに無原則に他国を侵略したことを非難。アメリカは意図されずとも「帝国」だから、道徳律をふかざしながらも冷徹にマキャベリズズムを行使する必要があるとして、例えばメキシコの麻薬問題も撲滅は不可能だから、撲滅する振りだけするのが正しいとまで言ってのける。勢力均衡は自分の手を汚さずに、諜報や外交施策で実現するのが理想で、その延長佳手の武力行使だと断言する。その後で、ヨーロッパ特にロシアとの対処、ドイツ台頭への当て馬としてのポーランドテコ入れ(バルト3国は守れない)、イスラエルの牽制としてのイラン懐柔、インドに対するパキスタン、アフリカは当面有力な国民国家が生まれないから放置、将来台頭するであろうブラジルへの対抗としてアルゼンチンへの接近、などフリードマンの考える「勢力均衡」への具体策が臆面もなく披歴されている。憤慨する向きもあるだろうが、これが海外の識者のみる国際関係の実相なのだろう。前作ほどの面白さは欠けるが、世界を見る視座を補強するためにも読んで有益な快著だと思う。2011年の時点では、オバマの後に合衆国大統領にえらばれたトランプのちゃぶ台返しまでは予測できなかっただろうけれど。